10月中旬の平日の昼食です。この日は、県庁での午前10時からと午後1時からの2つの会議に出席。その合間を縫って訪れました。正午頃に到着すると店脇の駐車場5台分のうち4台分が空いており一安心。ただ、カウンター10席とその反対側に2席程度が用意された店内は、半分程の埋まり具合でしたので、そのほとんどは徒歩での来店が可能なご近所さんと推測されました。なお、当面の間、営業時間を午前11時から午後2時に、そして水曜日と木曜日を定休日とするとのお知らせが貼られていました。
スタミナラーメン(冷やし)大。私を含む同ロット6人中5人が冷やしを注文。また、この日もライスの販売はなし。とすると、スタミナ丼も販売停止だったのかな?
途中、店主さんが何度か指で加減を確かめながら6分程茹でられていた麺は、奥様によって水道水で締められ、1人分の配膳が終わる毎にざるから取り出され丼に盛付けられていました。
初めにプレーンなものを一口。太めに見え、表面からはつるつるさと反発力を感じ口の中ではもちもちさが伝わってきた、全体的になめらかと表現したい特長を有していました。
具材はキャベツと白菜と人参と南瓜とニラ、そしてレバ。
片栗粉でとろみが与えられ、重みのある甘さの中に一味唐辛子が効いてピリッとした餡。食後も暫くは口の中がポッカポカに。
そして時折、意図したものなのか焦げに由来する香ばしさも感じ取りました。
シャキッとした歯応えのキャベツ。ほっくりとした舌触りで、調味料からとは異なる穏やかな甘みを持った南瓜が印象に残りました。
臭みがなく生姜が僅かに香るレバの表面はカチッとしているも、
中は一転しっとりとした舌触り。
両隣の方を真似て全てを混ぜ込んで。
加水率高めながらも、とろみのある餡をしっかりと抱え込んでくれました。
餡の量がギリギリに思いましたので、もう少し増えたら嬉しいです。
こちらにも一味唐辛子を追加。
約9分で完食。スープが無い分、その醍醐味を存分に味わうなら冷やしだなと思いながら、私達と入替るように入店してきた店外で待機していた7~8人の若者の勢いによろめかされ、再び県庁へと向かいました。