9月の晦日、最後の夏休みを取得しました。午前中に都内で所用を済ませ14時過ぎに店頭に到着し20人の行列の最後尾へ。そこから後続に17人が続いた1時間後に入店ということと、試しに計った3ロット前のお客さんの入店から退店までの店内滞在時間が29分だったことから、土曜日より列の進みがのんびりしているように思いました。
大ラーメン(硬め)、大蒜少し脂+生卵。
麺丼。
2分間隔で2度に渡って鍋に投入され、硬めは一度目から5分後に、それ以外は9分後に麺上げされていました。この辺はお客さんの状況を見て調整したのかも?
液体油を帯びてテカテカとし細くボソッとした歯応えで、荒々しいと表現したい食感。噛み締めるとムギュッとした感触を覚えたのが硬めをリクエストした結果かと。
スープを纏って飴色に変化してもその性質は最後まで変わりませんでした。
当たりを発見。
野菜丼には野菜と豚と大蒜。
カラメが振りかけられた野菜は熱を保ったままで、バリバリと音を響かせます。
豚。
箸で圧をかけると表面にじんわりと肉汁が染み出してきた豚。
厚切りながら表面がフワッと優しい舌触りだった豚。
おまけはほぼ脂身でした。
液体油の層によって透明度が増したスープ。
厚い透明な層を抜けると醤油の味が支配する世界に。ただ、何度か口に運んでもしょっぱいと感じなかったのは豚出汁が裏方としての役割を果たし、全体にまろみを与えていたからかと。
翌日は仕事の為、控えめにした大蒜。
僅かに甘さを持つ固形脂は生卵丼に半分を移して。
生卵。
最終盤に口に運んだこともあり、どうしても重さを感じてしまい、上手に活用できませんでした。
約17分で完食。提供直後は余裕を持って食べ終えられそうと思うも、結局はいつもと同じ位の満腹感。次ロットの盛付中の店主さんと遅番助手さんにお礼を言い、17人の行列の横を通り過ぎ28分の滞在を経て退店しました。