LOTUS BLUE DIARY

インテリアとリビングと手作りのお話

豆がどっさり

2008-10-14 02:09:34 | ガーデニング
”秋田森のテラス”から、調布の“森のテラス”へ、
ドカッと、大きな袋に入った“豆”が届きました。

どう考えてもさばき切れない量なので、札を立てて“森のテラス”にいらっしゃるお客様に、
「どうぞ、ご自由にお持ちください。」としてみました。

こちらが、“森のテラスの豆屋さん”の様子です。



豆の食べ方をお教えして、欲しい方に持って帰っていただいてます。
(豆はまだドッサリありますので、来られる方どうぞ”森のテラスまでお越し下さい。)

青大豆は、5~6時間ほど水にふやかしておくと、プックリと3倍ほどの大きさになります。
薄皮を剥いて、昆布と塩を入れてお米といっしょにして炊くと、美味しい豆ごはんができます。(超かんたんです。)
塩ゆでしてサラダの具にするのも「アリ。」です。
胡桃は、ちょっと水をつけてローストすると、パカッと割れ目ができます。
二つに割って実を取り出したらOKです。
クラッシュしてサラダのトッピングにしたり、焼き菓子の具にバッチリです。
落花生は、殻から出したのを炒って薄皮を剥けば食べられます。
軽く塩をふれば、”ビールの友”に最適です。

ドッサリの豆は、食べても食べても減りません。
そうこうしてるうちに、秋田から“豆の第二便”が届いてしまいました。

鞘に入ったこちらの豆、何だと思います。



これ、”小豆”(あずき)なんですよ。

鞘を剥いて取り出すのは、それは手間のかかる仕事です。
しかし大地からの恵みは、ありがたく頂かなくてはいけません。
これから”茹で小豆”の製作に取り掛かろうと思います。



できたら、どっからか”臼”を調達して、来年の正月に“森のテラス”で餅つきがしたい、と私はもくろんでいます。

そのときまでに小豆でもっておいしい”ぜんざい”の煮方をマスターしなければいけないという使命を、私は持っています。

さて、うまく豆をさばくことができますかどうか・・・。
乞うご期待です。

ご近所できのこ狩り

2008-10-13 11:28:15 | ガーデニング
思いがけず”きのこ狩り”をしてしまいました。
それも、うちのご近所の空き地で。

森のテラスの裏のデッキのお向かいの空き地には、「毎年、必ずきのこが出る。」のだそうです。
金曜日の夕方、森のテラスにおじゃましましたら、
「ついに、きのこが出た。」と先生がおっしゃいます。

みると、空き地にたくさんのきのこが・・・。

「え、先生これ、毒きのこじゃないでしょうね。」
「だいじょうぶ、毎年食べてるから。」
ふーん、人体実験済みなら安心かな。
であるなら、「これは、採るしかないでしょう。」とばかりに、バケツを持ってきていきなり”きのこ狩り”となりました



私は子供の頃、父に連れられて”きのこ採り”に行くのが大好きでした。
腰にかごを付け、急勾配の山のきのこの出るスポットを目指して、
地面を這うようにきのこを見つけるという、かなり本格的な”きのこ採り”を仕込まれました。
採ったきのこは、”まつたけ”、”あかごけ”、”ねずみたけ”、”しめじ”といった超高級きのこです。
ですから私は、何を隠そう”きのこ採り名人”であり、”きのこ通”なのです。

今日採ったきのこは、今日のうちに食べなければいけません。
そこで、三日に分けてきのこを採ることにしました。



一日目に採ったきのこです。
大きなすり鉢一杯分のきのこを、さてどんなふうに料理しようかと考えました。

作ったきのこ料理は、
”きのこのオムレツ”、”チキンのソテーきのことクリームのソースがけ”、
粉チーズをたっぷりかけた”きのこのリゾット”、
”きのこのポタージュスープ”、あと写真以外に
”きのこと玉ねぎのコンソメスープ”、それに定番の”きのこのお味噌汁”、
それから”きのこと秋しゃけのホイル焼き”、
以上の8品です。

三日続けて、どっさりのきのこをことごとく料理して食べました。





空き地にはえていたきのこの9割が、
森のテラスのオーナーとスタッフの胃袋の中に消えてしまいました。

残りの一割は、狩らずに残しておきました。
その理由は、かさが開きすぎた大きいしめじは、あまりおいしくないからというのと、
一割残しておいた方が、来年また収穫できるだろうと見越したからです。

そんなわけで、来年もまた”きのこ狩り”ができるといいなと思う私でした。



からすうり が いっぱい

2008-10-10 08:50:58 | ガーデニング
出張から帰ってきて、”森のテラス”に顔を出しました。
ふとデッキを見ると、なにやらかわいい実がコロコロたくさん転がっているではありませんか。
「わあー、かわいいー。なんですか、これ。」と聞くと、
「からすうりだよ。」だそうです。



山田先生が、庭石を見に行ってらして、石屋さんの庭に成っていたのを頂戴したんだそうです。

色付く前の緑色の実には縞模様がありますが、
黄色、橙色になると縞はなぜか消えています。(不思議ー。)
この色とりどりなところが「なおさらかわいい。」と思えます。

食用ではありますが、実が小さくてどう考えても食べではありそうに思えません。
(きっと美味しくはないと思います。)
もっぱら鳥が好んでついばむらしいですが、
特にカラスが好むから”烏瓜”と呼ばれるのでしょうかね。

花屋さんに並ぶことはまず無い貴重な野生の実は、
アレンジして床に飾るよりも、このままのほうが似合います。
「しばらく、このまま、デッキに転がしておいてくださいね。」と、
山田先生にお願いしておきました。


2色の鶏頭

2008-10-07 08:50:19 | フラワーアレンジメント
"Kino"のギャラリーにもう一か所、花を生けました。

2色の”鶏頭”が、お花屋さんの店内でひと際鮮やかに
目を引いていました。
どちらか1色でなく、2色とも買うことにしました。
同じ色の葉ものを添えて、二つの色を強調するように生けました。



”鶏頭”は肉厚な花の姿が、鶏のとさかにそっくりなのでその名がつけられています。

私が生けた”鶏頭”は、“羽毛鶏頭”と呼ばれるもので、
やわらかい毛がまっすぐに上向きに房をなしているものです。
花の色は、赤、ピンク以外に、私が選んだ黄色、橙色があります。

ギャラリーや展示場に花を生ける時には、
ゴージャスになりすぎないようにしています。
お客様に「花がきれいですね。」と思っていただくよりも、
「いいお家ですね。」と思っていただきたいのです。
ですから、何種類、何色もの花をゴージャスに生けたりは決してしないで、
1種類か、2種類の花を、色を1色か2色に抑えて、
すっきりと生けるように心がけています。
あくまで家が主役で、そこにほんの少し季節の花を数輪生けて、
彩を添えたいと思っています。

毎月のように、どこかにお花を生けています。
ややこしい花の名前も何度か生けるうちに、自然と憶えるようになりました。
花を買うと、必ず花屋さんで花の名前を教えてもらってメモするようにしています。
でないとすぐに忘れてしまうので。

”鶏頭”は、誰でも知っている花の名のように思います。
私が小学生の時、学校の花壇に秋になると鶏頭やサルビヤが
たくさん咲いていたのを鮮明に憶えています。

ですから鶏頭は、あたりまえに秋の訪れを知らせる花の代表選手で、
見かけると、「へえ、もうそんな季節になったんだ。」と思わせてくれる
馴染みの深い花なのです。



つるうめもどき と おもちゃかぼちゃ

2008-10-06 10:01:04 | フラワーアレンジメント
和歌山県の"Kino"のギャラリーに、十月の花を生けました。

十月に入ると、気候はますます秋らしくなり、
花屋さんにはまた、私の好きな実ものの枝が入荷していました。

実もののなかでも”つるうめもどき”は、和の趣の強い枝です。



さまざまな枝ぶりの”つるうめもどき”の中から、一枝で充実した形の見事な枝を見つけました。
一目で気に入りました。
気に入ったはいいのですが、枝をギャラリーまで運ぶ車の中でハタと考えました。
「さて、花器をどうしよう。」
この枝に合う、水盆のような花器はないし、シリンダーにはぜったい生けられないし・・・。
しばらく考え「あったあった、あれあれ。」と思いだしたのが、
黒い大きなウッドボウルです。

ボウルの中に、オアシスを仕込み、石を重りにして倒れないようにします。
オアシスと石をシーブッシュ(流木)と木の葉で隠しました。

”つるうめもどき”の枝は、なんだか盆栽のような姿になりました。

同じマットブラックの"BUNACO"のトレーを敷いて、おもちゃかぼちゃを転がしました。
”つるうめもどき”の実のオレンジ色を強調したかったからです。

小さな実と野菜は、秋の実りそのものといった感じです。
"Kino"のギャラリーの空気を、たちまち”秋色”に変えてしまいました。

子供部屋のベッドメーク

2008-10-01 09:29:57 | インテリア
日建ホームさんのお家の、子供部屋の様子です。

カラースキームをどうしようかといろいろ考えたのですが、
かわいい水色のチェックを中心に、全体を水色で統一しました。



こちら実は、ベッドカバーではなくてシーツを使ってベッドメークしています。
無印良品で見つけ、おそろいの枕を合わせました。
フットブランケットは、同じ色のタオルケットを使っています。



ベッドサイドには、"TIN TIN"のコミックの数コマをカラーコピーしたものを
フレームに入れて飾りました。
自前の"TIN TIN"のフィギュアと、ブリキのおもちゃを一緒に置きました。
これで、ベッドルームのカラースキームができました。



こちらは、"Kino"のお家の子供部屋です。

いつも、ベッドカバーをどうするかは悩みの種です。
日本には、ベッドカバーがあまり売っていないからです。
日本人には、一般家庭においてベッドメークする習慣があまりないからなのでしょうか、
ベッドカバーというのは見つけるのが困難です。

ベッドカバーが見つからない時は、大きめのシーツを代用でベッドメークするか、
そうでなければベッドカバーを手作りしてしまいます。

こちらの子供部屋のベッドカバーは、手作りによる力作です。
幅の広い布が無いので、二枚はぎ合わせてミシンがけして作りました。
2色のヒッコリーストライプで、ツートーンになるようにしてみたのです。

こんな風に、あれこれ試行錯誤しながら、
いつも同じにならないよう、各公務店さんに喜んでいただけるよう、
手を替え、品を替え、ベッドメークを工夫しています。