LOTUS BLUE DIARY

インテリアとリビングと手作りのお話

茶室 瓢月亭

2009-12-18 09:36:46 | インテリア
腰を痛めてから、きょうでちょうど3週間が経ちました。
通院のかいあってか、ようやく完治のきざしが見えてきました。
自然治癒力というのは、ほんとうに凄いです。

さて、ご紹介したいと思っていた静岡旅行の続きです。

静岡県藤枝市岡部町の”玉露の里”にある、”瓢月亭”は
美しい数寄屋造りの茶室です。

風情のある門構えがこちら。



門をくぐると、茶室と庭が。



玄関を入ると正面には、円い地窓のむこうの坪庭に
瓢箪の形をくりぬいた石が据えられているのが見えます。

こちらの茶室は「瓢月亭」の名のとうり、いたるところに瓢箪の意匠がほどこしてあるのです。



玄関の靴脱ぎもこのとうり、瓢箪のデザインです。



こちらが主茶室の床の様子です。

ここにも瓢箪型の窓がありました。
”一期一会”の掛軸が、いかにもスタンダードでかえって好感を持ちました。



茶室の外は、すぐ池になっています。
この池も瓢箪の形をしているのだとか。
パッと見は解りませんが。



美味しいお菓子とお抹茶をゆっくり楽しみました。
茶室を出ようとして、玄関の引戸の取手も瓢箪の形をしているのに気がつきました。



最後に見つけた瓢箪がこちら。
外の常夜灯までが瓢箪の模様になっているのです。



ほかにも紹介しきれないくらい、あちらこちらに瓢箪を見ることができる
瓢箪づくしのかわいい茶室、「瓢月亭」です。

さすがは茶処の静岡ですね、と感激しきりの私と母でした。


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