LOTUS BLUE DIARY

インテリアとリビングと手作りのお話

えび坂の上の醤油屋さん

2011-02-12 09:13:15 | Weblog
えび坂を登り切ったところに、
昔からの醤油屋さんがあります。



店の屋号を示はずの看板には「味噌」「溜り」、そして「丸印と五」の紋があるだけ。



のれんにも「丸印と五」の紋と、「ゑび坂辻」「みそ屋」とあるだけです。
母曰く、通称「まるご」の名で呼ばれたり、氏が後藤さんなので「ごとう醤油」と呼ばれているそうで
はっきりとした店名は「知らない。」とのことです。

トレードマークの「丸印と五」のラベルの醤油が何種類も。



味噌も売っています。



味噌は量り売りもしています。



事務所の入り口に、電話番号の札がかかっていましたが、
「1,307番」とは、一体いつのものでしょうかね。

昔のボトルがディスプレーされていました。



容器がペットボトルになった今も、このトレードマークは変わっていません。

店内に火鉢が一つありました。



冬の長い高山。
寒い日には、火がやんわりと土間を温めてくれます。

天井をふと見ると、なにやら突起が。



どうやら二階には掘りごたつがあるようですね。

商売は、醤油と味噌一筋に、
暮らしは、昔ながらに。

こういうお店があるのを、なんだか嬉しく思います。

あっ、肝心の醤油の味ですが、
一度使ったら他の醤油が使えなくなる美味しさですよ。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
なんと素敵な‥! (‥kousaku!)
2011-02-16 00:08:01
○五の文字が良いですね。
暖簾といい‥建物のといい‥この風情、長い時代と共に
風格が醸し出されていて‥ほんとに素敵ですね。

こんな醤油屋さんがあるのですね。
まるでタイムスリップしたような感じで、
このまま江戸時代といっても納得してしまうのが‥
不思議です。

ペットボトルより昔のビンの方が何倍もイカシてます!
観ていたら、このビンに入った醤油が欲しくなりました。‥‥v( ̄▽ ̄;)v
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古いびんって (ながい)
2011-02-16 09:34:27
今のビンはスクリューキャップですが、
昔のビンは、栓のデザインがいいですよね。
ガラスに気泡が入っていたりするのも、いい。

昔は、ビンを捨てないで
醤油を買いに行くのに空きビンを持っていって
醤油を入れてもらったらしいですよ。
じょうごで醤油をビンに入れる光景って、
なんかよくありません。
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