新聞にあった記事である。
不安強いと認知症に
人生の中年期で過度な不安や他人への
嫉妬心を強く持つ女性は、アルツハイマ
ー型認知症(AD)を発症するリスクが高
まる、とスウェーデンのゴーセンバーグ
大学のリ一ナ・ヨハンセン博士らが医学
誌に発表した。
同博士らは、1968年に研究のため収集
された平均年齢46歳の女性800人を対象
に調査。 74年、80年、92年、2000年、
05年の計5回にわたり、ADの発症率な
どを調べた。 犬
その結果、中年期における不安や他人
への嫉妬心、不信感などのある人はAD
の発症リスクが高かった。特にそうした
傾向の強さ別に4グループに分けて比較
したところ、最も傾向が強い人は弱い大
の2倍も発症リスクが高かった。
以上。
わたしにとって最高の勝利は、
ありのままで生きられるようになったこと、
自分と他人の欠点を受け入れられるように
なったことです
これは、オードリー・ヘプバーンの言葉である。
彼女は、最高の勝利と言ったが、一つの幸せ
の形ではなかろうか。
つまり、「最高の勝利」を「最高の幸せ」と
置き換えても、可能ではなかろうか。
中年期における不安や他人への嫉妬心、不信
感などのある人は、ありのままに生きる。
自分や他人の欠点を受け入れる。という人生の
到達点を迎えることは厳しいだろう。
そういう意味では、老いて、絶望の日々に暮
らすとなれば、認知症になるという老後が
まっていても,不思議ではない。