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リタイアーのよもやま話

はじめの一歩

2011-11-27 23:59:38 | 音楽

 

You Tubeで、遊んでたら、この「はじめの一歩」が
見つかった。


わたしは、唱歌が好きだから、この手の曲も好きである。

いい歳をして、時折隠れて歌っていた。

 

新沢としひこ作詞・中川ひろたか作曲


小さな鳥が 歌っているよ
ぼくらに朝が おとずれたよと
きのうとちがう 朝日がのぼる
川の流れも かがやいている
はじめの一歩(いっぽ) あしたに一歩
今日から
何もかもが 新しい
はじめの一歩 あしたに一歩
勇気を持って大きく 一歩 歩き出せ

信じることを 忘れちゃいけない
必ず朝は おとずれるから
ぼくらの夢を なくしちゃいけない
きっといつかは かなうはずだよ
はじめの一歩 あしたに一歩
今日から
何もかもが 新しい
はじめの一歩 あしたに一歩
生まれ変わって大きく 一歩 歩き出せ

 


仕事は、不条理に不条理がからまる。どこまでが
真実で、どこまでが虚構だろう。

それを、もっともらしく、理屈付けをして、
自分を強引に騙し騙し、もしかして、周囲も
騙して。

行き詰まりを感じながも、日々は、仕事に追い立
てられて過ぎていく。

何事かができたことにしようと、自分に無理強い
をする。

そう、できたことにして、虚構の毎日が不本意に
も、積み重なっていく。

自分のどこかで、誰かが叫んでいる。いや、
悲鳴をあげている。

人生が終わってしまう。人生が終わってしまう。

どこからか、吹き出してくる焦る心で、どうにか
なりそうだ。

そんな苦しい時、時折、この歌を歌って、悲鳴を
あげる我が心をなだめる。

 

苦しいわたしは、

信じることを 忘れちゃいけない
必ず朝は おとずれるから

と、自分に向かって歌っていた。

 

苦しいわたしは、

ぼくらの夢を なくしちゃいけない
きっといつかは かなうはずだよ

と、自分に向かって歌っていた。

 

苦しいわたしは

はじめの一歩 あしたに一歩
勇気を持って大きく 一歩 歩き出せ

と自分に向かって歌っていた。


そんな日々が、忘却の彼方に少しずつ遠ざかって
いく。


近くで聴いていた同僚は、わたしの声をどう聞いた
のだろう?

そう、苦しいわたしは、いつも、自分に向かって
歌っていたのだが。

口外すると、ちょっと恥ずかしくもあるが、大切な
一曲である。

どんなにか、救われたろう。

 


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