中川昭一元財務相（５６）が突然、亡くなった

中川昭一元財務相（５６）が突然、亡くなった。

今回の衆院選で落選し、どんなにか沈痛な思いで
あったであろう。

彼は、祖父が町議していたことからすると、政治家として3代目にあたる。地元では、やはり名門であったであろう。


公式サイトでは、「十勝の総意として、私は否定された。」
と語り、又、訴え続けたこのままでは「十勝が危ない」「日本が危ない」が有権者に受け入れられなかった。とも言っている。

彼自身の不祥事もあったし、大きな時代の変わり目にあったことは、彼にとって、不運であった。

56歳という年齢で、このような不運にあうと立ち上がる
気力も萎えてしまうだろう。

ましてや、民主党の支持率の高さやその活躍をテレビ等で、これでもかこれでもかと報道されると、自分の時代が再び巡ってくるとは思えなかったのではなかろうか。

自分の落選した理由が理由だけに、政治生命が終わってしまったという絶望感は、相当なものがあったはずだ。

主義主張は別として、一個の人間として、彼の死に対して、悲しみを感じてしまう。