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リタイアーのよもやま話

三浦和人 - 遠い空

2009-10-08 22:30:50 | 音楽
三浦和人 - 遠い空


You Tubeでなにか聴いてみたいと思った。すると、「遠い空」を
思い出した。

(途中までしかないのは、残念だが。うまく、音楽を切っているのが
救われる。)

(どこかに、CDもあるはずだが)



わたしたちの原風景、「遠い空」。

わたしにとって、「卒業写真」と対をなす。

麦わら帽子の少年は、わたしたちのことだ。
麦わら帽子をかぶって泣いている少年もわたしたちのことだ。

見つからない捜し物、なくしたはずの数々のことがら。
ただ呆然としているばかりの存在も、わたしたちのことだ。
(もはや、人生の時計の針は、夕刻を示しているのに)


猛烈な勢いで、時代は想定もできないほどに、変化してきた。

自分の手に負えないほどに変わり果てた様を見て、
うろたえている。

(親族殺人が日常茶飯事になった。まさか、こういう
時代がくるとは。

必死になって、家庭をこさえてきたはずなのに。)




わたしたちの原風景は、地平線の彼方に消えかから
んばかりだ。

いや、わたしたちの頭の中からでさえ、薄れかけて
しまっている。

寂しい話しかな。


ところで、最近、自分の人生を、選択肢ごとに、シュミ
レーションしてみた。

すると、たいした人生でないと思ったこれまでの日々が、

凡愚の人生として、とんでもない躓きもなく、実は、
あまりにも幸運で、出来の良い最良の人生でなかった
かというとんでもない見方ができるようになった。

激変した時代に、できる奴もできない奴もみんな翻弄
されて、いったい誰が勝ち組か負け組かも、実は分から
なくなってしまった。

わたしちは、当面まだ余力がある。

わたしたちが、各々に「死への旅立つ日」に本当の
評価はなされると思うが。

誰が捜し物を見つけられるのだろう。
誰が、なくしたものに素直に、分かれを告げることが
できるのだろう。








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