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リタイアーのよもやま話

英国の高齢独居男性100万人に新たな社会問題化

2009-12-27 09:04:45 | 老後
ヤフーのニュースである。

英国で60歳以上の高齢独居男性の数が初めて100万人に達したことが、老人福祉団体「ヘルプ・ザ・エイジド(Help the Aged、高齢者助成会)」の調べで明らかになった。

このうち半数の50万人が「寂しさや孤立を感じる」と答えており、英国では寂しいお年寄り男性の増加が新たな社会問題となりそうだ。

高齢男性は同世代の女性と比較して、地域社会や家族との関係維持に苦慮する傾向がみられる。

高齢女性がサークル活動などの社会参加を楽しいと感じているのに対し、男性はこうした場に溶け込みづらいと感じていると、「ヘルプ・ザ・エイジド」の政策担当エイミー・スワン氏は語る。

スワン氏は、こうしたサークルは女性を対象としたものが多く男性が少数派となることから、男性に参加をためらわせていると指摘する。

さらに、離婚の増加による家庭崩壊も、高齢男性の孤立化の一因となっている。「ヘルプ・ザ・エイジド」の調べでは、孫に半年間も会っていない高齢男性は高齢女性の2倍もいるという。

こうした状況を受け、イバン・ルイス保健相も「平均寿命が延びる一方で、高齢者の間では認知症や心臓疾患が多く健康状態は良好とはいえない」と指摘。

高齢者ケアは21世紀の英国における「新たな児童保護」問題だと述べ、高齢者問題への注視を呼び掛けた。



高齢者問題は、先進国の共通の課題なのかも知れない。

長生きのリスクがこんなにもあったなんてね。

誰も想定していなかったなんてね。

それこそ、合成の誤謬だ。




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