ヤフーのニュースである。
がん進行を左右する仕組み、九大グループが解明
読売新聞 8月1日(月)9時47分配信
九州大生体防御医学研究所の鈴木聡教授(ゲノム腫瘍学)
らの研究グループが、がんの進行を左右するメカニズムに
「PICT1」というたんぱく質が関わっていることを突
き止めた。
生存率を高める新薬の開発につながる可能性があり、
1日、米科学誌電子版に発表する。
研究では、細胞核の核小体の中に、PICT1が存在
することを発見。
正常な細胞の場合、PICT1は「リボゾームたんぱく質」
と結合しているが、PICT1を消失させると、リボゾーム
たんぱく質が核小体から出て、がん細胞の増殖を抑制する
「p53」と結合し、p53の働きを活性化させることが
わかった。
また、がん患者のPICT1と生存率の関係も調査。
食道がんでは、PICT1が少ない患者の5年後の生存率
が1・7倍になり、大腸がんでも1・3倍になることが
確認された。
以上。
大変、嬉しいニュースである。
わたしたちが、若い頃、がんは、不治の病であった。
このような先進的な技術が開発され、がんの克服に
つながっていくことになればと思う。
また、このような技術が、日本人によって開発される
ということは、やはり、このうえなく、喜ばしくて
ならない。