金持ちはますます金持ちに 相続税も
固定資産税もなし、富豪に好都合な中
国のシステム
2013.2.13 11:02 (1/2ページ)[中国]
中国政府が昨年末までに提出すると約束
していた所得分配改革案がようやく発表さ
れた。
この改革案に盛り込まれた諸項目がすべて
実施に移されれば、所得格差の問題は間違
いなく解決に向かうだろう。
とりわけ注目されるのが、相続税(中国語
では遺産税)の導入について初めて言及し
たことだ。
だが高所得者の反対を押し切って実現にこ
ぎつけられるだろうか。
(フジサンケイビジネスアイ)
所得改革案は税制から賃金制、社会保障
など実に多岐にわたっている。所得格差の
拡大がさまざまな制度や政策のゆがみから
生じていることを、改めて浮き彫りにして
いよう。
だが、改革案の中で目標年次などをはっ
きりと定めている項目は意外と少ない。
多くは項目を列記しただけで、実施時期や
目標数字などはほとんど入っていない。中
には単に「研究する」とのみ書かれた項目
もある。どこまで実現できるかは極めて不
透明といえよう。
その典型的な例が相続税である。改革案
では単に、「適当な時期に問題を研究する」
とのみ書かれている。
中国では従来、相続税や固定資産税のよ
うな資産税は一部を除いて導入されてこな
かった。富裕層にとっては、こんなに好都
合なことはない。中国の富豪ランキングを
みると、創業者の財産を子息がそっくりそ
のまま引き継いでいるケースが少なくない。
相続税がないからだ。また、富豪の多くは
不動産分野に投資し、巨額の利益を得てい
る。これは住宅取得税や固定資産税といっ
た資産税がないからであろう。
このうち個人住宅に対する住宅取得税(中
国語では不動産税)については、昨年から
上海市と重慶市で試験的に行われている。
今回の改革案では「改革テストの範囲を徐
々に拡大していく」となっているが、全国
に普及するまでにはかなりの時間がかかり
そうだ。
それ以上に難しいのは相続税である。実
際に導入されれば、所得格差是正の切り札
になるのは間違いないが、とにかく改革案
では「研究する」と書かれているだけだ。
いつになったら実現するのか、皆目見当が
つかない。高所得者からの反発は必至なの
で、よほどの覚悟がない限り、導入は難しい。
今回の改革案は、今年3月で首相の座を
降りる温家宝氏が、自分の任期中には実現
できなかった諸課題を、習近平新政権への
宿題として課したものといえよう。新政権
は厄介な宿題を残されてしまった。
(拓殖大学国際学部教授・藤村幸義)
以上。
なんとも驚き、中国の実情。
これでは、「濡れで粟」。「銭ゲバ」国家。
中国の権力者が私腹を肥やすのに、淫して
やまないはずだ。
西洋では、キリスト教の影響下で、利潤追
求は忌み嫌われていたらしく、この桎梏か
ら解放されるのに、膨大な時間をかけ、大
義名分を獲得する苦労があったようだが、
その点、中国はそういう意味での倫理的制
約がなかった分、とんでもないタガのはず
れようだ。
金持ちはますます金持ちに 相続税も
固定資産税もなし、富豪に好都合な中
国のシステム
2013.2.13 11:02 (1/2ページ)[中国]
中国政府が昨年末までに提出すると約束
していた所得分配改革案がようやく発表さ
れた。
この改革案に盛り込まれた諸項目がすべて
実施に移されれば、所得格差の問題は間違
いなく解決に向かうだろう。
とりわけ注目されるのが、相続税(中国語
では遺産税)の導入について初めて言及し
たことだ。
だが高所得者の反対を押し切って実現にこ
ぎつけられるだろうか。
(フジサンケイビジネスアイ)
所得改革案は税制から賃金制、社会保障
など実に多岐にわたっている。所得格差の
拡大がさまざまな制度や政策のゆがみから
生じていることを、改めて浮き彫りにして
いよう。
だが、改革案の中で目標年次などをはっ
きりと定めている項目は意外と少ない。
多くは項目を列記しただけで、実施時期や
目標数字などはほとんど入っていない。中
には単に「研究する」とのみ書かれた項目
もある。どこまで実現できるかは極めて不
透明といえよう。
その典型的な例が相続税である。改革案
では単に、「適当な時期に問題を研究する」
とのみ書かれている。
中国では従来、相続税や固定資産税のよ
うな資産税は一部を除いて導入されてこな
かった。富裕層にとっては、こんなに好都
合なことはない。中国の富豪ランキングを
みると、創業者の財産を子息がそっくりそ
のまま引き継いでいるケースが少なくない。
相続税がないからだ。また、富豪の多くは
不動産分野に投資し、巨額の利益を得てい
る。これは住宅取得税や固定資産税といっ
た資産税がないからであろう。
このうち個人住宅に対する住宅取得税(中
国語では不動産税)については、昨年から
上海市と重慶市で試験的に行われている。
今回の改革案では「改革テストの範囲を徐
々に拡大していく」となっているが、全国
に普及するまでにはかなりの時間がかかり
そうだ。
それ以上に難しいのは相続税である。実
際に導入されれば、所得格差是正の切り札
になるのは間違いないが、とにかく改革案
では「研究する」と書かれているだけだ。
いつになったら実現するのか、皆目見当が
つかない。高所得者からの反発は必至なの
で、よほどの覚悟がない限り、導入は難しい。
今回の改革案は、今年3月で首相の座を
降りる温家宝氏が、自分の任期中には実現
できなかった諸課題を、習近平新政権への
宿題として課したものといえよう。新政権
は厄介な宿題を残されてしまった。
(拓殖大学国際学部教授・藤村幸義)
以上。
なんとも驚き、中国の実情。
これでは、「濡れで粟」。「銭ゲバ」国家。
中国の権力者が私腹を肥やすのに、淫して
やまないはずだ。
西洋では、キリスト教の影響下で、利潤追
求は忌み嫌われていたらしく、この桎梏か
ら解放されるのに、膨大な時間をかけ、大
義名分を獲得する苦労があったようだが、
その点、中国はそういう意味での倫理的制
約がなかった分、とんでもないタガのはず
れようだ。
ビル・ゲイツやウォーレン・パフェットが
資産を社会に還元していくように、西欧に
はそのような倫理観があるようだが、中国
の品なさは、絶句である。
「先に豊かになれる人が豊かになり、豊か
になった人は他の人も豊かになれるように
助ける」という小平理論は、どこにいっ
たのだろう。
ところで、千田琢哉氏は、その著書で、
こう語っている。
ここは1つ素直になって長所に目を向け
てみようではないか。
少し考えればわかることだが、お金持ち
は桁違いの税金を納めている。
つまり世のため人のために役立っている。
あたりまえのように歩いている道路も、
公共のバスや地下鉄も税金のおかげで存在
しているというのは紛れもない事実。
所得が桁違いに高いということは、その
分関わる人たちに対する影響力も絶大な証
拠だ。
直接的にも間接的にも周囲にお金を分け
与えている存在なのだ。
以上。
人によっては、金持ちに迎合する考え方だ
という人もいるだろうが。
確かに、膨大な税金を納めているのは、事
実だ。
金額は、忘れたが、納める税金を考えると、
会社を大きくすればいいものではないと誰
かが言っていたが、会社が大きくなればな
るほど、経営の苦労からすると、割りにあ
わないという話である。
千田氏は、日本人だから、きっとこの見解
は、日本の金持ちのことを言っているのだ
ろう?
ところで、中国の金持ちは、結局、私腹を
肥やし、国家・国民を収奪するのに、餓鬼
のようなありさまだ。なんとういう共産主
義だろう。千田氏のような見解にどう答え
るのだろう。とんでもない国があったもの
だ。
http://www.youtube.com/watch?v=eJ_834v9pKE
Tears in Heaven - KAORI MURAJI .村治佳織
Tears in Heavenは、若い頃、よく聴いた曲である。
クラシックギターの演奏が見つかって、懐かしい思いでいる。
クリックしたら、演奏が始まります。