ヤフーのニュースである。
有害濃霧で高速鉄道停止
中国、「閃光」発生か
北京と広東省広州を結ぶ高速鉄道(中国
版新幹線)が通る河南省信陽市の信陽東
駅周辺で30日、有害物質を含んだ濃霧
が原因の故障が発生し、高速鉄道が上下
線とも運行を一時停止するトラブルがあ
った。国営中央テレビなどが31日伝え
た。
乗客は列車の外で「閃光が発生した」
などと証言。有害濃霧に含まれる帯電し
た微粒子が原因で電気系統が故障し、火
花などで強い光が発生したもようだ。
現場周辺では有害濃霧が原因とみられる
光がたびたび目撃されているという。
北京-広州高速鉄道は昨年12月に全
線開通したばかりで、列車が停止したト
ラブルは初めて。上下計14本の列車に
最大約1時間の遅れが出た。
鉄道当局は故障について「濃霧の影響」
と認め、同様のトラブルを防止するため、
設備の点検を強化する方針を示した。
(共同)
以上。
中国の有害濃霧、日本面積の3倍に 病院
取材を制限
中国、連日有害物質含んだ濃霧 呼吸器系
疾患が急増
というニュースも流れた。
「中国の終わり」のはじまり
黄文雄/石平
徳間書店
の本で書かれていたことであるが、どうも
中国人は、自分の非を認めたがらないよう
だ。
ネットで確かめたら、中国人はとにかく謝ら
ない。地位が高くなればなるほど、有名にな
ればなるほど、面の皮は厚くなる。
そして、「誤るのは命懸け」というのもあっ
た。
「メンツ主義」「拝金主義」の国民性と、権貴
資本主義の国の中国が、どこまで、この大気
汚染を克服できるのだろう。
ところで、中国の大気汚染に関連して、いろ
いろと新たなニュースが流れてきた。
ニュース1
<中国>北京市 排ガス規制強化 自動車で
新基準
【北京・井出晋平】北京市は2月1日から
自動車の排ガス規制を強化する。連日発生し
ている大気汚染を軽減する狙いがあるとみら
れる。新規制では旧基準の自動車の販売申請
を受け付けず、3月1日以降は新基準を満た
す自動車の販売しか認めない。日系や欧米自
動車メーカーはほとんどの車種が既に新基準
に対応し、「販売への影響はない」
(日系メーカー)という。
ニュース2
日系企業にも影響拡大 中国大気汚染、
操業停止も
中国の大気汚染の影響が日系企業にも広がっ
ている。操業停止の指示を当局から受けたり、
従業員の健康を守る自衛策に追われたりして
おり、環境悪化は中国進出のリスクを高めて
いる。
北京市当局は汚染対策のため1月29日、
TOTO(北九州市)など市内約100社に
工場の操業停止を指示した。
TOTOは日本の環境基準で操業していた
が、市当局は一定規模の工場に一律に操業停
止を指示したとみられ、31日までの3日間、
水洗便器など衛生陶器の生産工場の操業を停
止した。
当初は2月1日まで停止する予定だったが、
1日は強風の影響などで大気汚染が改善され
たため、この日の操業再開が認められた。
市当局は今後も汚染が悪化すれば企業に生
産停止を求める構え。日系企業関係者は「北
京以外でも当局が生産調整を求める動きが広
がる可能性がある」と警戒する。
以上。
ところで、中国は科学的発展観をこれからの
指導理念とした。
1発展が第一である。
2人間本位であるべき。
3全面的調和により持続可能な発展を図るべき。
4全体の利益を考えるべきである。
この大気汚染を、なんとみよう。
主よ、人の望みの喜びよ バッハ
しばし、バッハで心の洗濯を。