後期高齢者1と2と3と

後期高齢者に組み込まれて運転免許試験も認知症検査付き
せめてgooブログで脳トレに励むことに・・・

支えられて・・・四季桜

2011年11月29日 | Weblog

退院から一ヶ月半が過ぎてデイサービスにも行けるようになった・・・が
最近急速に痩せてきて表情も冴えないことが目立って来た。
昨日も「志多ら」の演奏を聴きに行った会場で、行き会ったKさんから
「奥さん・・・?ですよネ」って確かめられて、言いようのない虚ろな気持ちになる。

以前から「四季桜が・・・・」と訴える言葉を何度も聞き返し「もう一回みたい」と
言っていることが分かって、(旧)小原村の四季桜に連れて行くことを約束していた。

とは言え、力を失って手足がダラリと下がった身体を、車に乗せるにも車椅子に移すにも
もう自分一人では出来ない段階に来ている。 最近では力だけではなく介護そのものに
疲弊感を強くしているが、「もう一回みたい」の言葉は、来年はもう無いかも知れないと思うと
厚顔承知で、頼るはFさんと同行をお願いしてOKを貰った。

車の移乗からトイレ、食事、公園めぐりと総てに世話をして貰って、優しさに涙が・・・・。

時期的に少し早かったのか桜はちょっと寂しかったが、家に戻ってから「きれいだった」
「うれしかった」と、訪ねてきたケアマネにたどたどしく話したと聞かされて
「出来ることはしてやろう」と思いを新たに・・・・。

Fさんに“ありがとう”感謝の一日であった。

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「靴慣らし」に付き合う

2011年11月18日 | Weblog

アルプス登山に備えて、新調したモンベルの靴が気になるFさん
夜勤で空いた昼間の時間に「ちょっと登って来る」と本宮山に・・・・・
それではと、一緒に四回目の本宮山に出掛けた。

靴擦れ防止のテーピングや靴下で対策した効果があってか、3時間で11kmを
難なく往復して、取り敢えずホッとした表情だった。

[山歩きの効果報告]
メタボ対策で始めた「山歩き」も、今回で15回目になるが、歩くことの効果を自覚した。

顕著な効果は腰痛の解消だ(しゃがむことも苦痛だった腰痛が全く消えた)。
もちろん腹周りの“鍋の取っ手”のような肉の盛り上がりも消えた

初めて本宮山に登った時(6月29日)は、息が上がって途中何度も立ち止まったり
腰を下ろしての休憩もし、家に戻った翌日は脚が痛かったが、最近はそんなことは
全く起きない。

今、思うと「あれはナンだったのだ 」って感じがする・・・体力と耐力が付いた。

肉体的効果はある意味「当然」とも言えるが、自分にとっての「山歩き」は、今や
メンタルヘルスの特効薬になっている 。 

もし、この「山歩き」に出会って居なかったら、一変してしまった「介護の環境」に押し
潰されて悲惨な状況に陥っていたと思える。睡眠時間3~4時間、五体不満足、言語
不自由・・・こんな介護に明け暮れる現実は、所詮“健常者”には知り得ないキビシイ世界
なんです。そして「老々介護の悲劇」がとても解るようになった 。

「山なんか行ってないで、奥さん第一で面倒見て上げなさいよ」って忠告された。

自分にとっては「山なんか」ではないのだ。 詰まった諸々の“鬱積”を、山を歩くことで
空に出来ているから介護に対峙できる・・・そう考えて「山歩き」を続けている。

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花梨ジャム・まずい

2011年11月13日 | Weblog

今年は、庭の花梨が珍しく落ちずにブラ下っていたのでジャム作りに挑戦

この中から大きいの6個をジャム用に選んだ


実は先日のコロッケ作りを教わった際に、リンゴジャムも作って貰ったのだが
「何でもできるヨ」って言われたので、それならとリンゴジャムの工程を真似て作ってみた。

先ずビックリしたのは、花梨の硬いことだ   出刃包丁でなければ割れない

1.芯と種と皮を分離して、それを煮て煮汁を作る
2.煮汁をフィルターでろ過してトロトロの汁をゲット
3.トロトロ汁にグラニュー糖をドバッと一袋全部入れる
4.薄切り・細切れの果肉を入れて、只ひたすら煮詰める
5.3時間後にコテコテの赤いジャムが出来た
6.煮沸した瓶に詰めて完成

 渋ぅ~  まず過ぎる

捨てるしかないが、取り敢えず保管しとこ・・・・・

 

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足が慣れるか靴を慣らすか

2011年11月12日 | Weblog

Fさん:中央アルプス・烏帽子岳と北アルプス・錫丈岳に登ってくるヨ。
     「それように靴を新調したので足慣らしにチョっと歩きたい」。

自分:・・・・・  (錫杖岳って・・・・あの“点の記”のしゃくじょうだけかよッ)
             (一級の登山者でも険しい岩山で、先週も滑落死が・・・・・・・)
             (クラブメンバーのサポートがあるからイイとは思うが・・・・・・)

と言うことで「西蔵」で「モンベル」の“靴慣らし”をすることに

本宮山から尾根伝いの「西蔵」は482mと低いが、麓から登ると意外とキツイ
山が小さい分、懐が浅いから登山口からいきなり頂上目指して真っ直ぐに登る
いわゆる「直登」 である。 そして当然ながら勾配のキツイ「急登」でもある。

「やっぱり本格登山靴は重いなァ」とFさん。
入会したクラブで覚えた“プロの結び方”で靴紐を結ぶと、一歩一歩確かめながら
休みなしで1時間程で登り切った。

持参の熱いコーヒーを飲んで、さて「戻ろうか」と今来た急な尾根道をトントン下る

が・・・やっぱりと云うかまたしても下山道を間違えてしまった。

Fさん:「こっちじゃないの 」 
自分:「登って来たのはこの先だと思う」・・・と右に

 その先は倒木で行き止まりになっていた。ご丁寧にも、もう一度戻ってここを往復したが
結局はFさんが最初に言った左側に下りて正解だった。 
当然Fさんはムッ ・・・・・・・かと思ったら「とにかく早く戻りたい」と言いたげな顔 

足が痛い  靴が合わない   

靴が合っていないと(殊に下りでは)中で足先が滑って踵や小指が擦れてしまう。
本格登山靴は、トレッキング用と違って剛性の高い作りになっているから一度や二度の
“靴慣らし”では、そう簡単に馴染んでくれない。

今回のアルプス登山には「履かない方がイイよ」って伝えたが、実は自分も
「キャラバン」の本格登山靴に新調して今日で二度目だが、一回目よりフィット感がある。
Fさんも出掛けるまでにもう一度“靴慣らし”が出来たらベターなのだが・・・

それよりも何よりも、 Fさん

烏帽子岳も錫丈岳も冬の気温で険しい山だから無事のお戻りを・・・・・。

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コロッケが食べたい

2011年11月11日 | Weblog

「コロッケが食べたい」の要求があり、あんなの簡単に出来るンじゃねェのか・・・と

同級生のKさんに電話で材料と加工手順を聞いて作業開始

言われた通りにジャガイモを蒸かして、玉ねぎを細かく切って炒めて・・・

しかし、その加減どころがさっぱりイメージ出来なくて、丸めてダンゴを作るにしても

丸めたハズがいつの間にかペッタンコになっていたりして形が整わない。

どうみても水っぽくてグチャグチャでなんか良くない予感

それでも油で揚げたら何とかなるかと思いきや、さらにグチャグチャバラバラになったよ

無理やり妻に食べさせたら、旨いともまずい言わず黙って食べた。 

自分で食べて分かったことは「明らかに失敗作」ということで、全て犬の餌に変わった。

 翌日、ご近所のFさんに来て戴いて、実地指導を受けたらアッサリと出来た

しかも「おいしい」って評価もついてきた。

自分でやったことは、ダンゴに小麦粉とパン粉をまぶす工程だけだったので

もう一度作る自信は無いがとにかく出来た。

  指導前

  指導後

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裏の山

2011年11月08日 | Weblog

家から車で7分の所にある“裏山”に登って来た。
地元で「西蔵・にしくら」と呼んでいる482mの低山で地形図には載っていない。
当たり前に行って戻れば、登り1時間、下り40分だから、こんな山に登る輩は先ず居ない。
・・・・だから踏み跡も薄くて「ルート探索の練習にはイイかも知れない」そう思って出掛けた。

超ローカルな山なので登山道入り口が分からなくて、グルグル走り廻ってやっと見つけた。
(細い赤線が走り廻ったGPS軌跡です)

登山道入り口から頂上までの道は、林の中を只々歩くだけで単調な景観だ。

頂上には三等三角点と「西蔵」の標識が有るだけで眺望も無いが、紅葉がちょっとだけあった。

倒木と枯れ枝で足元が悪く、そちらに気を取られて、またしても来た道を見失った。
登って来た道は、途中から左に大きく回り込んでジグザグに斜面を下るのだが
踏み跡がなく尾根からの分岐を通過してしまった。

「違うな」って気付いたが、尾根伝いに行けば下りられると判断出来る低い山だったので
そのまま一気に下ってゴルフ場の外周道路に出て、テクテクと歩いて無事に車に戻った。

登りと下りでは目線が違うので、登りに覚え込んだ周りの景色に頼って下山ルートを
辿ることの危うさを再認識した。

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明神山・アクシデント

2011年11月03日 | Weblog

束の間の「介護休暇」が出来、リフレッシュのつもりでFさんと明神山に登ることにした。
しかし、結果は途中で下山するアクシデントに加え、一時は野宿覚悟の事態になった。



最近は「△〇*岳」といった「岳」の付く著名な山を登っているFさんには“乳岩登山道”では
物足らないだろうと、行きは「南尾根ルート」を選び、戻りを「乳岩ルート」にした。

山好きな人なら一度は登ってみたい雄大な尾根で、頂上まで6時間のロングコースになる。
三河川合駅から50mくらい行った登山口から、いきなり“急登”の登山が始まる。
シダが生い茂る中を“やぶ漕ぎ”して急な山道をひたすら登ること1時間20分。
途中、何度も息切れがして立ち止まって呼吸を鎮めるが、いつに無くキツイ
流石にFさんは強い  呼吸の乱れもなくスイスイ登って行き「ユックリでイイよぉ~」って
振り返って待ってくれる。

シダが途切れてやっと尾根に上がり10分ほど緩やかに下ると、眺めの良い岩場に出る・・・
Fさんは嬉しそうにカメラを取出し“さぁイコッ”と露岩に立つと、サカサカと登って行った。
後ろ姿を追っていたら、露岩の中頃で写真を撮りながら“ピース”をするなど余裕である。

へっぴり腰で後を追い、Fサンが写真を撮ったと同じ場所でカメラを覗いたがオソロシイ

この先、再び急斜面を登ること1時間・・・アクシデントが起きた。足が吊った
  立ち止まり治まるのを待って数歩進むと、今度は反対の足が吊る。「こむらかえり」だ

痛い 強烈な痛みが脚の付け根から足の先に進んで行くのが分かる。
同時に、太腿から足首までが全くの“丸たん棒”と化し、カチカチで動かない。
痛みと“丸たん棒状態”で倒れ込んでどうにもならない所に、急斜面だからズルズルと
落ちてしまう。
木の根にしがみついて身体を支えながら15分くらい耐えてると硬直が解けてきた。
しかし、5分も歩くと、また起きる。 
見かねた Fさんがリュックの中から水など重いものを、ご自分のリュックに移して呉れた。
申し訳ないやら、情けないやら(Fさんの荷物は10kg超だろうに・・・優しい気遣いに感謝)

この繰り返しで30分以上を無駄に費やしたが、何とか次の難所の「衝立岩」に着く。
所がこの先が荒れていて、行き止まりや廃道らしき形跡で目印の赤テープが無くなっている。
あちらこちら探し回ったが登山道を見つけることが出来ず、既に予定から1時間半の遅れで
明神山を目指すには無理がある。 Fさんの「戻ろう」の声で登頂を断念した。

Fさん持参の熱いお湯でカップ麺を作り、おにぎりと熱いコーヒーで昼食を済ませ
気持ちを切り替え今きた道を辿って下山を開始。
地図読みと磁石をもっと勉強して、もう一度登ろうと山の難しさを話しながら下ると
登る時には見なかった切り出した材木を運ぶケーブル廃跡に出た。
(いつの間にか林道に入り込んでしまったようだ)

道が違う
ただちに見覚えのある三角測量点や露岩に引き返して、これを起点に目印の赤テープを
探して行きつ戻りつしたが、ある地点から赤テープが見当たらなくなることが分かった。
つまり、尾根上にある最後の赤テープから右か左の沢側に分岐する赤テープがある筈だと
もう一度三角測量点や露岩に立ち戻り二人で懸命に探したが見つけられなかった。

Fさんが「暗くなったらビバーグするから」と、さらりと言って呉れたので気が楽になった。
二人とも水と食料、懐中電灯、防寒着、マッチ等々を携行しているので「遭難」の心配は無いが
家族や周囲の人に心配と迷惑を掛けるので、何とか下山することを考える。

所轄警察の電話番号を調べて欲しいと同級生に電話をする。 新城警察に繋ぎ、話すと
ヘリで上空から見えるか?と聞かれたが見えない林の中だ。
しからば110番に電話を入れるよう指示され電話したが、結果は現在位置不明で終わった。

山の日没は早い
これを最後にしようと、ビバーグ場所探しを兼ねて4回目の赤テープ探しに尾根を下る・・・・。
ついに見つけた

その直後にヘリが飛来した・・・・まさか(捜索の話はしなかったし)
あまりのタイミングの良さにビックリしたが、とにかく自力で下山できた事が嬉しかった。
同時に装備の重要さと未熟さを話しながら反省しきりの帰路となった。

ルートを見つけて下山を開始した午後3時半は既に暗い(フラッシュ撮影になる)。

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