8月14日:佐渡島を一周した。
印象は・・・大きな島なんだと再認識したこと(レンタカー走行距離241Km )と
コンビニのないこと(「セーブ オン」ってのがあるそうですが・・・)。
良かったのは・・・海、山の透き通った色と広がり
両津の夜景
空と海岸線
8月14日:佐渡島を一周した。
印象は・・・大きな島なんだと再認識したこと(レンタカー走行距離241Km )と
コンビニのないこと(「セーブ オン」ってのがあるそうですが・・・)。
良かったのは・・・海、山の透き通った色と広がり
両津の夜景
空と海岸線
「もう一度連れていって・・・」その願いを叶えず終いになって3年が経った。
フラつきながらも一人で歩けた15年前の佐渡旅行。
遠くの山の上に見える建物を眺めて「あの山まで歩きたい」と話した記憶がズ~っと残って今日まできた。
その思いを叶えたいと、大雨の8月15日金北山1172mに登った。
15年前に眺めた金北山山頂の建物(⇒自衛隊レーダーサイト:2010年に西隣の妙見山に移設)
貧乏旅行で、夜行バスで行って帰る3泊4日の中一日を金北山縦走に充てる。
宿泊先の「ドンデン山荘」は標高900mと高く、金北山との標高差は僅か250mだが
7つもの峰を越えて往復20kmはなかなかの脚力が要ります。
しかも今回は、船の予約時刻までに戻る必要があり、最長でも10時間での往復が絶対的条件。
「朝5時出発、午後3時帰着」で、夜明け前の4時に起床・・・凄い雨と雷鳴で「中止」が頭をよぎる。
タイムリミットの5時半まで待って天候回復がなければ「中止」だ。
雨雲の通過を待つドンデン山荘の夜明け
相方が携帯で気象図の雲を読んで「行ける」と言う。
5時40分、雨と霧の中を出発した・・・タイムリミットぎりぎりの40分遅れだ
歩き始めから雨と層雲で視界30mと悪いが、何とか金北山まで行きたい気持ちが
標準コース時間より早い歩速で各ポイントを通過していく。
標準コース時刻8:42に15分も早い8:27に「天狗の休場」に到着。 あと2.1kmだ
40分遅れの出発からするとナント45分のリカバリーはスゴイ
当初計画の午前10:00を見事クリアーして9:47 金北山のレーダーサイトに着いた
相方の頑張りに感謝・・・・そして“果たせなかった思い”を天に伝えた。 ありがとう・・・・。
レーダーサイトの残骸と神社のある金北山頂上。
満点の達成感に加えて、時折雲の切れる天候に足取り軽く今来た道を戻ることに・・・・。
来るときは全く見えなかったお花畑が霧の中に広がっていた。
正午になってコースのほぼ半分「真砂の峰」まで戻って来て、今来た道を振り返ると
遥か彼方に金北山とレーダーサイトが移設された妙見山が見える。
よくもあんなに遠くの山まで歩いたものだと相方としばし感嘆
肉眼では見えないが、望遠レンズの先には移設されたレーダーサイトも写っていた。
「午後3時帰着」に遅れることなく14:27ドンデン山荘に戻り、ゆっくり風呂に入って
佐渡の旅を閉じることに・・・・。
最終の高速船で新潟に戻り、夜行バスの時間待ちの4時間を居酒屋「安兵衛」で飲んで、食べて
ここでも「よくぞ歩いたものだ」と雨と層雲の中のハイペース山行を讃え合って車中の眠りに就いた。
8月16日帰宅: ありがとう相方。 そして金北山の小石を添えて無事の帰宅を告げた 。
8月2日バテバテの恵那山登山。
どこか涼しい山・・・恵那山はどうか?
標高2191mで百名山にも選ばれている山だから・・・ということで
4時起きして行ってきた。
結論から言うと「参ったッ」だ
気温は22度と涼しいハズなのに、いきなりの急登と背丈ほどの笹に
囲まれた稜線と樹林帯の中は無風で汗が滴り落ちる。
初めから終わりまで眺望のある個所はまったく無く、ただひたすら登るだけ
延々4時間歩き続けてようやく頂上に着いたが、ここも背の高い針葉樹林に
囲まれて何も見えない広場と展望台があるだけ。
展望台に上がっても見えるのは木の頭だけで、展望台ってナンなんだって感じ。
眺望もない。花もない。 ・・・祠があればイイのかよ
百名山の選定基準ってなんだよぉ
そんな独り言を言いながら早々に下山開始。
大汗かいて水を大量に飲んだせいで、体力消耗が激しく
脚の踏ん張りが効かなくて、ガレ石の急な斜面を下りるのは
すこぶる疲れて、もうバテバテで相方に置いて行かれる。
明らかに年齢を感じさせられた。
これで二度と登りたくない山が、聖岳に次いで二つになった。
せめてもの慰めは、バテて休んだところに咲いていた一輪だけの花だった。