北奥千丈岳は埼玉、山梨、長野、東京都を跨ぐ「秩父多摩甲斐国立公園」中の最高峰です。
なのに百名山には選ばれず人気今一の山だが、昔から「 馬鹿と煙は高い所に昇る!! 」って訳で登ります
10月26日:甲府に前泊。
Go To トラベルに釣られて泊まったホテルは”品格”を感じるほどのホテルなのだが、客はニ 三人、フロントもニ 三人、
節電なんだろうロビーも薄暗く、コロナ禍が歴然。 これじゃ閉店も止む無しかと余計な心配。
夕食はフランス料理とかで、チョビチョビと出てくる皿と静まり返る雰囲気に馴染めず、食べた気がしない。
そんなんで明日の朝朝は食べずに早出して、コンビニで朝と昼飯を調達することに決めて早寝した。
10月27日:久し振りの高い山。
ホテルから1時間も走ると一般道から川上牧丘線(林道)に入るが、延々あきれるほどの曲がりくねり様だ。
林道の右カーブミラー毎にヘンな表示があるのに気が付いた。「こ 8km」「と 7km」「が 6km」・・・
やがて「ダ 2km」・・・となって 林道下方に「琴川ダム管理棟」の案内板が見えたので寄ってみた。
この山奥に来て清潔なトイレを備えた見学館と、ダム湖(乙女湖)周辺の散策路は観光の目玉のようだ。
こんな山深い所にも二三軒の民家が見える・・・まさに「山里の秋深し」でした。
8時30分少し前に大弛峠に到着。 平日なのでこの時間は未だ少しの駐車余地があります。
駐車場右手の国師ケ岳登山口に来ても登山者の姿はゼロ。これだけ沢山の駐車があるのに・・・である。
「大弛小屋」もひっそりしていて管理人のジムニーが一台のみ。「コロナのため休業」とある。
小屋の前に立つ案内板で今日のルートを頭に入れ、登山者の多い少いなど直ぐに忘れて出発。
今日のルート:大弛小屋⤴夢の庭園⤴前国師岳⤴北奥千丈岳⤵⤴国師ケ岳---昼食---下山⤵前国師岳⤵大弛小屋
登り始めて間もなく呼吸が荒くなって歩行速度がガタっと落ちる。
ガン治療ホルモン薬の副作用(女性の更年期障害発汗)かと・・・イエ 空気が薄いからでした
時間的には余裕たっぷりなので気にせず行くと、見事な木道に変わり、所々に雪があり
霜でツルツルの木道がまた楽しい(イザとなれば軽アイゼンもあるので安心)
やがて夢の庭園分岐に出て小屋の管理人が開拓した「夢の庭園」に出た。
余り遠くないと思われる所に金峰山の五丈岩と呼ぶ巨岩が見える。 分ったッ
駐車場に車が多いのに誰にも会わない理由は、99%の登山者が金峰山に向かったんだ
来年は足を治して金峰山2599mに登るぞ~
夢の庭園を回って期待の最高峰「北奥千丈岳2601m」に向かいます。
途中の前国師岳を経て待望の北奥千丈岳に到着。
う~ン 期待していたほどの感動がナイ 残念 早々に目の前に見える国師ケ岳に移動。
国師ケ岳2592mに着いた。
今日の工程はここが終りなんでお昼にします。 空気が薄いって事が分りました。
ここも大した感動もないが、高い山に登ったと云う満足感は得られた。しかし一方で人気が無く百名山に
選ばれない理由もわかる気がして、経験者としては金峰山の方がイイよって薦めるかな
サッサと昼飯を済ませて山を下ります。
行きに通った夢の庭園分岐まで戻って来ました。 大弛峠駐車場までは25分くらいで~す。
今日歩いた記録は「YAMAP」に記録が残っています。
歩行距離わずか2.6kmなのに、消費カロリ587kcalは結構な山だったて事になります(空気が薄く大変でした)