後期高齢者1と2と3と

後期高齢者に組み込まれて運転免許試験も認知症検査付き
せめてgooブログで脳トレに励むことに・・・

薬師岳登山

2015年07月25日 | Weblog

7月18~21日で北アルプス「薬師岳 2,926m」に登って来た。

台風11号の通過を気にしながら、18日夜は「折立キャンプ場」にテントを張って一泊。

翌朝4時起きで、折立→太郎平小屋→薬師峠→薬師平→薬師岳山荘→薬師岳を目指す。

標高差1,576m 距離10km  歩行時間10時間・・・登山道はよく整備され
危険な個所もなく処々に木道が敷かれ、“お花畑”を楽しみながら行ける好い山でした。

お昼を少し回って薬師岳山荘に着いたところで雨になり、今日の山頂登山は中止。
おかげで真昼間から夜寝るまで、雲上の宴会を楽しむことになった。

明けて21日は午前3時起床。
頂上でのご来光を期待して、真っ暗やみの中をヘッドライトを頼りに薬師岳頂上に向かう。

周りは霧に包まれて方向が分かり難く、ライトの光が拡散して「真っ白い闇」は
13人全員が亡くなった愛知大学生遭難事故のことを思い出させる。

2度ほどピーク(頂上)を間違えたが、午前4時半に頂上に着き日の出を待つものの
生憎の霧でご来光は見えず終い。

山を下りる頃には霧も晴れて、登る時には見えなかったアルプスの山々が一望でき
夏山の魅力を満喫させてくれた。

19日:薬師岳山荘に向かって登る

20日:薬師岳・頂上

20日:薬師岳・頂上

20日:愛知大学生遭難のケルン(ここで下山方向を間違えた)

20日:薬師岳・下山

20日:薬師岳・下山

薬師岳の花:

 

20日 11:53 折立登山口に無事下山。

どこの山に登った時も小さな石をポケットに入れて持ち帰り、無事の帰宅を伝えている。
初めて行ったノルマンディの海岸で、拾って送った白い石が、残していった裁縫箱に
仕舞われていたのを見つけて以来の習慣になった。

 

 

 

 

 

 

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足慣らしのハズが・・・

2015年07月17日 | Weblog

今週末に北アルプス薬師岳に行くが、その前に足慣らしをと思い、15日の朝早くから
天竜川を遡った水窪(みさくぼ)にある「常光寺山 1439m」に登りに行く。

登山道入口に着くと4駆のパトカーと登山支度の警察官が2人。
何事かと聞けば「調査です」と言うだけで、何の調査かは分からないがとにかくドッキリ
おまけに「クマが出ますので気を付けて」とか言われ、さっそく首に笛をぶら下げて出発

登山口の看板を見ると「クマ注意」とか「山岳遭難警告」「遭難者」の立て看板が・・・・
4月5月で6件の行方不明者とも書いてある・・・こんな山で遭難・行方不明??

水窪町の案内では「ファミリー向け頂上まで1時間半」とあったので、気楽に登り始めたが
やっぱり「クマ」は気になって、途中途中で笛を吹きながら予定通り1時間半で頂上に着いた。

出会ったのはサル2匹でヤレヤレ

当初計画に従って、グルリと尾根伝いに回って下山するコースを進むと
常光神の祠に出合うが既に廃墟になっており人が訪れた形跡はない。

陽光は明るく風は涼しく気持ちがイイ。 道々「バイケイソウ」の群生が見られて山の楽しさを満喫。

2時間ほど進むと分岐に出て、標識通りに「白ガ森集落」に進んだ・・・・が、なかなか集落に出ない。
常光寺が廃寺になって以来、お参りする人もなく踏み跡は消えてしまったようだ。
行きつ戻りつして何とか林道に出たが、右に下るのか左に上るのか
現在位置が分からず地図読みができない。

プチ遭難状態だ・・・ 今朝見た、立て看板の行方不明者警告が頭を過る。

このまま林道を下ればどこかの集落に出るハズと歩き出す。

・・・・・と、山仕事中の村人に出合い道を尋ねる。

「この林道を下らず登った終点から行った方が早い」と教えられて、もう一度
下りてきた林道を1時間かけて登った。
しかし林道終点に着いたものの言われた道は無い  仕方なく今来た道を再び下るハメに

結局3時間歩いてまったく予定外の上村集落に辿り着いた。  

1軒の民家に入って、常光寺山登山口のある「家老平」への道を尋ねたら
呆れ顔で「よくも歩いて来たもんだ。ここから歩いてなんて無理だよ。10キロはある」

さらに「ヒルにやられんかったか」と聞かれ、シャツを捲ってみたら
首の下にヤラレタ跡が・・・・たっぷり血を吸って行ったようだ

足が棒状態なのでとても歩く気になれず、タクシーを頼んでもらい、今朝パーキングした
「家老平」に無事戻った。  タクシー代5000円は苦にならない安堵料金になった。

歩いた距離19キロ。歩いた時間8時間・・・・とんだ足慣らしになった。  反省

 

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ギマ釣り

2015年07月14日 | Weblog

ギマって魚屋では売っていない魚で、カワハギの親戚みたいな顔して角のあるヤツです。

そろそろ産卵も終わり、釣り期としては終盤戦らしいが
山の仲間が誘ってくれたので朝の4時から浜名湖に・・・。

先週、「パソコンの調子が悪いので直してほしい」ってSさん(女性)から電話があった。
先方は一緒に山登りしたことがあるって言ってたが、覚えがない。

山の仲間ということで来てもらって、あれこれ話をしていて釣りの話になった。

「父が浜名湖で釣りをするから一緒に行ったら如何か?」という次第で行くことに・・・

その「父」という人、奥浜名の湖畔の高層マンションに住んでいて、いきなりそのまんま
ボートを繰り出して釣りに行くという、なんだか人種が違う感じがして気が引けたが
話してたら極々普通のオッサンで、
気持ちが楽になって半日楽しませてもらった

釣りをしてる最中に父親に電話が入り「釣れる場所でやってヨ」って娘から確認されたとか・・・
その「娘さん」は今、北海道の山を縦走中のハズだが

あまりの釣り果に、バケツ一杯になったところで「これ以上は捌くのが大変」と云うことで
早々とに打ち上げにしてもらった。
ギマはカワハギ以上に皮が硬くて、ペンチで力任せに剥ぎ取る作業がすごい手間なんです。

 

仲間がいて、声かけてもらって・・・そう云う恵まれた今があるのは・・・・・と

感謝の掌を合わせ、その日の出来事や登山の無事を話しかける日々が過ぎてゆく。

 

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雨の日曜日は

2015年07月06日 | Weblog

雨・・・また雨

「映画でも観にいこうか・・・」どうせなら「見溜めをしよう」と出掛ける。

「高齢者料金」と言う情けないやら有難いようなシステムがあって、2本見ても2000円

バカ臭いような荒唐無稽の「マッド マックス」と「レフト ビハインド」の2本をハシゴした。

       

「マッド マックス」・・・アホらしくて見ていられない。 「1000円返せェ~」 そんな映画です。

「レフト ビハインド」・・・・なにこれッ って映画。  家に戻ってから映画評を読んで納得

[控えめに言っても、『レフト・ビハインド』は実に程度の低い演技による
粗末で
センセーショナルなプロパガンダだ。
娯楽作品とは思えない。最悪な表現を使えば、馬鹿の極みだ。
キリスト教徒であろうとなかろうと、観客はこの映画よりもいい映画を見たほうがいい。
また、こんなくだらない映画の中で起こる啓示に高尚な意味があるとは想像しがたい]

  “バック”役のチャド・マイケル・マーレイと“クローイ”役のキャシー・トムソン 
       二人の好演がせめてもの救いかな

 

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