下手な鉄砲が当たった

隣市の盲人ＰＣ倶楽部Ｔさんから修理依頼があり、例によって二つ返事で安請け合いした。

スイッチを入れるとスイスイと「Windows XP」のロゴが表われて・・・と
突然、真っ黒画けの画面に・・・「ウン！？」とか思っていると
再びスイスイと「Windows XP」のロゴが表われて・・・・また真っ黒画面に。
この繰り返しが果てしなく続いて終わらない。

不具合事例をネットで調べてみるが、このパソコン、メーカーが法人向け機種を
再整備してネット販売した「純正中古」だから情報が無い。
知る限りの操作をやっても何の変化無い
面倒になって“真ッさら”にしてしまうことに決めた
と・・ところが、リカバリーＣＤの内容がまともにコピー出来ないのだ

リカバリーＣＤの内容が正しくコピーされていない


どうにも為らなくて、お返しする事を伝える電話の最中に「もしかして・・・」と
思い当たる事が沸いてきて、ハードディスクを交換してみたくなった。
「だめなら自分の勉強代にすればイイ」とン万円を投資して新品交換してみた

ヤッパリ　直らなかった。　ガッカリした

バラバラにしてバイオス（BIOS）を初期化する


修理を諦めてバラバラにしたパソコンを組み立て直して届ける３時間前になって
またまた閃いてバイオス（BIOS）の初期化をして見た。　そしたら
ちょっと違う動きが出て一気にバイオスが壊れていそうだと思えてきた。

手元にあったBUFFALO社のユーティリティＣＤ「True Image LE」を載せると
ずばり「BIOSにBugがあります」と表示され、自動修復されてメデタシメデタシと
なり、空振りになったン万円の投資も苦にならないイイ気分になれた。

なるほど“下手な鉄砲も数を打てば当たるもんだ”と実感した。

テレビの裏側

部品取りのために買った液晶ＴＶ「AQUOS」も用済みになって廃棄処分することに・・・。

液晶テレビの画面は、後ろから蛍光灯で照らして見てるンだから、点けっ放しに
すると寿命が縮むって言えば、節電に協力するオバサンも増えるかも知れない。
その時の教材用に液晶パネルを分解して展示サンプルを残すことにした。

液晶テレビの全て「液晶パネル」と蛍光灯




それにしても、10年前のテレビに比べたら部品点数も組み立て時間も1/10以下で
オドロキの進化なんだけど、逆に小型テレビは付加価値の少ない薄利多売商品とは
技術者が気の毒になる。

「液晶テレビ」の全電子部品

お答えします

“となりのトトロさん”コメントでご質問のありました
ザボンの花と木をアップしました。

咲いた花びらの“姿勢”に可愛げがありません


隣の採光を阻害してるザボンの大木

今年は収穫できるかも・・・

剪定の名の下に繁った枝葉を
バッサバッサと切り落としたのが響いたのか
昨年は一つも実らなかったザボンが
今年はこんもり繁った木に白い花がびっしり咲いた。

隣家の台所裏との塀際にある大木なので、気になる事がある
花の臭い（香り）は悪くは無いが、相当強く
一瞬はともかく長々と嗅いでいると咽かえる様で申し訳ない

実ったら迷惑料の代わりに進呈スル事にして暫く辛抱して戴こう

試供品

介護福祉士Ｃさんの勤める特養施設では、利用者さんの誕生日を
担当の職員が企画したアイデアでお祝いをするのだそうだ。

今月中ごろに９１歳になる方には、そのご家族を招待して
お昼を一緒に過す「昼食会」を組まれたとのことで、当日の
料理を作るので写真を撮ってチラシを作るので宜しくのサイン

母の日の昨日、カメラを持って写真を撮りにお宅に伺った処
母の日なのに“母”を働かせて寿しご飯をこね回させていた。

料理の名前を聞いても全然記憶に残らないので、紙に書いて貰い
同時に“味”も記憶の一助になるとか言って、撮影後の品々を味見して
ついでに残りを土産に貰って帰ってきた。
（Ｃさん、普段の容姿とか言動からはこんなに上手に料理が作れるとは・・・
女性は生まれながらにして料理つくりの素養が備わってるらしい）

完成したチラシ用写真


修正要請が来た

「豆乳プリン」・・苺ジャッムを掛けるのを“忘れたてた”そうで以下に修正。

実は欠陥テレビだった

「タクティール」でお世話になったＦさんから「テレビが見えなくなったッ」の連絡。
スイッチを入れて暫くすると真っ黒画面になるが、切ってもう一度スイッチを入れると映るが
また切れるという。

どうやら機内温度上昇に関係する接触不良と思われ慎重に分解チェック。
ドライヤーで温めたり冷やしたりしてコネクターケーブルの辺りに辿りついたが
外して納得の不良箇所が見つかった
通常では有り得ないフラットケーブル銅箔の折損だ
（組み立て工程のリペアーで傷をつけたのだろうか・・・）

　　銅箔接点が切れている


“直りません”と言うのも悔しいが、直せるモノでもない。　そこで一計が浮かんで
壊れた同型のテレビを探して「部品取り」をすることに・・・
探せばあるモンで、長崎県のジャンク屋さんから￥2,500円で購入。
バッチリ直って翌日お届けして「ありがとう」を言われてヤレヤレで帰宅した。

￥2,500円のテレビから部品を外して壊れたテレビに移植

蘇りました


ジャ～ン
翌日になって「やっぱり消えるよッ」って

確かに真っ黒画面になっているが、音は聞こえているし、放っておくと何かの拍子にパッと映る。
もしかしたら良くある「重要なお知らせ」対象製品（無償修理製品）では無いかと
ネットで検索したら、ナント同様のトラブルの「書き込み掲示板」が沢山あった

早速メーカーに電話して無償修理を要求。
保障期間が過ぎてるとかリコール対象になっていない・・・などと渋る女性オペレータ
とにかく「診たい」と言うから翌日サービスマン氏に来てもらい、明らかな“傾向的不良”を
認めさせて無償にして戴いた。
言わなきゃ￥１２，０００円の基板代に出張費￥３,１５０円だなんて許せん