後期高齢者1と2と3と

後期高齢者に組み込まれて運転免許試験も認知症検査付き
せめてgooブログで脳トレに励むことに・・・

“岩登り”初体験

2012年04月29日 | Weblog

先週のHTさん、Fさんの“岩登り”にすっかり魅せられて、やってみたいと申し込んでいた“岩登り”。

僅か10日後にその機会がやってきた。  

だけど
腰から吊るしたいろいろな道具は持っていないから、当然名前だって知らない。
買うにしたって呼び名が分からないから店に行くのも一人じゃ行けない。

その上(超高齢者が)「今更なんでそんなアブナイことを」との声もあったが、ともかく
HTさんに同行して貰って、最小限必要なヘルメット、ハーネス、カラビナ、靴などを揃えた。

昨夜は不安だらけでドキドキものだった。
1.こんな高齢者のド素人が行って邪魔者ではないかと気持ちが萎縮する
2.ロープの結び方や呼び名は全く知らないが出来るのか(魚釣りの針は結べるが・・・・関係ないッか
3.掛け声のかけ方や用語も知らない(ビレー解除ッとか、テンションっってナンなの
4.怖くて登れないのじゃないのか・・・Fさんに聞いてみた
  「そりゃ最初はコワイよだけど 登ってヤルゥと思えば出来るよ」だって

当日の参加者16名中、全くの初体験者は2人だけで他はすべて関脇、大関、横綱級ぞろい
殆ど全員の顔と名前も分らない上に、格の違いが気後れを増幅・・・・。

ところが、最初に「HTさんと組んで教わりなさい」との指示を貰い、今までの不安は消えた。
8の字結び(エイトノット)の結び方、ロープの繰り出し方、声(合図)のかけ方etc.の指導を受け
不格好ながらともかく上まで登ることが出来た・・・ハァ~できたぁ と、その後もう2回登った。

次は「懸垂下降」で、頂上まで登ったらロープに体を預けて(手放しで)岩面を歩くように
後ろ向きに降りてくるのだ・・・・先週Fさんのそれを見て「なんたるスゾイことを」と思っていた。
ところがやってみると実に爽快で気持ちがイイ(日常では有り得ない空中散歩なんです)。
でも、大事故が一番多いのが「懸垂下降」なのだそうだ。

下でロープを支える(確保する)相方ビルダーに、命を託して空中に体を浮かすのだから
信頼の絆がなければ出来ることではない。 そのことがよ~く分った。

「立岩」の初心者講習用の岩場(他の山岳グループの練習風景)

最初は本当にビクビク・オドオドしていたが、この会では最高のクライマーと慕われるFTさんが
実に親しく、しかも分り易い言葉で話しかけて頂いて「やればできるかも・・・」とその気になって帰路に着いた。

今日は、人に出会うことの楽しさと「挑む」ことへのエネルギーに弾んだ一日であった。

そして帰宅して「いま戻ったよ。 ありがとうな」と報告した。

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花に想う

2012年04月27日 | Weblog

昨夜の雨も上がり素晴らしい青空が広がって、地面に寝転んでいた頭の重い
チューリップも真っ直ぐに立ち直ってきた。

庭の雑草に混じってポツポツ咲いている花を眺めると、一つ一つの想いが巡って来る。

これは幼馴染の“と〇ちゃん”にもらった花・・・・“と〇ちゃん”まだ働いているのかなぁ

これは妻が残していった花・・・・ちゃんと咲いたよ

これは「あなたが好きな花だから」と妻が買ってくれた花

これは「好きな花だから植えて・・・」と言ってから7年。お前が逝ったこの春に、初めて咲いたただ一輪の花。

 

自分には花を育てる才も、花を愛でる感性もないが、花に宿った記憶は忘れない。
幼友達や日々の暮らしで出会った人との一期一会・・・。

花は、見る人のいろんな(いろいろな)思い出や想いがこもって、やがて散ってゆく

それでもまた来春にはきっと逢えると思いたい・・・・・

さようなら そして ありがとう庭の花たち。 

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Fさん岩に挑む(カッコいい!!)

2012年04月19日 | Weblog

コーヒーを飲みに立ち寄ったFさん
「今日これから“岩登り”に行く」と言ってから・・・「来るウ 」と誘ってくれた。

前々からどんな所か見てみたい、写真を撮りたい・・・と頼んでいたことなので早速「立岩」に向かう。

Fさんが山の師と仰ぐHTさんと合流して現地に着くと、「“岩登り”の岩山を歩いてみますか」と言われ
少し木の生えている岩山の側面から、しがみ付くようにして頂上に這い上がった・・・・。

たっかァ~   (高ァ~い) 足が震える・固まる マジそのくらい高いデス
                    ここまであの垂直の岩壁を、Fさんが登るなんて・・・信じ難いよ

言葉にできない圧倒的な岩壁の迫力と、HTさんFさんが真顔で向き合う信頼のクライマーとビルダー
夢中で撮った写真が200枚。 編集していても、岩に挑む迫力に感動した(もうFさんを“オバサン”とは呼びません

岩に挑む
 

以下順を追って(写真をクリックすると拡大されます)

信頼
    

1を登る
       

2を登る   
       

降りる(飛ぶ)
  

危険なスポーツと言われるが、師を信頼して綱一本に自分を託す純粋さが素晴らしいと思った。

何処までできるか分からないが、一度は触れてみたいと、山のクラブに参加を申し込んで来た。  

 

 

 

  

 

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登ってきました

2012年04月18日 | Weblog

4/15(日)総勢41名で平山明神山(ひらやま みょうじんさん)に登ってきました。

1983年~1934年生れの老若男女が入り混じった5パーティで
鹿島山⇒大鈴山⇒平山明神山をただテクテクと5時間歩いてきた。

これまでの気の合ったFさんとの山行と違って、リーダーとサブリーダーに挟まれて
ただひたすらに黙々と歩くだけ。
たまたま一緒のパーティになったFさんと、“漫談”しながら歩いてたら「緊張して歩いて下さい」の注意
話と言えば当たり障りのない草花や、山の景色だのお天気がどうしたこうしたetc.

たのしくなぁ~い

顔と名前が皆目一致しない40名が集まっているのだから仕方ないと云えば仕方ないことなのかも・・・。

まッ「公開ハイク」とはこんなもんですと云うことが分かっただけでもイイっか

 

平山明神山「西の覗き」・・・言っとくけど覗いても何も変わったことはありませんよ  

 

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咲いたよ

2012年04月13日 | Weblog

明日の雨で桜の花は散り終わり、背の低い地の草花に目の移る時節になった。

「春になったら咲きなさいよ」 そう言われて埋められていた球根が
「約束は果たすよ」と言いたげに一斉に咲き始めた。

「この球根を花壇に植えて」と頼まれて埋めただけで、何の球根かは聞かなかったが
鮮やかな黄色のチュウリップが咲いた。
http://blog.goo.ne.jp/2323goo_001/e/fe59e903d0c1e0ac19615e3c7cb81779

その中に赤/黄の球根が一つだけ混じっていたが、なんだか「数ある中のその一つが私だよ」と
天国で笑っているかと思うと可笑しい   そう言えば洋服も赤が好きで、よく着ていたよなァ・・・・・・。

残していった球根から咲いたチュウリップを花瓶に挿して

「咲いたよ」って声をかけて写真の前に置いた。

 

  

 

 

 

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優秀賞

2012年04月12日 | Weblog

いつもお世話になっているFさんが
「おかあさんのことを論文にして出したら「優秀賞」を受賞したよ」
「おかあさんに見せてあげて」と言って表彰状と社内論文誌を渡してくれた。

昨年の今頃のこと。
夜間せん妄の症状で眠れない日々を送っていた妻に、Fさん
「タクティールを施術させて下さい」と・・・手足の指をさするように撫でて貰った事があった。
(タクティールはその後ハプティックと改称された)
その時のことはこのブログでも紹介した(http://blog.goo.ne.jp/2323goo_001/m/201104

ウソのような効き目にFさん自身も驚いたようで、その時の事を書いて社内論文に応募したら
見事、見開きトップを飾る「優秀賞」に選ばれたとの由。

Fさんおめでとう

仏前に飾って「良かったね」と報告した。
そして、Fさん、あなたに抱かれるようにして眠った妻が、一番うれしく思ってると思います。

ありがとうFさん。

 

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登ってきました

2012年04月07日 | Weblog

山登りクラブ主催の「公開ハイク」を前に、コースの下見があって行ってきた。
鹿島山(912m)⇒大鈴山(1012m)⇒平山明神山(950m)の三つを縦走するが
距離的には10kmと短いので5時間程度の比較的楽なコースであった。

ただ、何年か前に他のパーティの方が滑落死する事故があって、その切り立った
岩場を安全に超えるための調査とルート確認が主目的と聞かされていた。

“痩せ岩”と称するその岩稜は、確かに落ちたら命が・・・・

ロープを渡すかどうかは、ロープに頼りすぎては却って危ないということで、「ロープなし」に決まった。
次週の「公開ハイク」は、クラブ会員以外の一般参加も含めて40人の大所帯なので、気懸りではある。

稜線に出ると、風は冷たく所々に僅かな雪も残って気持ちがイイ。

「ニホンカモシカにも出会ったよ・・・山はいいなぁ~」

家に戻って そう報告した。

 

 

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元気だよ

2012年04月05日 | Weblog

四十九日が済んで、一日、二日、三日と過ぎて今日は四月五日

朝起きると写真に向かって話しかける

かあさん おはよう 
植えていった球根・・・花が咲き始めたよ。
チュウリップの蕾も膨らんできたよ。

  

・・・そして今日が始まる。

忌みが明けるまではと、待ってもらっていた視覚障害の方のパソコン相談に忙しい。
ようやく2件が終わって、まだ2件残っている。 が・・・・楽しい
それでも家に戻ってジッとしていると、どうしても姿を思い浮かべてしまい
外に用の無い日は殆ど動かず、万歩計は僅か1kmの表示でしかない

そんな折に昨日、Fさんから誘いのメールが届いた。
「今から走りませんか?」   勿論2つ返事で走った  ・・・が、である。

コースはいつも(最近は時々)走ってる一周6.5kmを並んで走った。
・・・・が、ついて行くのが精一杯      Fさんつよ~い

走り終わってもう直ぐ家ってところまで来たら「走り足らん」とか言って
さらに川沿いの桜を見ながら延々歩いて、結局13kmを記録した。

そして今日、仕事から戻ったFさんからメール。
「走りに行きませんか?」
「いいよ」
 ウオーミングアップなしでイキナリ走るが、Fさんは強い
こちらは1kmも行くと「息切れ状態」で、その後は歩いたり走ったりではあったが
元気に帰宅した。
不思議なことに浜名湖一周した夜から、180近くに上がりっ放しだった血圧が
一気に130前後に下がって安定している・・・・運動効果

戻ってきて頂いたビールと夕食が美味かった

毎晩F家の一員に収まっての夕食は何にも増して元気が出る。

Fさん一家の心遣いがうれしい。

 

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