Windows Vistaの削除-Ⅱ

６時間後には終わると踏んで、アトはＰＣ任せで寝てしまったが
朝５時になっても、未だチカチカとディスクへのアクセスが続いていた。

ヘェーとか言いながら、放ったらかしにして待つことに・・・・。
病院の定期検診に行き、買い物を済ませて午後１時に帰宅したがまだヤッテル
本当に削除出来るのか少々気掛かりになってきたら、午後４時に「終了」の合図

考えてみれば今までのＸＰなどはＣＤ一枚で配布されていたが、VistaはＤＶＤだから、
４倍くらい時間が掛かっても当然なんだろうけど、如何にVistaが“重いか”を実感した。

でもイイ経験が出来た。

Windoｗs Vista の削除

XPノートパソコンにVistaを追加して、デュアルブートで使っていたが
Ｄドライブが窮屈になったので、Vistaを削除して欲しいとの依頼を受けた。

「ハイよ」と気楽に受けたが、右クリックで「削除」・・・と言うほど簡単ではな～い。
高級難度Ｃであることがアトから分かって大汗タラタラ・・・。

Vista側の“コマンドプロンプト”に「e:\boot\bootsect /nt52 all」と書いて
ブートセクタをXPのものに書き換える・・・これでXPだけが起動するようになった。
次はVistaのファイルを削除するのだが、Ｄドライブにはデータも入っているので個別に
Vistaのファイルを削除する必要があり、これが気の遠くなるような作業になった。

削除対象は、・ProgramFiles・ProgramData・Users・Windows・pagefilと見当が付いたが
ナントこれらのファイルやフォルダは、NTFSのアクセス権が設定されていて削除しようとすると
「アクセス権がない」といった警告が出て削除できない。所有権とアクセス権の
獲得を試みたが４時間経ってもラチが明かず断念 。

ところが、世の中には頭のイイ親切な人がいて、そんなプロテクトなど屁とも思わずに
打ち砕くソフト「Unlocker」を、無料で提供してくれていたのです・・。
お陰でTVのオリンピック観戦しながら、アト６時間もすれば総てが削除されて
Ｄドライブもスッキリすると思う。

ヤレヤレ