後期高齢者1と2と3と

後期高齢者に組み込まれて運転免許試験も認知症検査付き
せめてgooブログで脳トレに励むことに・・・

陶器の町「瀬戸」

2015年05月25日 | Weblog

昨日の日曜日に「瀬戸」に行って来た。

メダカを入れる容器と傘立てを買いに、わざわざ瀬戸まで出掛けた。

が・・・・
高くて買う気にならなかった・・・たかがメダカ、たかが傘立てにン万円も出せネぇ

と云うことで結局買わず終いで窯元巡りを楽しむことになった。

瀬戸川沿いに並ぶ陶器屋さんは、道路の拡幅工事で瀟洒な店構えに建て直され
子供の頃に慣れ親しんだ瀬戸物屋の集まり(商店)は消えていて
ヤタラ明るい店内とピカピカに磨いた商品は、陶器の持つ温かさ柔らかさを相殺して
近寄り難い敷居の高さを感じさせる。 何だか高島屋か松坂屋の売り場にいるみたいだ。
当然価格も店構えに合わせてズシリと重いモノばっかりだった。

ところが・・・・・

道一つ裏に回ると、全く昔のままの商店街がズーっと並んで商売やってた
瀬戸川上流に向かって左岸に「せと銀座通り商店街」、右岸に「せと末広商店街」があった。
何故か「瀬戸」ではなく「せと」と一線を画した呼び方をしている。

ここにはコンビニやスーパーが一軒も無いのがイイ。
八百屋さんに茶碗屋に衣料品店が並んだ古ぼけたアーケード街です。
入った陶器屋はオッサンが一人でパソコン相手に商品管理をしていたが
親切にいろいろ教えてくれた。
「陶器は吸水性があるから、洗って直ぐに仕舞ったらダメ・・・磁器はイイけど」
「安物は水が漏るようになるけど、傘立てなら漏ってもまぁいいかぁ
「瀬戸焼は他所に比べたら高額だよ・・・2倍近いよ」
「安いモノなら信楽。 それより安いものならホームセンター(中国製)」・・と

ちなみに傘立ては、瀬戸焼¥24,000 信楽焼¥8,000 中国製¥2,500

「せと末広商店街」を抜けて「窯垣の小径(かまがきのこみち)」まで案内標識頼りに歩く。
以前は多くの製陶所があった洞町にあり、「ツク」「エブタ」「エンゴロ」などと呼ぶ
窯道具の廃材を土溜に埋め込んで作られた塀が連なる所でした。
民家と民家の間を縫って歩く道幅60センチ程の散策路です。

瀬戸市指定「景観重要建造物7号」:「加藤清作邸」の石垣

瀬戸市指定「有形民俗文化財」:洞 本業窯(ほら ほんぎょうがま)・・・4連の登り窯

洞本業窯の隣りに「窯横カフェ」と言うのがあって一休み。
先客のみなさんはランチタイムのようでしたが、折角ここに来たのなら瀬戸名物の
「ごも(五目御飯)」を食べよう・・・・
窯を焚く時は、五目御飯で一週間寝ずの番をしたとの「ごも」の由来を知った。 

ここから更に足を延ばして、今も多くの窯元が集まる「赤津」に移動。
残念ながら全ての窯元さんが日曜休みだったので、「赤津焼き会館」に寄り
「赤津焼き」とは何ぞや・・・を覗いて帰宅の途に・・・・。

いいタイミングを事前調査してから、もう一度訪ねようと思った。

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三度目の正直になるかな?

2015年05月22日 | Weblog

山用のカメラを買い替えた。 僅か1年半の間に3台目の買い替えになってしまった。

山には“軽くて小さいのがイイ”ということで、昨年の1月に始めてミラーレス一眼を購入した・・・・が
 ・1台目:「ペンタックス Q10」・・・色再現性極悪。 ピント甘い。昼間は液晶モニターが見えない。
 ・2台目:「ニコン1 J3」・・・・・  昼間は液晶モニターが見えない。処理速度が遅く連写が鈍い。

ファインダーの無い(液晶モニターしかない)カメラはもうコリゴリ  ってことで
3台目は「ファインダー付ミラーレス一眼」を探すことにした。
 ・ファインダー:電子式ファインダー付のこと
 ・撮像素子:「APS-C」以上のこと
 ・価格:年金生活の範囲内のこと

手持ちの一眼レフD60とのレンズ互換がある「ニコン」が良いのだが、帯に短し襷に何とやらで
結局「キャノンkiss-X7」に決まった。

届いたところで早速あれこれ比べている状況だが、大きさはデカイ
一眼レフD60と変わらない。しかし超軽いから取りあえずOKとする。
 ・「ニコン1 J3」・・・・573g
 ・「キャノン kiss-X7」・・ 673g
 ・「ニコンD60」・・・・・ 857g

サイズ比較:   ミラーレス「ニコン1 J3」 VS ミラーレス「キャノンkiss-X7」 

サイズ比較:   一眼レフ「ニコンD60」 VS ミラーレス「キャノンkiss-X7」

 とりあえず試しに写して見た

カシャカシャと軽快に撮れる・・・あまりに軽い操作音はオモチャっぽいとも ・・・

各人各様の好みと要求に、あれもこれも応えられる“てんこ盛り仕様”もイイが
今時のスマホみたいに暫くは頭の体操が続きそうだ

  


 

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賑やか山行

2015年05月20日 | Weblog

5月17日:先月下見した「雨生山 うぶさん」に行って来た。

応募を締め切ったら33人にもなって、静かな里山が俄かに賑やかになった。


この山は、太古の火山噴火歴を見ることが出来る岩石が見所で
蛇紋岩による独特の植生は、低木と細身の葉っぱに艶があることを説明して出発。

太古の火山噴火を伝える登山道の岩石。

艶のある細身の葉と背丈の低い花々は、この山ならではのものです。

ミヤマウズラとシライトソウです

そして本日の目玉は「磁石に着く石・・・蛇紋岩」です。

 

 

 

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5月の庭で

2015年05月11日 | Weblog

この時期にもう台風のニュースが流れる  

しかし、どうやら熱低に変わって明日は花を散らす雨になるらしい。

この季節になると庭の花が賑やかになる。 移植コテが少しだが握れた頃に

植えた球根は、何時もその位置に、種任せの花は好きな場所に行って

入り混じって咲き出す。 どの花を見ても、花を愛で育てた亡き主が浮かぶ。

「今年も綺麗に咲いたよ」と3色を花瓶に取ってありがとうの思いを伝えた。

 

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「砂漠」を歩いてみた

2015年05月09日 | Weblog

国土地理院が正式に「砂漠」と命名しているのは、日本でただ一ケ所だそうです。

それが伊豆大島「三原山」にあると知って5月の連休に出掛けて来た。

伊豆大島と言えば「あんこ椿」と「都はるみ」。 古くは「波浮の港」、「木星号墜落」と
29年前の「大噴火」だが、近いところで一昨年の台風26号による土砂災害かな・・・
行ってみてその傷跡いまだ癒えずを「御神火スカイライン」の通行止め工事現場で知る。

5月3日: 
お昼前に元町港に到着。 熱海から高速船で僅か40分と近い。
明日の天候が怪しいのでレンタカーで御神火茶屋まで行き、その日の内に火口を一周した。

明日歩く「テキサスルート」を頂上から確認。  広いゾ  ・・・・道迷いが気になった。 

5月4日:
曇り空を気にしながら大島公園から裏砂漠「テキサス ルート」に入る。 
取りあえず案内標識はあったが誰も居ない。樹林帯を抜けると黒々とした溶岩道が
遥か彼方まで続いている・・・・・が、その先は霧が出ていて真っ白だ

案じていた霧に囲まれ“お先真っ白状態”に雨もポツポツ加わって、相方が
「このままなら行かない」とトーンダウン。

山地図と磁石を頼りに歩くこと15分・・・霧も晴れ周りが見えてきて元気回復。

 歩き始めて2時間20分、三原山頂上に到着・・・・火口から噴煙が少し。  

 

砂漠を歩き終え残った時間をレンタカーで一気に島めぐり  (写真をクリックで別窓で拡大)

   筆島 →   波浮の港→    土砂災害 慰霊碑→   地層断面→   利島・新島・式根島・神津島
    

5月5日:
出航の待ち時間に立ち寄った土産物屋「みよし」で、コーヒーを飲みながら店内を
見渡すと、土産物にして10万円とはビックリの花瓶などが置いてあった。

湯呑くらいなら買えるかなと値段を見ると、値札が無い  
値段を尋ねたら「おばあちゃんに聞かないと分りません」と女主人。
旦那も出てきて「母でないと分りません」と言う

近くに住んでる「おばあちゃん」を電話で呼び出して呉れて分ったのが
これらは大島の伝統工芸品で、大島椿の灰と火山岩の粉を釉(うわぐすり)に
使って焼き物を作ることを創始した陶芸家「大場 淳」の作品だそうで「大場 淳」が
島を去った今では大島飛行場と「みよし」でしか見ることが出来ない絶品だとか。

話が弾んで「ところで値段は?」って聞いたら、「いくらにしましょう?」って逆襲され「・・・・・・」。
結局、旅費の予算内で譲って貰った。

  湯呑の裏にはサインがありました。

 
作品価値は全く分からないが、「おばあちゃん」の気風が何よりの土産になった。

 

 

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