4月26日:新城市の雨生山(うぶさん313m)を歩いて来た。
この山は禿山ではないが地肌が見える痩せ山で、草木が成長しない事に
学術的な価値があるということで県の天然記念物になっている。
ここは以前に住んでいた場所で、家の前に見える山なのでよく知っていて
所属している山岳会が5月の里山歩きの下見に行くと云うので同行した。
富岡、中宇利の両地区には、訪ねて損をしない見所が二つあり里山歩きにはお勧めです。
・「世界の桜の園:20年前に個人が始めた桜の植林が素晴らしい。
「日本に3百余種、日本以外の国に百余種がある桜をこの山で咲かせたい」
「世界の人々の手でサクラの園をつくりたい」が願いとか・・・
http://www.okuminavi.jp/search/detail.php?id=227
・「蛇紋岩植生」:磁石にくっ付く「蛇紋岩」は、太古の昔の火山マグマの置き土産。
マグマが地中深くで冷えて石の塊「かんらん岩」となり、水と反応して「蛇紋石」と
「磁鉄鉱」に分れたのが「蛇紋岩」 だとか・・・。
蛇紋岩生成過程で出来る多量のマグネシウムが、植物の水分吸収能力を低下させるため
貧弱なアカマツ林となったり、ツツジ類が有占する低木群落の独特の植生になるという。
http://mikawanoyasou.org/loca/ubusan.htm
http://www.digibook.net/d/aa158b3f801abcd4bb0deab31fb9a100/?m
低木の広がる山裾に懐かしい富岡や中宇利、八名の集落が見える。
磁石にくっ付く石「蛇紋岩」と「磁鉄鉱+蛇紋石」が混じった「かんらん岩」らしき破片
これはナンダ 蛾でした (桜の園→「金山」登山道で)