NHK大河ドラマの経済効果はすごいなぁと思います。
売りものが何も無かったあの新城市にも「家康公ゆかりの地」の幟がはためき
地元の人も知らないと言う鳥居強右衛門が狼煙を上げた「鴈峰山登山口」の案内板が立った。
でも・・・農家の畑を踏みつけて行くのは勇気がいるぞ。
肝心の鴈峰山登山だがもう何年も人が入った気配がなく、道は崩落し荒れ放題で道迷い必定。
訪れる観光客もまばらな浜松城だが、手入れが行き届いて綺麗になった・・・
とは言え、人の居るのはNKKの大河ドラマ館だけでひっそり。
そして岡崎。味噌だけが全国区の名物だったが、最近新たな街道が誕生した。
「おかざき かき氷街道」と名付けた県道37号線だ。これまでは「鳥川(とっかわ)アルプス」や
「暗刈渓谷」+「本宮山」の登山口的存在だったが、何処でどうこじつけたか「家康氷」なる かき氷の店が点々とある。
「○○○○街道」で最近繁盛している田原市の「どんぶり街道」にあやかったか
桑名市の「かき氷街道」を模したのか・・・
一説には「長篠の戦いでは、徳川家康に援軍を要請するための使者として
鳥居強右衛門が作手を抜け額田の地を駆け抜けて岡崎城まで無事にたどり着き
援軍が来ることを長篠城へ伝えたことが知られています。「おかざきかき氷街道」が鳥居強右衛門の
駆け抜けた道と重なっているかも…」だそうです・・・商魂たくましい限り
「家康氷」の命名由来は不明だが「家康が長篠に向かう途中、額田の天恩寺に一泊した翌朝、
大杉の影から命を狙われて云々の逸話があり、縁薄からずと言う訳でなんでもかんでも「家康」を売りにする商魂??
その「家康氷」食べてみました。
すごく美味かった 桃.マンゴー etc.タップリ入って¥1000 は惜しくない
「どうする家康」史跡巡りのお終いは松平家・徳川将軍家の菩提寺「大樹寺」です。
ここでもNHK大河ドラマの経済効果を実感する場面がありました。
1.以前は無かった駐車場の自動精算機です。自動ナンバー読み取り装置で人件費カット。
見学を終わって駐車料金を払う段になって慌てました・・・全くゥ
「番号4桁を入力して下さい」とあるが…ナンの番号なのじゃ
後ろに順番待ちの列が出来るわ焦るわで怒れて来る。整理係のおじさんが来て「車の番号」と教わったが
「12-34」なんだが上手く出来ない 再度おじさん登場「1234」で解決した・・ハイフン不要と大書してよ。
2.何を観るにも拝観料+拝観料
ただしこれらは無料だった
NHK大河ドラマ「どうする家康」が終わった後、家康で盛り上がった喧騒が元に戻って欲しいと思う。
前回の「おんな城主直虎」撮影地になった引佐にある三岳山に登った時の見たくないモノを見た感想だ。
「どうする家康」が「どうなる家康」と気に掛かる。