後期高齢者1と2と3と

後期高齢者に組み込まれて運転免許試験も認知症検査付き
せめてgooブログで脳トレに励むことに・・・

春に

2011年03月23日 | Weblog
最悪のシナリオ向かって崩壊が進む原発に、発信者は「この程度は安全だ・直ちに健康被害は無い」と
妙な言い回しで動揺を収めようとするが、数値は隠しようの無い状況を伝えている。

やり場の無い苛立ちを覚える一方で、現場で沈静化に携わる自衛隊、警察、東電職員、消防、日立、
東芝の技術者など一線の方々を思えば、今の状況に感謝しなくては申し訳がない。

こんな気の安まらない日々にあって、いつも通りに訪れた春は和やかです。






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2011年03月21日 | Weblog

この震災では命の無常さを思い、改めて己の在り様を考える人も多いのでは・・

そんなことを考えていた折に、介護に携わる方から手紙が届いた。

「今こんな仕事をしていると、毎日を一生懸命生きなくちゃ…と思うことがあります。
それは突然のお別れがあるから
昨日まで元気だったのに突然調子が悪くなり そしてお別れが来る
人間は生まれた時から死に近づいている それは誰も平等にやってくる
どんな人でも・・・・
だから毎日頑張って生きないといけないと思っています」

そしてその日の夜、電話があって、私の姉が逝った。
姉には何かしてやれたのか?
寂しい思いをさせてしまったのではないか?自責の念が巡る。

この手紙を貰って、ほんの一時でも消えていた姉のことに
思い巡らすことが出来たことに感謝している。

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野の息吹

2011年03月19日 | Weblog
未曾有の失意と悲痛に満ちる被災地からの報に加えて、原発の崩壊と云う
かつて経験したことの無い試練が追い討ちをかける。

付き合いは深くは無かったが、目指す技術の違いで夫々の道を選んだ友が、今
海岸から3kmの福島県いわき市泉ケ丘に居る。一年一回の年賀状だけだが
もう30年もの付き合いだ。
地震発生の夜、被害の重大さを知って電話したが繋がらなかった。
被害の凄まじさが明らかになれば成るほど、安否を尋ねる気持ちが躊躇する。

イギリスの女性詩人エミリー・ディキンソンが残した詩がある
「失意の胸へは/だれも踏み入ってはならない/自身が悩み苦しんだという/
よほどの特権を持たずしては」

もし被災していたら軽々に「頑張れよ」などとは言えない。
自分自身、突然の自己破産通知を受けた時がそうだったように、背負いきれない
重荷を課せられた人には、遭遇していない者に「分かってたまるか」の気持ちがあるからだ。

電話が通じて無事なら「ここに来て住めよ」って言える覚悟があるか決心が付かない。
気晴らしに近くの佐奈川に行く。
勝手に咲く「菜の花」と雑草の中の「つくし」を見て気持ちが決まった。
倉庫を改造すれば仮住まいは出来る。金は葬式代を回せばイイ・・・と。無事を祈る。

「菜の花」

「つくし」


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出来ること

2011年03月16日 | Weblog
2011年3月11日午後2時46分頃、国内観測史上最大のM9.0の地震が発生。
津波、火災により死者・行方不明者13,000人超の壊滅的被害が発生。
福島第一原発の1~4号機に“水素爆発”が起こり高濃度放射性物質が拡散。


被災した人のことを思うと、何もしないことに人間失格を覚えて

せめて出来ることはと、市役所に設置された義援金箱に気持ちを託してきた。

津波が・・・

ツメ跡


鉄クズの(手前)3号機と外壁が落ちた4号機





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ブログ再開

2011年03月10日 | Weblog
一ヶ月間の休眠でした。
農園の女主人からは「どぉかしたのぉ~」って
「ハイ 付き添い入院で・・・・」

ようやく春の陽射しが感じられたかと思ったら雪が舞ったりして
一気に立ち上がれない3月だけど、花は確実に春を捉えていた

庭の花 その1

庭の花 その2

コメント (2)
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