後期高齢者1と2と3と

後期高齢者に組み込まれて運転免許試験も認知症検査付き
せめてgooブログで脳トレに励むことに・・・

後期高齢者1と2と3と「ハチ退治の新兵器は効く」

2019年06月28日 | Weblog

今の時期になると軒下にハチが姿を見せるが、巣を作られないか

気にしていたら案の定やって来た

二年前にスズメバチの襲撃に会ってからは「ハチ憎し」の憎悪の炎を燃やし続け

見付けるごとに大きなポリ袋を被って退治してきた

一昨日、ガス器具の点検にやって来たガス屋さん

帰り際に「ハチの巣があるから・・・」と

なんか 嬉しくなった。

この日のためにと買い置いたハチ専用殺虫剤を試す時が来たッ と。

(表示には3~4mが最適とあるが)2メートルあたりから噴射 

スゴイ  瞬殺 即死  素晴らしいィィ~
 

次の試し打ちが待ち遠しい

 

 

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前立腺癌治療状況3

2019年06月18日 | Weblog

治療経過はどうか? と言っても自分では分かりませんが
担当医師(センター長)からの説明では「順調です」と言うことだった。

X線ホモセラピーから陽子線治療に変えた最大の理由は
治療後の再発を含めた合併症を出来るだけ抑えたかったと云うわけ。

今日で13/39回の照射を受けたが、少しづつ身体に変化が出て来た。

事前に知らされていたことは以下の5項目ほどだが、最初に現れたのが1の「排尿困難」

1.排尿困難(時間延長、痛み、切迫感、残尿感、勢いの低下)
2.血尿
3.血便
4.皮膚色の変色
5.疲労

照射5回を過ぎて変化を感じ7回目からは痛みと苦しさが加わり、ついに降参。
薬を貰って一夜にして修復出来た・・・・薬はエライ

10回目が済んだ頃から発現したのが5の「疲労」
治療を済ませて帰宅すると、どっと疲れを感じて椅子に掛けて2時間ほどは動きたくない。
近くのコンビニに行くにも、朝のゴミ捨てに行くにも息切れがして思わず口で呼吸する
大袈裟のようでホントのこと。

担当医師に言ったら「陽子線照射は大変なエネルギー消費を伴うので自然なこと」だそうで
治療が終わったら今まで通り山も登れるようになるとか・・・そうは言われてもその落差が
大き過ぎるので週末の休診日は頑張って近くの里山に出掛けるようにしている。 キッツ~

◆ X線を陽子線に変えた詳細理由:

身体の奥の臓器(前立腺)のガンを死滅させるには、如何に正確に
病巣を狙い撃ちするかと言うことと、正常な細胞への被爆を如何に少なく
出来るかという観点で陽子線を選びました。

前立腺は膀胱と直腸に接しているので、この“お隣さん”も無傷では
済まないだろうと素人ながらに想像できる。

イメージとしてはこんな感じです

X線照射の場合、身体の奥のガン病巣を破壊するためのエネルギー(緑色)は
身体の表面が最大で暫時弱まりながらガン病巣に到達してそのまま身体を突き抜けてゆく。
だから正常な細胞組織はまともに被曝する。

これに対し、陽子線の場合は身体表面からガン病巣までは低エネルギーのまま進入し
ガンの最深部で一気にエネルギーを放出(赤色)して身体を突き抜けることなく消えてしまう。
このエネルギー放出ポイントをガン病巣の端から端までズラしながら連続照射することで(青色)
ミリ単位の精度で正常細胞を破壊せずにガン細胞全域に照射が出来る。

 

 

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前立腺癌治療状況2

2019年06月07日 | Weblog

前立腺初心者は医師の言葉が分からない:

治療を受けるに際し「同意書」に署名して下さいと渡された「説明文書」
「前立腺癌に対する陽子線治療を受けられる患者さん、ご家族のみなさんへ」

こんなん読んで分かる患者がいるのだろうか? ましてやこの病気、60歳超の高齢者が殆んどなのに・・・

でも、理解しないと治療の先が見えてこないので一生懸命にネット検索に励む。
先ずは告げられた「病期の状態」説明文。

・診断名:前立腺癌
・病期・病態・組織型など:
  CICC7版          :T2CN0M0   ステージⅡ
  生検前PSA値       :48.1 ng/ml
      グリーソン・スコア :(3)+(4)=7
      リスク分類          :高リスク

難解でしょう!?  
調べて分かったこと:
「もう少し早く発見できていたら、遺言書の書き方勉強しなくて済んだのに」デシタ!

*CICC7版:Union for International Cancer Control 国際対がん連合
                  ジュネーブに本部を置く民間の対がん組織連合が作成した規約第7版の状態表記方法。
           詳しくは後で・・・。

*生検前PSA値:血液中の特異なタンパク質の量を測るのがPSA検査 prostate-specific antigen。
        PSA検査で怪しいと判断されCTやMRIで調べても確定出来ない時に、細胞を採取して
        顕微鏡で組織を検査をするのが「生検」。その生検前に行ったPSAの数値のこと。

*グリーソン・スコア:生検で撮った病理画像を分析して、もっとも面積の大きい組織像と、2番目に面積の大きい
        組織像を選び、 それぞれの組織像を1~5までの数値で採点(スコア)する。
         1が最もおとなしいガン、5が最も悪質なガンで、その2つの組織像の合計点数が
        グリーソン・スコアとなる。グリーソンとはこの方法を考案した人の名前です。
        (最も悪性度の低い「2」から、最も悪性度の高い「10」までの9段階に分類されることになる)

*高リスク:再発や予後寿命などを考慮して治療方法を決める際の分類で、PSA値やグリーソン・スコア、TNM値を
          組み合わせて決めるリスクの分類。極めて低リスクから超高リスクまでの5段階。
          詳しくは後で・・・。

◆詳しい内容:

*CICC7版:T2CN0M0   ステージⅡ
 ・T(tumor):ガンが前立腺内に留まっているか、外の臓器や組織まだ及んでいるかを示す。
 ・N(nodes):リンパ節への転移の有無を示す。
 ・M(metastasis):離れた臓器や組織への転移の有無を示す。

★自分の場合:
T2CN0M0は「左右両方にガンあり、リンパ節転移なし、離れた場所の転移無し」でステージⅡとなる。     

*PSAの基準値

★自分の場合:生検前PSA値 48.1 ng/ml は99%の確率でガンだ!

*グリーソン・スコア:

★自分の場合:グリーソン・スコア は(3)+(4)=7だから中くらいの悪さのガン。

* リスク分類:


 ★自分の場合:PSA値が20超なので「高リスク」になる。 

 

医師の言葉が分ったので、次回はx線から陽子線治療に切り替えたわけを書きます。

 


  
     

 

 

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前立腺癌治療状況1

2019年06月06日 | Weblog

昨日(R1.06.06)で4回目の陽子線照射が済み、治療の手順や体調変化など

少しづつ分って来た処で今の状況をブログに残しておこう。

陽子線センターの様子:(写真は許可を得て使用しています)

先ずはお世話になっている陽子線担当スタッフの皆さんと照射装置。
陽子線治療システムは世界No.1メーカーのIBA社(ベルギー)の「PROTEUS® ONE」。

CT装置とスタッフの皆さん

 

施設全体がIBA社のシステム構成になっている(・・・60億円もするとか!!)

メインの照射装置ガントリーがこれ。

覆いを取ったガントリーを説明するT技師

日本にはまだ18ケ所しかない陽子線治療施設で治療が受けられるとは、なんと幸運なことか。

陽子線に関する学会の文献を読んだりしながら、技術的なことに併せて、自身の前立腺ガンが
どのように変化するのか・・・興味津々で通院してる。

6月4日の出来ごと:
3回目の照射予定日の朝、「機械の具合が良くない」と電話があり修復出来るまで自宅待機。

もし修復に大幅な遅延が出る場合は、従来のX線治療に切り替えるとの事前誓約を交わしているので
その結果を気にしながらジッと待つ。 

「修復出来た」の知らせが届いたのが午後4時・・・夜に入り7時半からの治療再開で無事終了。

こんなこともあるのかと思うような出来事だったが、かえって先端技術に触れているんだと思えた。

次はなぜ陽子線治療に固執したかを書いてみようと思う。

 

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最先端の医療技術に感動

2019年06月01日 | Weblog

◆前立腺ガンの疑い:

昨年、秋の健康診断で胃の影(昔の胃潰瘍跡)を指摘されたことが発端で、ついでに受けた血液検査で

前立腺ガンを疑う数値(PSA値)が出てビックリ!(2018.10.05)

この歳におけるPSA値は通常4以下であるところが39.3で、ガンの疑い濃厚!!

CTやMRI撮ったりしたがいずれも分からない・・・(ガンじゃないかもって淡い期待を抱いた)

がPSA値は依然40前後なので細胞を顕微鏡検査で調べる「生検」を実施してガンが確実になった。

この際、骨など他臓器への転移の無いことも分かりホッとした(2019.01.15)。

◆治療方法の選択:

居住地近辺では摘出手術か放射線(X線)治療が可能。電車で1~2時間ほどのところなら別の治療方法も可能。

放射線も別の方法も治療効果に大きな違いはないとの説明で、車で40分のN病院で放射線治療を受けることにした。

先ずはホルモン療法と併用することで男性ホルモンを抑制する投薬を開始(2019.01.16)

◆治療方法の変更:

N病院の放射線治療は強度変調(IMRT)方式と呼ぶ最新の方式である。

身体を固定する「固定具」を作る段階まで進んだが、“別の治療方法”との違いを学び

急遽“別の治療方法”すなわち陽子線治療に変更した。

「放射線も別の方法も治療効果に大きな違いはない」との説明に何か引っ掛かりを感じていたが

確かにガンの治療効果は同じだが、治療に伴う合併症に相当な差が出そうだと判断して治療方法を変えた。

幸運なことにN病院が東海三県では三つ目の「陽子線センター」を設立して昨年4月から稼働していた。

費用面でも昨年4月からの保険適用で300万円が一気にパソコン1台ほどになった。

◆治療開始:

ガンの判定から半年を経過して諸々の準備が整い、昨日第一回の陽子線照射を受けた(2019.05.31)。

陽子線を扱う医師と凄まじいほどの最先端設備の下で治療が受けられることに、興味と同時に技術の進歩に感謝。

これから照射回数が進むにつれて、更に治療後にも起こるであろう排尿障害などは臆せず

乗り越える気持ちが一層強くなった。 

また予後の5年生存率も70~80%データも素直に受け入れることが出来た。

なにせ今のガン病態は、ニ・三年前なら今日と云う日は無いくらい悪い数値だ。

・がンの質の悪さ加減(グリソン・スコア):3+4=7(生検組織2ケ所の評点、最悪値5に対して4と3の合計値)

・生存、治療のむつかしさ(リスク分類):高リスク(初期、小、中、高の内の高)

・ガンの数と位置、リンパ節転移など(病期、病態、組織):ステージⅡで他臓器などの転移無し

 

 

 

 

 

 

 

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