後期高齢者1と2と3と

後期高齢者に組み込まれて運転免許試験も認知症検査付き
せめてgooブログで脳トレに励むことに・・・

山の雑学

2011年10月30日 | Weblog

山に登るようになって、今まで気にもしなかったことが妙に引っ掛かっています。

以前、Fさんと「乳岩・ちいわ」に行った時、“チチイワ”と読んで笑われてしまい
「昔あった鍾乳石の形が・・・」と名称由来のウンチクを語ってその場を繕ったが、「では」と
テクテク歩きながら次なる質問を受けた。

Fさん:「山」と「岳」はどう違うの

自分:「山は木が茂ってこんもりしてて、岳は岩がゴツゴツして・・・」とシドロモドロ
Fさん:「じゃあ 富士山は何で“ふじタケ”じゃなくて“ふじサン”なの
自分:「富岳洞穴って言うから“富岳”って言ってもイイんじゃないの・・・」
Fさん:「じゃあ“富嶽百景”の“富嶽”と「富岳」はどう違うの
自分:(心の中で)「知るかァ~」

以来、ことある毎に思い出して頭の中が消化不良で気持ち悪い
知ってる方が居たら教えてください

ついでに自分自身でも「・・・」って思ってることがあり、ネットで調べても明快な答えが無い。
知ってる方が居たら教えてください

その1.本宮山には1~50丁目の道しるべがあるが、途中「丁目」が「町目」になって、また
     「丁目」になってと・・・入り混じってます。「丁目」と「町目」はどう違うの

その2.御在所岳の道標は「合目」になっていて、登山口から頂上までを10等分していると
      思っていたら、どうもそうではなかった。キツイ所の「合目」は短く、楽な所は長かった
     一体「合目」ってどんな単位なんですかネ
     ちなみに富士山五合目の標高は、登山口に依ってマチマチなんだそうです。
     御殿場口からでは1440M,富士宮口では2400M・・・・てな具合だって

その3.明神山は「みょうじんヤマ」か「みょうじんサン」か、または「みょうじんザン」か
     山の命名由来は諸説あるようですが、国土地理院では地元の呼び方を使うそうで
     「定義」は無いそうだ(池、沼、湖の定義はあるのに、山は無い)。
     「**やま」「**さん」「**ざん」ローマ字で併記してほしいヨ

その4:御在所岳は「ございしょタケ」か「ございしょダケ」か
     「岳」の付く山は沢山あるが、濁点の付くつかない根拠ってなに

その5.「御嶽山・おんたけさん」にあるロープウェイは「御岳ロープウェイ」と呼びます。
     なんで「御嶽」が「御岳」なんですか

その6.「沢」と「谷」の違いはナンなの
     何故か中部地方の穂高、乗鞍を境にして西側は「谷」、東側は「沢」の名称が多い

その7.御在所岳の頂上でスズキの軽トラが2台走ってた 不思議でした
     運転していた人に聞きました・・・「ロープウェイでぶら下げて持って来ました」だって

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支えられて・・介護Ⅱ

2011年10月27日 | Weblog

退院して2週間が経って、寝起きから風呂、トイレと少しづつ“介護テク”の腕を上げている。
でも、腰と腕が痛いのはまだまだって事なんだろう・・・・・朝はパッとは起きれられない

毎年この季節になると「今年もリンゴ狩りに行けるかなァ・・」と独り言のように言う要求がある。
徐々に言うことを聞かなくなる己の身体を知っての“切ない願い事”だと分かっているから
「大丈夫!行ける・行ける」と軽い返事をしてきたが、今年は「難しいかなぁ・・・」と思う。

飯田まで片道150キロ近い長丁場に加え、山越えのクニャクニャ道だから、今の様子では
無理かなと思っても「リ・ン・ゴ・狩り・イ・キ・タ・イ」と、たどたどしく言われると
行くしかないってことで「リンゴ狩り」に行くことにした。

「私はリンゴは好きじゃない」と言うFさんに同乗してもらって飯田市のリンゴ農園に向かう。
毛布やクッションで体を包むようにしてシートベルトで固定して走り出したら
案じた程でもなく時々Fさんに姿勢を変えて貰いながら無事に到着した。

 不自由になった手を伸ばしてリンゴに触れて笑顔が出た

夜、ベットに寝かせてからもか「嬉しかったァ・・・」と独り言か寝言か、暫く喋っているのを
聞いて、Fさんにお世話になりながら次の「江の島イ・キ・タ・イ」も叶えてやろうと思う。
Fさんも「行ける間に行けるところまで行きましょう」と言ってくれた・・・感謝。

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支えられて・・介護

2011年10月24日 | Weblog

「夜間せん妄」の様な睡眠障害がひどくなって、介護することに疲れが出て主治医に相談したら
「暫く病院で預かって眠剤を見つけますから、その間ユックリしたら」と2週間の“介護休暇”を
貰った。

10月12日、17日間の検査入院が終わって、採尿バッグを着けて退院した。
が・・・手、足、口、瞳は全く動かない。呼び掛けても無反応でまるで廃人同様で帰宅した。

帰宅時間に合わせて来て居たケアマネージャのIさんが、いきなり玄関口で言ったことは
「看取りはどこでしますか?」
「ご自宅なら先生(医者)に来て貰わないといけないから病院を決めて下さい」
今、振り返ると不思議と腹も立たなかったように思う。ただその問いには答えず
「どうしてこんな事になったのか」「どうすればいいのか」その事しか頭に無かった。

翌日“遅番”のFさんが出勤前に寄って「テキベン」した方がイイと言ってくれたが、その
意味が分からないでいると「ラップか薄いポリ手袋とクリームかオイルは無いのッ」と
手術の時に医師が使うような薄い手袋があったので渡すと、薬箱から「キシロカイン」と
書かれた塗り薬を探し出して「テキベン」を施してくれた。

「これは医療行為だからね。看護師でないとイケナイの」と・・・・・
後はあなたがヤリなッって言い残して忙しく出勤して行った。
「テキベン」とは「摘便」と書く事を後で知ったが、初めてその行為を見た時は、
他人なのにそこまでしてくれたFさんに、思わず頭を下げると同時に何故か涙がでた。

「テキベン」して10分ほど経ったら左の手首が僅かに動いた続いて右手首も、口も動き
顔に血の気が射して来て微かに声も出た
信じられないことが起きた・・・大げさのようだがその時はそう思った。

翌朝、「お母さん元気になってよかったネ」っとFさん。
その次の日はボランティア仲間のFさん夫妻や同級生のKさんSさんが
来てくれて、「手伝えることは何でも言って」と・・・気持ちが安らいだ。

 

 

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気合の御在所岳(ございしょだけ)

2011年10月10日 | Weblog

朝4時に 「行くよぉ」 の電話で目を覚まし、Fさんの運転で5時前に豊川ICに入り
6時半には「御在所ロープウェイ駅」に到着(別に乗る訳じゃないが駐車場がないので)

昨日の“足慣らし”が効いたのか、前々から行きたかった為なのか気合満々のFさん
それに引き換え、こちらは早起きがキツかったのかモタモタして焦る・焦る 

御在所岳の登山ルートは幾つかあるが、登山の醍醐味があって景観もよく
「健脚・中上級者向き」の添え書きもその気にさせてくれて「中登山道」を選択。

登山道入り口が見付からなくて  45分も歩き回って、やっと「中登山道口」に着いたら
そこに駐車場があった。 「ああ勿体ない 」と足早に登山口に向かうFさんの後ろを追う

今日のFさんはハイペースで上がる。 時々立ち止まって後ろを振り返り「だいじょ~ぶゥ」
やっと追いついてもまた引き離される・・・「調子悪いの ッ 心拍数が上がってるよッ

中頃の「地蔵岩」まで登ってきた。 目指す頂上はアレだが、ここから先が今日のハイライトで
「岩場」「鎖場」「梯子」と「崖」の続く難所なのだ。
「こう云うの大好き」と・・・Fさんは嬉々として登っていく。

この先は切り立った岩場を鎖を使って下って行く

高所不感症のFさんに 思わず「危ないから行くナァ~

頂上までもう少し・・・・なんとかついて行けそうだ

一等三角点のある頂上に着いたら、その向こうにもう少し高そうな“頂上”が見えた。

帰宅後「今回のペースは早かった・ゴメン」とFさんからメールがあった。 確かに早かった。
ガイドには150~180分とあるが、GPSの記録は143分(2時間23分)の健脚だった。
戻りに至っては、距離的にも長い「表登山道」なのにナントたったの98分(1時間38分) 
「あぁ物足らん」 「もう一回登るか」半分本気、半分冗談のFさん。 お昼1時・・・家路に

 

今回の「御在所岳」は特別な思いを持って連れて行って貰い、本当に良かった。
身体の自由が効く間に「連れて行って」とせがまれていたが、守れず終いになった。
「気を付けて」の言葉を背負って登った「御在所岳」は忘れない。 Fさんに「感謝」

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朝飯前の足慣らし

2011年10月10日 | Weblog

明日の登山のための“足慣らし”をしようって事になり、近くの吉祥山に登ってきた。

夜勤明けのFさんは文字通り「朝飯前」だが相変わらずの健脚振りで
頂上の一休みを加えても、わずか一時間半で行って帰って来た。

今回は一番楽なコースを選択したので、木々の「秋色」を観察する余裕があった。

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豪雨禍・熊野市五郷町(いさとちょう)

2011年10月04日 | Weblog

9月3日・台風12号が紀伊半島に大雨を降らせて、熊野地域は大きな被害を受けた。
Fさんが、母親に無事を訊ねる電話口で「下の家が流された」「橋が流れた」の後
電話も不通になった。 状況が確認できたのは4日後だった。

あれから一ヶ月近く経った9月29日、Fさんに同行して尾鷲経由で現地を訪ねた。
東熊野街道は、急勾配・急カーブの連続でFさん一人の運転では心許ないこと
被災後の手伝いを・・・・とボランティア志願。

対岸に水に洗われた平地が見える・・・・ここに家があったとは思えない。
橋二つが流失していて直ぐには渡れず、国道を更に下り唯一残った桃崎大橋から遡上した。
流木・家屋建材などの瓦礫を道路脇まで運び出すボランティアだ。

Fさんの家の真横を流れる「清水谷」の川は、巨岩が散乱して以前の面影はないと言う。
家の法面は強固な石垣で築かれていて無傷で済んだが、川に沿った道路は崩壊していた。

様子を見に行きたいが「熊が出る」と言われまだ行ってないとFさんのお母さん。 
三人でならと出掛けたが途中でお母さんはUターン。もう少し奥までとFさん。 
鹿と猿と猪に出会ったが幸い熊には遭遇せず、只々、自然の力に驚きここで引き返した。

      沢がえぐられ土石流となって・・・            道路脇から噴水??
 

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明神山(みょうじんさん)

2011年10月02日 | Weblog

9月も終わりになって、やっと明神山に登ってきた。
先輩格のFさんは信州・戸倉山(1680m)に出掛けたので、今回は単独行になった。
一人旅ゆえ迷って日が暮れたら・・・なんて思うと、ついつい荷物も増えてしまった。

  秋にはまだ早いが、所々“秋”を感じながら(ちょっぴり不安も感じながら)
  林道を抜け、木の根道を登るのはなんとも爽快です。

  鎖場を登り「馬の背岩」に立つと、眼下に鳳来湖が見え少しだけ秋色の気配がする。

  3時間半のゆっくりペースで頂上に着くと、遥か彼方に中央アルプスが見える。

  GPSのお蔭で歩いた記録が確認できて、山の楽しみも倍加する。

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