後期高齢者1と2と3と

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後期高齢者1と2と3と「晩秋を訪ねて4」

2019年12月14日 | Weblog

12月12日:写真撮りを頼まれて湖西連峰に行く。

所属の山岳会で「ふるさとの山 特集」を発刊する企画があり、絶景を撮って欲しいとの事。

あの山、この山と言われても登ったことも無いし、まして何処が絶景なのかも知らないから

経験豊かな大先輩に先導されて後に続く。

だが天候が今一スッキリせず、今回はここが絶景ポイントだって場所だけ覚えて後日出直しますと

数枚撮って終わるつもりだった。

絶景ポイント「中尾根パラダイス」からの浜名湖展望

逆光の神石山


身体で覚えたクライミング:

撮り終えたところで"折角だから遊んでいこう"となった。・・・で、その"遊び"とは岩登りでした。

湖西連峰は何度も登っているが、そんな「岩場」があるとは知らなかったが あったんですねぇ

垂直に近い断崖・・・30メートルくらいの高さをロープ一本垂らしての懸垂下降と登﨔です。

クライミングルートのようにアンカーボルトが打ってあるわけではない、超自然の岩場だから緊張しました。 

ましてやクライミングシューズでもない登山靴で、スリング、カラビナの簡易装備だからなおさらです。

通常のクライミング練習では、もし失敗しても途中で宙ぶらりんになる様に、必ずロープを握っている

「確保者」がいるので恐怖心は無いが、ここは自分で自分のロープ握って「確保」をするのだから

ロープを握る手を離したら一気に地面まで落ちるワケです。

 

足は強ばり岩壁のテラスには立つことさえ出来ず、しゃがみ込んで怒鳴られる。

もうあと少しで地上に着くという辺りで足掛かりが外れて、振り子のように宙を舞い

岩壁にブチ当たるがロープだけは離さないと握った記憶だけが残って痛さはない。

やっと地面に下りたら、休む間もなく今度は"ごぼう(牛蒡)"と呼ぶスッピンの状態で

下りて来た崖をよじ登る。これは垂らしたロープを掌に一巻きして両脚を岩壁に押し当てた

三点支持で登るが、懸垂下降に比べるとスムーズに登り終えた。

喉がカラカラに渇くが、一回目より二回目、三回目と回数ごとにコツを会得して楽しくなった。

場所を移して名の如く巨岩の「大岩」を登って帰路に戻った。

本日のルート軌跡

 

 

 

 

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