年末年始は、恒例になってしまった格安ホテルと車中泊の"貧乏旅行"で過ごしました。
年末は高野山に登り、年始は大阪堺市の仁徳天皇御陵と奈良の春日大社などの世界遺産巡りです。
2019年 12月30日:九度山で車中泊
今日は、九度山町の世界遺産「慈尊院」、「丹生官省符神社にうかんしょうぶじんじゃ」と
真田幸村が隠棲し再起を誓った場所「勝利寺」を訪ねて早々に車に戻って寝ることにした。
TVドラマ「真田丸」で名を上げた九度山。 「道の駅くどやま」は真田幸村の情報発信センターを兼ねている。
早速 幸村ゆかりの「勝利寺」に行ってみた。
のぼり旗も仁王門も幸村の甲冑と同じ「赤色」・・・そういえば町中「赤色」がやたら目立ってる感じで
レンタル自転車も赤だった。 もしかして村おこしカラーかも
道の駅の後方が慈尊院で高野山詣での入山口だ。参詣でのための道が世界遺産に登録されている。
卒塔婆の代わりに建てられた石の道標を「町石」と呼び、109メートル間隔で高野山奥の院まで180本があるそうだ。
距離にして約20kmほどを~10時間かけて歩きます。
慈尊院の世界遺産登録記念碑:石碑の文字は画家「平山郁夫」の直筆とある
その一方で世界遺産とは思えない「これはなんだッ」って場所に出会う。
慈尊院は弘法大師の母が「我が子が開拓している山を見たい」と訪ねるも、当時の高野山は女人禁制であり
この慈尊院から高野山を眺めていたとの説から「女人高野」の呼び名がある。
そのため子授け、安産、育児、授乳、良縁などを願って乳房型、絵馬を奉納する女性が多く
訪れることから、古くからの信仰の場であったと有吉佐和子の小説「紀の川」にあると・・・ 納得
境内奥の多宝塔脇の階段を登った所がもう一つの世界遺産「丹生官省符神社」ですと案内にあるが
何と読んだらイイのか?? 字が読めません 「にうかんしょうぶ じんじゃ」だそうです。
この神社の役割?は…
慈尊院の守り神だそうで字も読めないが「官省符」の意味も分からない (詳しく知りたい方はこちら)
守り神として地元の丹生都比売・高野御子の二神を祀った神社がこちら(重要文化財)
車に戻る坂道で、紀の川の向こうに珍しい景色が広がっていた。
明日は高野山に登ります(と言うより歩くが正しいか)。
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