奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

日々の家事の事を丁寧に考えてLDKからキッチンスペース・ダイニング・リビング、トイレ、洗面脱衣、お風呂(浴室)・・・選択スペースへの移動と作業内容、長く居る場所としてのキッチン動線。

2017年09月04日 | 住まいの水まわり住宅機器

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日々の家事がラクになる

家づくりのポイント色々と・・・・・。

 

 

 

アイランドキッチンでのレイアウトを

検討の途中。

建材メーカーショールームでの

打ち合わせも色々と・・・・。

 

各家庭により、家事の癖や

日頃の何気ない動作等も異なりますよね。

その日常に家電の多くは

家事をラクにする目的で

進化してきたとも言えます・・・・。

 

それだけ「家事労働」は大変なわけですよね。

 

 

特に夫婦共働きが

あたりまえになりつつある近年においては、

「日々の家事をラクにする」ことが

より大切なポイントになりえます・・・・・。

家庭状況を加味しながら

考えるべき事柄色々と。

 

住まい手さんとの打ち合わせなども

行いながらお話を聞かせていただくと

毎日の家事で不便に感じることは?

という質問に対して、

「キッチンスペースでのゴミの保管場所」、

「洗濯スペースと物干しが離れている」、

「LDKの収納が不足」という内容を

聞かせていただく事が多いです・・・・。

 

マンション住まいされているケースや

実家暮らし、

社宅でのお住まい、

中古住宅をそのままでお住まい等

状況は事なっても、

その多くはこの3点に集約されてきます。

 

また、「家事がラクになるために必要なことは?」

に対しては、

「水周り設備の掃除や手入れが簡単」

「キッチンの収納が手の届くところにある」

「料理の配膳が簡単にできる配慮」などが多く・・・。

 

 

スマートに動きやすい位置関係も含めながら

人が家事の際に移動する

寸法地の割り出しも大事・・・・。

 

このことからも分かるように、

やはり家事の負担を減らす

キーマンは「キッチン」の周辺です。

 

食器洗い乾燥機やディスポーザー、

スライド収納など、

最新の設備機器や家電が備わったキッチンは

面倒な家事を強力にバックアップしてくれます。

でもそれだけではなくて、

キッチンとダイニング、リビングスペースや

お風呂、洗面、物干し場との位置関係や

作業ルート・・・・etc。

 

 

また、キッチンの作業効率を考えるとき、

ひとつの指標になるのが

「ワークトライアングル」です。

 

これはシンク・冷蔵庫・コンロの

3点を線で結んだ三角形のことで、

三辺の合計が3.6~6mの範囲に収まっていれば

平均として使い勝手が理想的だとされます。

 

シンク・冷蔵庫・コンロの配置や

キッチンの収納などを考えることは

「日々の家事をラクにする」ことにつながります。

 

 

新築工事やリフォーム工事の際には、

このような点からも

「キッチン」について丁寧に考える時間は

必要だと思いますよ・・・・・。

 

 

毎日の暮らしを奥深くデザインする事で

日常が良い意味で変化しますから。

暮らしの時間をどのように過ごすのか?。

という事を視野に建築を丁寧に・・・・・。

 

 

 

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(仮称)暮らしと共に「め・で・る」家新築工事・要塞の家として建築工事後の外構(エクステリア)庭園も着々完成へ向け「目的と手段」のバランスを事前の準備の設計デザインから現場での昇華と進み・・。

2017年09月04日 | (仮称)暮らしと共に「め・で・る」家。

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外側だけ、内側だけの意識ではなくて

実際に建築(住まい)を使い生活、

暮らしをどのように設計するのかは大事です。

 

外的要因、内的要因のバランスは

個々で完結するものではなくて

生活の状態で見える範囲、見えるヶ所、

感じる内容の違いまでの視野をどのように

建築と外構で反映させるのかは大切・・・・・。

 

実際に考えている奥深さの違いで

ラインの違いが常識の違いで

浮かび上がるモノです。

現場での外構(エクステリア)庭園工事の途中。

(仮称)暮らしと共に「め・で・る」家。

当初の建築工事でのコンセプトである「要塞感」を

整える佇まいを家の周囲として一体である

外構(庭)の雰囲気でもそれを継続しつつ・・・・・。

 

今は土木工事業者さんが現場入りしている段階で

今週からは庭師さん(造園)が再び現場入りして

夕方からはすり合わせも含めて

ライトアップ、ライティングでの

一部シミュレーション予定ですよ・・・・・。

 

 

中身の充実と共に「佇まい」。

その存在感は、

個別に物事を判別していては「断片的」になるので

全体を俯瞰で考える事が大切・・・・・。

 

 

小規模、大規模に限らずに

その部分は「考える視野」を

どこに設定しておくのか?。

での違いですよ・・・・・。

建築でもランドスケープデザインでもそれは同じ。

それが存在する事での「結果」の印象は

結局「バランス感」なんです。

個々の特徴を加味しつつ

全体での成立が印象につながりますからね。

※設計デザイン検討時のメーカーショールーム展示

 

外構工事計画での

事前のシミレーションやサイズ検討も

実際にメーカー建材ショール―ムで

メーカーコーディネーターとも打ち合わせしながら

※設計デザイン検討時・メーカーショールームでの商品打ち合わせ

 

 

あっ、コーディネーターHさんのピースサインはご愛敬。

 

※メーカーショールーム商品展示での検討

 

商品のメーカー特徴を反映させつつ、

デザインの「手段」としての選択で。

フェンスや塀、デザイン門屋(Gルーフ)、

 

※門屋・扉のスケール・サイズ検討

 

人のスケール(サイズ)で考える視野と

建築のボリューム、外構スケールとのバランスの視野が大事。

 

※門屋・扉のスケール・サイズ検討

 

アプローチも単独ではスケースが実は大きすぎる

ように感じるのですが、

家全体の風景としてみると「程よい」スケール。

位置関係も幅も、角度も色も全てがその領域での

判断が大切ですよ・・・・・。

 

 

それぞれの計画に応じた適材適所と

適切なバランス感覚での設計と選択・・・・。

中庭の効果も外側と内側での印象を引き立てる様に。

中庭でありつつ中庭として存在させない設計の工夫を

当初に施してある部分での「ステンドグラス」。

このステンドグラスにも、

周辺とのバランスでの見え方の違いがあります。

周辺の外壁タイルとの「グリット」印象での

相乗効果を・・・・・。

光が滝のように降り注ぐ空洞化させた空間と

外側からの光の印象で

内側からと外側からの効能が存在する事で

より「印象」を引き立てるように・・・・・。

建築デザインの付加価値で

暮らしの印象を上質に。

それはLDKや玄関、ホール、和室、個室などの

内部的要素と共に、

窓からの印象となる風景・・・・・。

 

隙間をどのようにデザインするのかで

見える方向や範囲だけでは無くて

風や光の抜ける効果と合わせて

圧迫感や空間の余裕の印象の違いも

生まれますからね・・・・・。

 

 

ステンドグラスへのオマージュも

庭からの眺め、空間からの眺めの価値で

内側と外側で一体化した

空間デザインに施していますよ。

 

 

カタチや範囲(寸法)広さ、狭さの感覚、

空気感はその質の違いで印象操作もデザインで

異なりますからね。

 

 

暮らす際にその場所から見える印象の部分が

どのように反映されるのかという部分を

設計段階でどのように印象デザインを

施すのかで変化しますからね。

 

 

暮らす時間の視野をどの

レベルで設定しておくのかは大事。

窓の役目、壁の役目はそういう部分を

意識の中に設計として施していますよ・・・・。

 

 

丁寧に住まいを考える建築と外構、

そのバランスで生まれる存在としてのカタチ。

設計デザインの持つ意味と寄り添う

建築と庭の存在価値を感じてみませんか?。

 

 

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