「美しい森林づくり推進国民運動」というのをご存じだろうか。
松岡農相が安倍総理に進言した「森林が『美しい国・日本』の礎」となるよう国民と政府一体となって進める運動、らしい。開かれた第1回会合の出席者の顔ぶれを見ると、塩崎官房長官、松岡農水大臣のほか、総務大臣や文部科学大臣、厚生労働大臣、経産大臣、国土交通大臣、環境大臣、地域活性化担当大臣(こんなのあったんだ!)まで、なんとも幅広い。まあ、興味持っている大臣は少ないだろうけど。
取組内容は、不在地主や企業、NPO、森林組合などへの呼びかけ…ようするに官民一体の会議(委員会)を作ったり、シンポジウム開いたり、組織をでっち上げたり、と旧態依然としたものが並ぶが、
目標とするのは、2012年までの6年間に毎年55万ha、計330万haの間伐を行うこと! そして、その約8割を「美しい森林」に整備するのだと。
なんとも、壮大な計画だ。きっと林野庁は沸き立っているだろう。いっぱい仕事を増やして、また補助金をジャブジャブつぎ込むのか?
突っ込み処はいっぱいあるが、一つ林業現場からの心配をさせていただくと、間伐した木はどうするのか? 林地に放置して腐らせるのか。それが「美しい森林」か? もっとも醜い森の景観となるだろう。
では、そこそこ太ければ出荷するのか。税金で伐った木だけに、採算を考えないだろう。そんな大量の間伐材を市場へ流入させれば、木材価格を目茶苦茶にしかねない。せっかく持ち直して来ているのに。結果的に地道な林業家の努力を破綻させるのではないか。
松岡大臣、林野庁出身ということで、多少は期待しているのだが、スタンドプレーでないことを願う。
木材生産は、労働者に金が流れるようなシステムに
しなければ、日本の林業者にはなりてがないですね。
これからの木材生産も転換期にきていると思います。
林野庁や行政の職員を減らしてその半分でも助成してもらって若い労働者が増えるような魅力ある政策が必要です。エコシステムホームページやブログをご覧く
ださい。よろしくお願いします。
林学の祖?アルフレート・メーラーの言葉に「もっとも美しい森林は、もっとも収穫の多い森林である」という言葉があります。森林の多目的機能をうまく発揮させるためには、木材生産が欠かせないのです。
林業関係者が十分に稼げる森林こそ、もっとも美しき森林になるでしょう。補助金など当てにしない林業の確立を期待しています。
二酸化酸素・大気汚染・オゾン層破壊・森林破壊・水質汚染・環境ホルモン・環境破壊・異常気象・砂漠化、、、
色々な問題が、地球を破壊しています。
1人1人が、ちょっとした事をやれば、1歩1歩地球が、救われるのです。
私は、さっき「ちょっとした事」と言いましたが、それは何でしょう?
私の「ちょっとした事」は、スーパーのビニール袋を断る・電気を消す・物を捨てる前に、本当に捨てて良いのか確かめる・ポッケトにビニール袋をいつも、入れる(ゴミを入れたりするから)など等です。
人によって『ちょっとした事』は違う場合もあります。
ー46億年前から生まれた私達の地球を、世界を、守りませんか?-
理解できたら、幸いです。表ブログ『だれが日本の「森と木と田舎」を殺すのか』もよろしく。
ちょっとしたことから地球を守ろう、という心意気は結構です。
「スーパーのビニール袋を断る・電気を消す・物を捨てる前に、本当に捨てて良いのか確かめる・ポッケトにビニール袋をいつも、入れる」
いいですね。そこに「国産割り箸をどんどん使う」も入れてください(^o^)。