森林ジャーナリストの裏ブログ

表ブログに書けない、書く必要もないドーデモ話をつらつらと。

チェンソーアート体験取材

2006-07-11 23:35:42 | 時事ネタ

吉野チェンソーアート倶楽部で、22日に講習会を開催することは伝えたが、その告知にプレスリリースを作って各社に送ったら、朝日新聞から取材の申込。

 

ところが、女性記者が自ら体験したい、それを記事にするという。しかも、22日前に。
しかし、講師の手配や場所の確保、そして、そもそもチェンソーを持ったこともない人は対象にしていない…という難関を越えて、なんとか本日実施できた。

 

結構、準備でへろへろ。私もその日、割り箸の取材で吉野に行くつもりだったので顔を出したが、はたして成果は…。記事は今週土曜日(奈良版)に載る。


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6 コメント

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私も見に行きました (根杉)
2006-07-12 00:30:27
午後から見に行ってびっくりしました!

初めてチェーンソーを持った女性が。。。うまいんですけど。。。

腰の入れ方も違いましたよ。

へなちょこの男性より、気合いの入った女性の方がすごいかも。

『凛々しい女性限定』講習とかおもしろそうですね。

女性同士のほうが闘争意識が高いかもしれませんので、いい作品が出来そうな気もしますねぇ。

☆今日の教訓☆

『チェーンソー  決まりを守れば  出来るはず 初心者だろうが 女性だろうが』
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根杉さんも挑戦を (田中淳夫)
2006-07-12 00:50:33
夕方、会場にもどると、5分前に黒滝に向けて出たと言われました(-.-)。



根杉さんが行かれたのは、午後、講師と女性記者を二人きりにしておくのは危険だと感じたから…ではないかと思ってしまった(^o^)。

でも、この女性記者も、かなりハマッテいたようだから、みんなで挑戦してみるのもよろしいかも。
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写真をみて ( 成瀬)
2006-07-12 06:11:30
ゼノアの3200に12インチバーをつけてるな・・・ さすが、非力な人向けに設定しているプロの心配りかな と思ったけれど、なんだ、チャップスを変えれば私の設定とほとんど同じぢゃん(笑)

 最近になって気がついたんだけど、防刃繊維製の腕抜きが市販されているんですね。

 目より高い位置で色々な角度にチェンソーを使うとき、今この瞬間にチェンが切れたら自分の腕がどうなるか と想像してギョっとしたことがあります。

 普段から道具はこまめに点検して早めに交換整備していますが、安全装備に金をかけて、それが役に立つことの無い様に念じるのも 考えてみれば変なことなのかもね(笑)

 参加しているNPOで、複数人でチェンソーを使うときには参加者の止血処理の知識の確認と近くの外科病院への連絡手段を確認してからという条件を設定しています。  一人でやるときに確保できる安全が複数人の場合にも守れるとは限らないし。

 とにかく、祈御無事 です。
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安全問題 (田中淳夫)
2006-07-12 11:35:21
チェンソーアートの安全問題は、近く議題に上げないといけないと思っています。

とくに、今回のような初心者というよりは完全な素人を相手に教える場合のマニュアルづくりを急がないと、まさかの場合が怖い。



でも、プロの林業者はほとんどチャップスさえしないし、いまだ地下足袋姿でチェンソーを扱うことも。安全論はかなり奥が深くなる。
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yahari ( 成瀬)
2006-07-12 21:21:00
プロが起した事故だと林災防の記事になるけど、アマチュアの事故ってあまり報道記録されてませんね。

だから余り正確な事は言えないんですが。

林業で使うチェンソーはもっぱら 伐倒、枝払い、玉切りという作業が主体です。 当たり前だけど。 チェンソーアートしか知らない人にさせられない作業の代表に架かり木処理があるけれど、禁じ手の元玉落しのような作業も実際のヤマではやらなきゃならんですね。

「危険」という意味が状況の持つ力学的な分析・直感能力にかかわってくる林業と、チェンソーの取扱いに集中して考えれば大筋を抑えられるアートとはそれぞれに別の安全基準が必要だというお考えは納得できます。

林家の実務では、作業条件が傾斜地という場合がほとんどですから、チェンソーアートのように土場・平地で玉伐り・彫刻する感覚とは随分違いがあると思います。 その一方、プロの林家がフルスロットルでエンジンをまわす時間はほんの数分だし、チェンソーを長時間持つ場合でもエンジンをずっと回しっぱなしではないと思います。 実務では自分の腕の筋肉が限界に達したときは積極的にチェンソーを遠くへ投げ捨てるという練習もしていると思います。 これをチェンソーアートでやったら危なくてしょーがない(笑)



若い林業従業者と一緒にカービングをしたとき、彼の太い腕が想定外に(笑)早く限界に達してしまったことに驚いた記憶があります。

林業家よりもログビルダーの作業のほうがチェンソーアートに近い作業と言えるのでしょうが、処理時間の集中を考えると、やはりそれとは別格ということになるのかな。

個人的には、素人にマシンを貸していきなりチェンソーアートさせる大会ってのは嫌ですね。

事前に顔写真入りの2日間安全講習証明を義務づけているNPOの感覚を支持しますが、ちゃんと指示に従うという条件でプロがマンツーマンで教えるなら構わないと思います。
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チェンソー講習 (田中淳夫)
2006-07-12 23:51:19
吉野チェンソーアート倶楽部では、チェンソーそのものの扱いから教える講習会も考えています。

一方で、体験チェンソーアート(チェンソーの扱いから教えて、木を刻む楽しさを味わわせる観光的コース)を設ける計画もあります。

逆に、そこそこ自分でできる人向けの練習会も用意します。



基本的には、ダイビングと同じです。まず素人が体験ダイビングで楽しみ、次に講習会に参加してオープンウォーターコースでCカードを取る。次にアドバンスコース…と難易度を上げていく。

そんな技術認定制度も必要になるでしょう。
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