昨日のチェンソーアート取材受けと同時進行させていたのが、割り箸製造現場の取材なのだけど、そこは高級な「らんちゅう」を作っていた。
らんちゅうは、すでに割れているもの(ようするにバラの箸)を紙の袋や帯で束ねたもの。どうやら千利休が作った割り箸の原型というべきものに近い。
もちろん現代の「らんちゅう」は機械で作っているが、それでも各工程の一部に手作業を含む。結果的に3割くらいは手作業ではないかという。
仕上げの検品では、かんながけをしたり紙やすりでこすったり。これじゃあ量産なんて夢のまた夢。それで卸し原価は6~7円らしい。それにいくつもの問屋のマージンが加わり、帯や袋に入れる手間とコストがかかる。エンドユーザーのところに届くの頃には、いくらになっているだろうか。
写真は、ちょっとオシャレな帯で、これも手作業で作られたもので、1封2円なり。
驚きました。
525円÷25=21円。
お土産としてはよろしいですね(^o^)。
ところで、テレビ東京から出演依頼は来ていませんなあ。私のテリトリーは、銀座の養蜂より、生駒の養蜂です(^o^)。
割り箸の白さを生かすために、朱か藍の千代紙は合うな…
紺に花火の模様、藍に蛍、赤に撫子もいいな…
とやっていたら、帯にもしてみたくなりました。きゅっとおみくじみたいにしばったり
浴衣の帯みたいにしてみたり。
袋を浴衣みたいにして帯を閉めたら可愛らしくなった。
遊べます。
………あれ?
国産ってアピール文入れたかったんだった…
つい夢中になって忘れてた。