東北関東大震災が発生して数日後、奈良県でも義援金集めの動きがあるという。
そのニュースを読んで、娘との会話。
「お前の高校でも、義援金集めたりしないのか」
というのは、娘は生徒会役員だから。本来なら、こうした運動の音頭を取る立場だ。
「今、学校に行けないからなあ」
たしかにその時、高校は入学試験のため在校生は立入禁止なのである。次に行くのは18日だという。この日は終業式だから、その時に打ち合わせても、翌日から春休みに入り、活動はしにくくなる。
「学校行かなくても、電話やメールがあるじゃないか」
この時は、これで終わった。
ところが翌日、「義援金集め、やることにした」という。
メールで生徒会長を焚きつけて、教師にも連絡とって、前日に急遽役員を集めることになったという。おお、やるじゃないか。
聞けば、18日は新入生の説明会で、合格者とその保護者も来るという。それは狙い目だ。保護者に訴えれば、金は集まるだろう。
というわけで、本日18日。正門前で呼びかけたら、12万円あまりになったという。
続いて生駒駅前でもやるという。
よし! 今日は無条件で(珍しく)褒めてやろう。