連日、テレビも新聞も、東北関東大震災(この言葉、定着したのだろうか)のニュースばかりになり、ほかの情報が入らぬ。もちろんドラマもなごむバラエティもない。
新たな情報も少ない中、同じことばかり繰り返されても疲れる。
そこで、何か別のものを、と思って手にしたのが、先月放映されたテレビ東京系の「トコトンハテナ」である。私が出演した「割り箸は、なぜ減っている?」だ。
実は、ずっと前にDVDは届いたのだが、まだ見ていなかった。忙しいから……というよりは、やっぱり恥ずかしい(^^;)から。テレビに映る自分の姿を見たくない。
とはいえ、この時期ならではのお口直し?気分転換? に見ることにした。
……自分が映るシーンを見て、思ったのは、髪ボサボサ! 滑舌(かつぜつ)悪い! 姿勢もっとシャンとせい! だった(笑)。ツッコミ入れ放題。
スーツもなあ。次の機会があったら、買い換えよう(^^;)。
とはいえ、番組としてはよくできていた。押さえるべきところはしっかり押さえていたのではないか。番組を見た印象として、割り箸のイメージは悪くなっていないだろう。とくに国産割り箸に関しては、注目されるのではないか。
ただ、皮肉な点を。
この番組の大スポンサーが東京電力である。そして、最初のコマーシャルは、原子力発電だった。そして、「これからも安全で、災害に強い原子力発電所に全力で取り組んでいきます」。
震災によって福島原発第1、第2がメルトダウンしたり、放射能を漏出させている最中に目にすると、なんとも……。