ザイルと焚火と焼酎と

ザイルを使う登山にちょっぴり憧れ、山中に泊まると焚火を囲み、下山後は焼酎でほのかに酩酊。いい加減なのんびり登山の日記です

盆堀川と棡葉窪 1/2 ――― 盆堀川の沢歩きは期待以上に楽しく美しく・・・・

2016年07月15日 | 沢歩き

2016/6/24  S子とは二人でいろいろな沢へ行き、沢登りの技術を高め、経験を積んで来ました。前の山岳会では僕やS子と同レベルの沢屋さんがあまりいませんでしたから、中級レベルの沢へも二人で行かざるを得ないことが多かったのです。大きな沢へは万が一の事故対応等を考えると数人パーティーで行きたかったですから、二人だけで行くには制限がけっこうあったものです。

S子の体力も昔とは比べようもないほどに低下し、バランス感覚も悪くなり、ザイルワークも不如意になってきていますから、普通の沢登りは到底無理な状況です。

最近は短くて簡単そうな沢へ行くようにしています。でも、ただそれだけでは詰まりませんから、これまで行ったことのない沢へ行くのですが、そんな沢は概して記録がないものです。僕としてはちょっと探検的な気分を味わえる楽しみもあります。

今回も色々と考えて、沢歩きで楽しそうな沢を選んでみました。それが盆堀川。もし、時間が余れば棡葉窪(ゆずりはくぼ)も沢登りしようと計画しています。


▲久し振り? に武蔵五日市駅で下車します。すると、いい香りがします。周りを見てみると壁や天井や柱が木で覆われているではありませんか! 地元の木材なんでしょうね。9:59ころ。


▲駅前のメインロードを西へ歩いて来ました。黒茶屋の門があります。10:34ころ。


▲沢戸橋の上から盆堀川の出合が見えました。本当はあの出合から歩きたいのですが、最初はまだ多くの民家の中を流れていますから、ちょっと遠慮してもう少し上流から入ろうと思います。10:37ころ。


▲久保河原の集落が終わったあたりの盆堀川の様子です。このあたりは沢と言うよりは川ですね。10:46ころ。


▲すぐに河原へ降りる道がありました。そこからスタートすることに。10:47ころ。


▲穏やかでいい雰囲気の河原です。10:49ころ。


▲倒木に座って、沢装備を付けました。11:07ころ。


▲スタートです。11:27ころ。


▲いい雰囲気の沢歩きが続きます。誰でも歩けますね。11:36ころ。


▲こんな感じ。11:49ころ。


▲初めて堰堤が出て来ました。12:00ころ。


▲堰堤を右から簡単に巻くことが出来ました。12:04ころ。

堰堤を越えたところでお昼にしました。


▲再スタートするとすぐに、車道が橋で横切ります。送電線も頭上を横切っています。12:41ころ。


▲橋の先には何やらよく分からない家があります。人は住んでいるのでしょうか? けっこう大きな家です。12:42ころ。

その後、ネットで調べてみると『水哉亭(すいさいてい)』というヤマメ料理のお店のようです。オーナーの本業がヤマメの養殖なのだそうですよ。いつか入ってみたいお店です。


▲車道が前方に見えます。車道と沢とが法面(のりめん)で接しているのは今日の沢歩きではここだけでした。12:51ころ。


▲こんなところでも、それなりに緊張感があって楽しめますね。12:56ころ。


▲お気付きかと思いますが、今日の天気は完璧なる曇天。夏の昼としては暗い感じの中を沢歩きしています。しかも気温も上がっていません。寒いくらいです。Tシャツ一枚で来たことを後悔し始めています。13:07ころ。


▲簡単な回り込みも膝を濡らしたくない一心ですから、ホールドを探したり一生懸命です。13:13ころ。


▲今日の初小滝の出現! 高さ50cm! 13:15ころ。


▲瀞のおでましです。小さな沢の沢歩きですが、何やら重厚な雰囲気が漂っていますね。13:25ころ。


▲今日はパンツを濡らす可能性は考えていませんでした。ザック内の防水もいい加減なままです。ですから、深みには入らずに必死にへつっているのです。それはそれで面白い! 13:28ころ。


▲瀞はさらに続きます。本当に盆堀川という小さな支流だとは思えない素晴らしさですね。13:33ころ。


▲この瀞は確実にパンツが濡れそうなので高巻くことにしました。とは言え、すでに僕のパンツは半分ほど、S子はおそらく全部パンツが濡れています。
左岸にかすかな踏み跡が付いていました。13:36ころ。

途中の小さな河原で再びの休憩。


▲再スタートすると小さな少し崩れた堰堤がありました。14:09ころ。


▲水面に森が映ります。橋も見えています。14:11ころ。


▲橋と橋の下の瀞。90°傾いたままです。頭を左に傾けて見てくださいね。14:13ころ。


▲橋の下の瀞も深そうでしたから右岸を高巻きました。結局、道路へ出てしまいます。14:21ころ。


▲この橋が沢床から見えていた橋です。ここは盆堀集落の西部分に架かっている橋ですね。14:22ころ。

今日は棡葉窪出合までは盆堀川を沢歩きするつもりでした。でも、予定の6割くらいしか沢歩き出来ていません。しかも、意外と瀞もあり深いですから、この先を沢歩きするとしてもしっかりと濡れる準備をしておいた方が良さそうです。
と言うわけで、盆堀川の沢歩きはここで終了とし、棡葉窪の沢登りへこれから向かうことにしました。せっかくハーネスも付けているのですから、少しは使いたいと思ったからです。

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