ザイルと焚火と焼酎と

ザイルを使う登山にちょっぴり憧れ、山中に泊まると焚火を囲み、下山後は焼酎でほのかに酩酊。いい加減なのんびり登山の日記です

玉原高原を黄葉散策 2日目 1/2 ――― 鹿俣山からブナ平へ

2015年11月03日 | ハイキング/谷川連峰

2015/10/13  夜中に一度目が覚めました。フクロウのような鳴き声がすぐ近くで低いしゃがれ声で何度も聞こえます。テントのすぐそばでフクロウらしき鳥の声を聴いたのは初めてのことです。何とも言えぬ雰囲気を醸し出す鳴き声でした。

携帯のアラームを5:30にセットしておきました。薄明るくなる時間だからです。


▲テントの外へ出てみると、もう朝です。5:45ころ。


▲具だくさんのインスタント味噌汁とラーメン1個をS子と二人で分けました。とくにS子は朝からあまりたくさんは食べられないのです。行動中にものんびりと食べられるので、朝食は少しだけ。写真の味噌汁も具だくさんなのでいいのですが、ラーメンもワカメ入りでしたから、わざわざ具を入れる必要はありません。山では重宝します。6:35ころ。


▲もうすぐテントにも陽が当たります! 7:40ころ。


▲7:56にテントを出発しました。今日は同じ場所でもう一泊しますから、背負う荷物はほとんどありません。くるっと回ってまた戻って来ます。8:06ころ。


▲鹿俣(かのまた)山へ向かっています。8:25ころ。


▲広々とした草地に出ました。スキー場なんです。8:34ころ。


▲リフトが続いています。8:37ころ。


▲上を見てもスキー場が続いています。山道はこのスキー場の右。8:37ころ。


▲明るい朝の陽射しが森に差し込んで来ます。緩やかで広々した尾根道。8:52ころ。


▲一部なんでしょうが、シャクナゲの群生地がありました。9:06ころ。


▲ブナでしょうか? 黄葉が綺麗です。9:21ころ。


▲紅葉、黄葉は陽に透かして見ると実に美しいですよね! ガマズミの葉でしょうか? 9:21ころ。


▲山頂にだいぶん近づいて来ました。南側には赤城山が見えて来ました。9:28ころ。


▲中央には玉原湖、その右に尼ヶ禿山、左には明日歩く迦葉山が見えています。9:32ころ。


▲鹿俣山1636.7mに到着しました。9:36ころ。


▲武尊山の剣ヶ峰山2020mだと思います。その左、雲の中のピークが武尊山2158.0mかと。9:36ころ。


▲中央遠くに霞んで榛名山が、中央少し左よりには子持山が見えます。9:39ころ。


▲続いてその左へパーンすると、赤城山が見えています。9:39ころ。


▲鹿俣山の山頂から武尊山方面へは登山道がありません。かと言って、ここを歩いている登山者がいないかと言えば、そんなはずはありません。積雪期はもちろん、無雪期の藪山も歩かれているに違いありません。山頂から一歩、藪の中に入ってみました。かすかな踏み跡らしきものもあります。そればかりか、ピンクのテープがありました! この写真の中に3ヵ所あります。10:00ころ。


▲藪の中に山名標識もありました。高い位置についていますから、積雪期のものなのでしょうか。10:01ころ。


▲山頂での休憩を終え、次へ向かいます。10:06ころ。


▲立派な木がたくさんあります。10:20ころ。


▲また、リフトがありました。10:33ころ。


▲リフトが下へ延びています。10:36ころ。


▲ススキの穂も現われます。秋ですね~え。前方に尼ヶ禿山も出て来ました。10:44ころ。


▲途中、草刈りをする人が二人いました。車もありましたが、車はどこを通って来たのでしょう? 10:48ころ。


▲太いブナの木です。10:58ころ。


▲アキノキリンソウ。11:10ころ。


▲ヤマブドウの葉も紅葉しています。11:13ころ。

ブナ平がどこからどこまでの広さなのかは知りません。でも、先ほどからずいぶんと平らな地形ですし、ブナはどこでもたくさん生えていますから、すでにブナ平には入っているのでしょう。玉原高原全域で、ブナが実に多く見られます。美しいブナ林! さらに、このブナ平は確かに美しいブナの森が広がっていますね。


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