ザイルと焚火と焼酎と

ザイルを使う登山にちょっぴり憧れ、山中に泊まると焚火を囲み、下山後は焼酎でほのかに酩酊。いい加減なのんびり登山の日記です

玉原高原を黄葉散策 2日目 2/2 ――― ブナ平から尼ヶ禿山へ

2015年11月07日 | ハイキング/谷川連峰

2015/10/13  ブナ平は標高が1290mくらいの平坦な地形です。本当にブナの美しい林が広がっていました。


▲こんな感じ。11:17ころ。


▲木の切り株に苔が蒸したものなんでしょうか? 「ブナ地蔵」と名付けられていました。確かにそんな感じがしますね。お賽銭もたくさんありました。11:21ころ。


▲平坦なブナ林が続きます。11:23ころ。


▲イヌガヤの実でしょうか? 食べてみましたが美味しくはありませんでした。イチイの実とか甘くて美味しいんですけれどね。11:28ころ。

このころ、前後して母娘が歩いていました。まだ小さな4歳くらいの子どもです。母親と歩く姿は微笑ましいですね。


▲ブナ平とはさよならして、少し坂を上がり、この写真の三角点に着きました。1302.5mで長沢という地名のようです。11:40ころ。


▲ちょっとのアップダウンはありますが、ブナ林は続きます。11:57ころ。


▲突然! 林道に出ました。左へ進むと「玉原越え起点」の標識があります。藤原湖畔までの山道が玉原越えのようですね。僕の言語感覚では「玉原越え終点」のような気もしますが・・・・ 12:07ころ。


▲林道を進みます。12:10ころ。


▲舗装道路に出ました。右へ行っても尼ヶ禿山のようですが、左へ進むことにします。12:17ころ。


▲少し進むと右手に登山道入り口があります。壊れた標識ですが、尼ヶ禿山を指していました。ここから入ることに。12:40ころ。


▲ここもブナ林の美しい山道です。12:52ころ。


▲こんな何の変哲もない葉っぱも陽を浴びると、これほどまでに美しくなります。12:56ころ。


▲本当に緩やかな登りでした。13:07ころ。


▲すぐ北方にある藤原ダムの発電設備から送られてくる送電線だと思います。南へとどこへ繋がっているのかを追っていくと、埼玉県小鹿野町の変電所で他の送電線と合流したり、分散したりでその先が辿れなくなりました。13:16ころ。


▲山頂までもうすぐです。13:38ころ。


▲尼ヶ禿山1466.0m山頂です。後ろに玉原湖が見えています。13:40ころ。


▲紅葉の美しい斜面がありました。下山は写真中央の送電線あたりを通って玉原湖へ降りるのです。13:40ころ。


▲光が当たるともっと輝くのですがね・・・・ 13:41ころ。


▲山頂は風もあって長居せずに下山開始です。13:58ころ。

これまでの登山道に比べるとあまり歩かれていない様子に代わりました。山頂から見えた送電線の横を通り抜け、どんどん下って行きます。


▲確信はまったくありませんが、調べてみるとクロモジのような気がします。14:29ころ。


▲ブナの黄葉も薄い黄色から橙色がかった黄色まで幅があって綺麗です。14:33ころ。


▲湖畔の林道に出ました。14:53ころ。


▲双耳峰のように見えているのが鹿俣山で、その右には武尊山が雲に隠れています。15:03ころ。


▲道を歩きながら、山ブドウの実を探していました。紅葉したヤマブドウの葉はあっても実はなかなか見つかりません。諦めかけてきたころに、ありました! やった~ぁ! まだ少し熟しきっていない気はしますが、コクのある甘酸っぱさのヤマブドウ! その後ももう少し収穫がありました。15:20ころ。


▲センターハウスの先にバス停がありました。ここが終点です。15:49ころ。


▲僕たちのテントまで戻って来ました。16:24ころ。


▲今晩は昨晩の残りのチーズとクラッカーの他に、収穫したヤマブドウがあります! これをひと粒ひと粒食べると、味わい深さが口内に広がって、幸福感に満たされる思いです。何たる贅沢! 16:56ころ。


▲アルコールは芋焼酎『三岳』を1合半ほど持って来ています。それを二人で二日分ですから、少なすぎ! これもセンターハウスが営業していると思っていましたから。仕方ありません。お湯割りをチビリチビリと舐めるように飲み続けます。
おつまみは昨日と同じようなラインナップ。まずは明太ポテトサラダ。けっこう酒には合います。17:20ころ。


▲続いて、豚ロース生姜焼きを温めます。旨い! 18:06ころ。


▲最後に家にあった賞味期限切れの高野豆腐。山用に買っておいたものですが、いつの間にか時が過ぎて・・・・ でも、これがあったおかげで随分お腹にたまりました。二人分としては実に少量の夕食ですが、長い時間をかけて食べているので、満腹感だけは得られています。18:42ころ。

この日の夜は雨が降りました。それほど多量には降りませんでしたけれど、風も少し強かったようです。森の中ですから、風は弱められますが、音はそれなりです。S子はその風の音にビビってしまっています。山の風の音は実際の音よりも大きく強く聞こえることがしばしばあることを僕は体験上知っています。この夜の風は実際はそよ風程度でしょう。

いつものことですが、S子はテントの中ですぐ眠りに落ちます。僕は意外と眠れません。下界では夜中過ぎに寝ることの多い僕ですから、山で急に早い時間に眠ることは出来ないのです。それでも、9時くらいには寝たでしょうか?


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