ザイルと焚火と焼酎と

ザイルを使う登山にちょっぴり憧れ、山中に泊まると焚火を囲み、下山後は焼酎でほのかに酩酊。いい加減なのんびり登山の日記です

前代未聞の雪のないGWの尾瀬ヶ原 2日目 ――― 平滑ノ滝を見物し、燧裏林道を天神田代まで行きました

2016年05月26日 | ハイキング/尾瀬

2016/5/3  夜中に目が覚め、テントの外に出、夜空を眺めると、満天の星でした。天の川はさほどくっきりと確認出来ませんでしたけれど、北斗七星が大きく北の空で輝いていました。

シュラフに戻ると、再びぐっすりと眠りに落ち、次に目覚めたのは夜が白みかけたころ。
街ではなかなか目覚めの遅い僕ですが、山では日の出とともに起き出します。S子は僕とは逆で、山の自然の中では実によく眠ります。
しばしシュラフの中でじっと待ち、まだ眠っているS子を置いて、ひとりで散歩に出かけました。 

 
▲尾瀬ヶ原が見渡せる場所へ来ました。原の盆地の底に朝霧が溜まっていました。至仏山もまだ眠たそうに見えます。4:43ころ。


▲景鶴山も同様ですね。4:44ころ。

テントへ戻り、ドリップ式のインスタントコーヒーを作ります。
S子も目覚め、シュラフから出て来ます。


▲今朝の朝食は山の棒ラーメン。1人前を二人で分けて食べます。ベーコン、人参、ネギも加えます。6:34ころ。


▲僕たちにしては早い出発。水場で喉を潤して、さあ出発。8:02ころ。


▲見晴からは温泉小屋の方へ進みます。8:09ころ。


▲リュウキンカ。今日は荷が軽いので、しゃがんでマクロ撮影しても大丈夫。8:25ころ。


▲温泉小屋が見えて来ました。右は燧ヶ岳2356m。8:29ころ。


▲元湯山荘の前で休憩しました。8:45ころ。


▲目の前に休憩所があるのですが、看板のすぐ下にスコップが2つぶら下がっているのが見えるでしょうか? 普段の年なら雪が積もっているので、楽にスコップに手が届くのでしょうね。8:48ころ。


▲平滑ノ滝や三条ノ滝への分岐です。ここを通るのも何十年ぶりでしょう? 9:01ころ。


▲さすがにここの登山道には雪が残っていました。9:06ころ。


▲むかし訪れた時の印象通り、けっこう嫌らしい登山道です。9:15ころ。


▲平滑ノ滝展望台に到着しました。写真ではなかなか伝わりませんが、大迫力のナメ滝です。9:23ころ。


▲上の写真の右(下)側を写しました。あの流れの中をトコトコと歩いてみたいものです! 9:23ころ。


▲三条ノ滝へはさらに谷沿いの登山道を進まねばなりません。でも、ここまでの登山道の様子、ここから先の登山道の予測、S子の気持ちを考えあわせて、進むのはやめることにしました。9:28ころ。


▲来た道を戻ります。9:33ころ。


▲さきほどの分岐まで戻り、今度は燧裏林道へ入ります。ここは燧ヶ岳の西や北麓になるので、まだ雪が残っています。9:58ころ。


▲幾つもの沢を渡りますが、こんなに立派な木橋もありました。10:16ころ。


▲ベンチ(?)があったので休憩することにしました。すると、S子が滑って尻もちを。めったに撮れないシーンが偶然撮れました。10:52ころ。


▲登山道脇にこんな朽木が。キツツキがつつきまくった跡でしょうか? 11:24ころ。


▲先行者の足跡があったので、ルートは分かりやすかったですが、ところどころ出ている木道を目で探しながら歩きます。11:35ころ。


▲雪の上に動物の糞。シカの糞でしょうか? 11:56ころ。


▲大きな岩を包み込むように数本の木が生えていました。11:59ころ。


▲裏燧橋です。渋沢に架かっている橋ですが、「シボ沢」と書かれていますから、そう読むのですね。12:03ころ。


▲裏燧橋の上からは遠く平ヶ岳2141mが見えました。12:09ころ。


▲時々、巨樹も現われます。12:17ころ。

燧裏林道は御池側は美しい湿原が点在して登山者を飽きさせないのですが、これまで歩いた場所は単調な山道が続きます。S子はそれに飽きて来たみたいです。まあ、でも最初の予定場所まで歩きましょう。


▲ここがその予定していた場所。12:30ころ。


▲天神田代です。あまり雰囲気はない湿原ですね。残念。12:30ころ。


▲裏燧橋まで戻って来ました。ここにベンチがありますから、休憩します。12:50ころ。


▲行くときには気付かなかったタムシバが、帰り道では目に止まりました。おそらくタムシバです。13:36ころ。


▲この幹の肌はなんでしょうね! 14:41ころ。


▲元湯山荘へ戻って来ました。同じ場所で休憩しました。14:51ころ。


▲温泉小屋から見晴までの写真がわずかしかありません。それには理由がありまして、とても風が強かったのです。S子は体が小さいですから強風をとにかく怖がります。S子の手を取って歩いて来たのです。このあたり、ちょうど風の通り道のようですね。15:32ころ。


▲天場に帰着しました。ここは穏やかです。15:39ころ。


▲弥四郎小屋のcafeに入りました。コーヒーを頼みました。16:49ころ。

このcafeに入ったのにはコーヒーを飲みたかったことの他に、もうひとつ理由があります。
それは今日、S君一家がこの弥四郎小屋に来るからです。
当然、もう到着しているものと思い、宿のスタッフに聞いてみましたが、分かりません。まだ着いていないのでしょうか?
すると、そんな中、見慣れた顔が小屋の前へ。
今、到着したようです。
S君に声をかけ、彼は少ししてcafeへ顔を出してくれました。
どうやら、高速道路の渋滞につかまってしまったようで、鳩待峠に着いたのはお昼過ぎ。急いで歩いてきて、やっと到着したとのこと。
お疲れさまでした。


▲テントに戻ります。17:26ころ。


▲今晩の御惣菜は少し甘めの黒豆。17:42ころ。


▲そして麻婆春雨。ベーコン、ブナシメジ、ピーマン、人参、ネギも入っています。18:24ころ。


▲主食? と言うより炭水化物はペペロンチーノ。お湯をかけるだけで出来上がります。19:02ころ。


▲眠りに就いたのは20:51ころでした。


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