575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

サンヨネの秋刀魚を焼いて酒だ酒   朱露

2011年10月12日 | Weblog
    サンヨネは豊橋の食品スーパーだ。
    三度の食品の殆どを此処で整える。
    鰹の塩辛は浜松舞阪のものがある。
    五七五の頭の音は「サ」で揃えた。

              



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コスモスの咲き乱れても淋しかろ   狗子

2011年10月12日 | Weblog
☆亜子  自分もこんな気持ちになったことがありそうに思えました。
☆能登  コスモスは咲き乱れても、豪華ではなく、どこか寂しいもの。
      あるいはそれを見てる作者が寂しいのか。
☆値遇  一般的には満開の花は人の心を躍らせますが、
      コスモスは何故か「淋し」く感じさせるところがあると
      思うときがあります。
      以前「コスモスの畑にて泣くわたくしは」という句を作ったこともあり、
      掲句にシンパシーを感じ、嬉しくなりました。
☆朱露
☆郁子  なんとなく、はかなげに見えるコスモスをみて
      作者はこのように感じたのだと思います。さみしかろ。
      作者も何か満ち足りない思いを抱えているのかもしれません。
      (長嶋スパーランド「なばなの里」のコスモスまつりなら、
      さみしくなさそう。。。 )
☆晴代  群生していても寂しいとは、作句者の心情でしょうか。
☆遅足  咲き乱れても、桜や牡丹のような満ち足りた感じがしないコスモス。
      そんな景に、作者のココロを託している。
      花を揺らす秋の風が、さみしさを運んでくる。

麗子   ?これは人のいなくなった福島を詠んでいるのでしょうか。
       フクシマの景とも読めますね。(遅足)



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