575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

コスモスの沖をすぎゆく風の使者   遅足

2011年10月09日 | Weblog
☆値遇  満開のコスモス畑を、風が吹き抜ける美しい情景を
       詩的に詠まれていて、即いただきました。
☆朱露  私などには思いもつかない!
☆狗子
☆童子  何の使者だったのでしょうか。
      (風とはありますが)めちゃ気になりました。

遅足   風の便りと言います。風が誰かの便りを運んでいく。
      使者というと、格式ばった感じがします。
      一体、どんな使者なんでしょうか?
      なんとなくお祝い事ではなさそうです。
      訃報を伝える使者でしょうか?
      あるいは、あの世からこの世への使者でしょうか。
      平安朝の歌の使者というのは、どうでしょう?
      主人の返歌を携えて、急ぐ。
      ところが歌を渡すべき相手は行方不明。
      使者としては、役目を果たすために、千年経った今も急いでいる・・・
      これも悲しいお話ですね。
      人間は誰も、異界からの便りを待っているのではないでしょうか。


    
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

唐辛子花瓶に生けて五十本    朱露

2011年10月09日 | Weblog
  机の上のパソコンの右横で火事騒ぎだ。
  唐辛子の軍団が居るので怠けられない。
  こいつらの親類にピーマン野郎がいる。
  どうにも虫が好かないやつで嫌いだな。

            



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする