575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

北窓の山に陽が射す秋の朝    朱露

2011年10月08日 | Weblog
     二百米先が山裾で多米連山の一部だ。
     その山裾に奈良時代の赤岩寺がある。
     その手前の平地に県道が走っている。
     朝っぱらから今の車が疾走している。

              



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風を待ち風にあらがふ秋桜   亜子

2011年10月08日 | Weblog
☆能登
    コスモスは揺れて風情が増す。
    その風を待つ花あり、風にあがらう(ふりをする)花もあり。
☆結宇 
    コスモスのたおやかぶりを言い得た処でしょうか。
☆智恵 
    待ち、あらがふ、という対比が面白いです。
    恋愛駆け引きを、連想してしまいました。
☆値遇 
    「待つ」「あらがふ」と相反していながらも、言われてみると頷ける。
    秋桜は作者ご自身でしょう。小悪魔的なお茶目さに惹かれました。
☆童子 
    風に揺れるのがコスモスの宿命?わかっていても、本人いやなのかな。 
☆麗子 
    風を待ち、風にあらがう。コスモスの特徴をよく表していると思います。
    コスモスに風は欠かせない存在ということがよくわかりました。
    今日のような暴風雨の時コスモスはどのようにやり過ごすのでしょうか?
☆狗子

遅足  皆さんの読みが十分に意をつくしています。
    
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