徘徊老人のひとりごと

地球上を徘徊する75歳のボケ老人のひとりごと

徘徊老人のひとりごと 馬来西亜非日乗(平成29年2月26日、日曜日、晴れ後一時スコール)夜

2017年02月27日 | マレーシア・シンガポール
 ホテルに戻ってみると、部屋がメークアップされていなかった。
 昨日、満室だったので、そのため、各部屋のメークアップに手間取っているのだろう。
 ワタシの部屋にはタオルが2枚ついているので、別に部屋をメークアップをしてくれなくても
 かまわない。
 夕方、街をぶらつこうかと外に出ようとしたら雷とともに激しい雨。
 部屋に戻り雨が上がるのを待つ。
 やっと、夜8時頃に雨があがったので夕飯を食べに出かけた。
 ホテルの裏の、今日、昼に行ったところだ。
 夜の道端の席は蚊に刺されるので、室内に入った。
 ワタシとしては、室内の天井のファンがゆっくり回り、生温かい風を送ってくれるのも
 旅情を感じる。
         
         イカリング 13MR(364円)
         麻婆豆腐  10MR(280円)
         ビールの大瓶があったのでこの店にしたのだが、
         カールスバーグ 大瓶1本が、なんと36MR(1008円)もするのだ。
         マレージア旅行の誤算は、この酒が高いことだ。
         酒に関して言えば、中国、ラオス、メキシコが安くていいな~~~。
         袋に入った「箸」がB級広東料理の証明のようで、
         いいな~~~~。
     と思ったが、支払いはそんなに支払った覚えはないと今朝(27日)気が付いた。
     ビール1本36MRではなく 2本で36MR、つまり1本18MR(504円)
     だった。
     訂正する。
     詳しくは27日の朝のブログで説明します。(笑)
         
         ワタシはサンダル履きで
         床には天井のファンの風で飛ばされたティッシュがあちこちに落ちている。
         ここは中国だ!(笑)
         
         ビール2本目! ビールだけで2000円だぜ!
         (註)訂正 1000円です~~~~っ。
         
         外のテーブルではなく、室内に入って来る粋狂な客もいる。
         髪型がなんとも言えないね~~~~。
     もう時刻は午後9時だというのに、店のお姉さんが炊きたてのご飯を
     鍋のまま持って外の調理場に持って行った。
     客の入りはこれからなのだろうか?
     会計を済まし、ホテルの前の通りの一本向こうのアロー通りが
     夜店が出るので有名だということで見に行くことにした。
             
             なんとかタワーがライトアップされて
      ホテルの前の道は
          
           車が沢山通り
          
          歩道では似顔絵絵描きさんが店を開く。
          
          路上ライブも・・・・。
          通行人のリクエストに応じて、「コーヒールンバ」を歌っていた。
     アロー通りに行くと
          
          
          
          もう10時を過ぎているのに大変なにぎわいだ。
          
          水槽の中で商売用の蟹と一緒に金魚が泳いでいた。
          金魚も食べるのかい?
   もうワタシの就寝時間ととうに過ぎている。
   ホテルに戻るとホテルの隣の舞台で
          
          ベリーダンスのような踊り。
          ビンタンは東京で言えば、新宿のような街なのだな~~~。
     通りに面していないワタシの部屋には、外の音は一切届かない。
     言ってみれば、ワタシの部屋はいい部屋なのかも知れない。

             誕生日の夜に
         クアラルンプルの
         ゆるい風の舞う広東風料理屋で
         ひとり酒をくらう

         道をへだてた向こうは
         観光ロードで人があふれ

         こちらは
         今日一日の仕事を終えた
         疲れた男たちや女がテーブルを囲む
         これから仕事に出かける男は
         軽く麺をすすると
         肩に力をみなぎらせ
         道をへだてた向こうに出かける

         道をへだてた向こうにも
         こちらにも
         置き場のない私は
         ただ生温かい風の下で
         ぬるくなったビールの
         グラスの水滴を見つめる
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