徘徊老人のひとりごと

地球上を徘徊する75歳のボケ老人のひとりごと

徘徊老人のひとりごと 熱海日乗(令和元年10月12日、土曜日、台風19号)

2019年10月13日 | 日記
      早朝、いつものように午前2時頃のトイレタイムに起きたら、雨音が激しい。
      これはチトやばいかもしれないと、緊急脱出用に着替えをした。
      パジャマ姿で避難するのはみっともないからな~~~。
      まんじりともしないで朝を迎えたが、雨風はどんどん強くなる。
      風向きによっては雨が5階エレベーター前の通路に降り注ぐので点検にでかける。
      5階の廊下には雨水が溜り始めていたのでデッキブラシで排水口まで雨水を掃き出す。
      毎週週末にやってくるワタシの部屋のお隣さんは昨夜(金曜日)来たらしく、
      玄関の隣の窓を保護する鉄柵に500円傘が2本ぶら下がっていたが、人の気配がない。
      避難したのだろうか?
      市役所からの避難勧告メールが届くが、歩いて低地にある避難指定場所に行くには
      途中で遭難してしまう。自室でじ~~と我慢して待機すいるしかないのだ。
          
           前方の大きな楠が揺れる。大木が倒れて土砂崩れを起こしてほしくないが、
          ワタシの部屋から景観を邪魔する枝くらいは折れてほしいと願うが、
          枝は風に煽られ大きくしなるが、折れない。
               
          マンション前の坂の車道は雨水が下方へと流れて行く。
        下の方の戸建ての家は大変だ。

      ワタシは
          
          バイクのヘルメット、懐中電灯、ヘッドランプ、貴重品を入れたザックを準備し、
          以前に100均で買った雨具のズボンも用意して、万が一のための準備は完了だ。

     午後になると一層雨風が激しくなった。
     これまで聴いたことのない風の音だ。
     スマホやテレビで台風の予想進路を何度もチェックする。
     午後6時頃、下田沖に台風が接近し上陸する模様とのことだ。
     針路は下田から伊豆半島を斜めに縦断し、熱海を通って進むようだ。
     スピードは時速35キロと出ている。
     6時に下田に上陸すると熱海を通過するのは7時前には通過するだろうから我慢だとひとりごとを言う。
     6時20分頃、一層風雨が激しくなった。
     もしかして今台風が通過しているかもと思った。
     丁度、その時地震も起きたらしい。震度を感じている暇もなかった。
     轟音とともに雨風が激しくなったと思ったら数分後に風が止んだ。
     やはり台風が通過して行ったと思いたい。
     カミサンに「台風が通過したかも?」とSMSを送ったのが午後6時28分だった。
     しばらく外の様子をうかがっていたが、風が強くなることはないので
     7時10分に再び「台風は通過した」とSMSを送った。
         
          テレビでは午後7時頃伊豆半島の下田市に上陸した模様というが、
         もう行っちゃったよ~~~。
     気象庁の記者会見で「数十年に一度の災害の危険性」と形容詞を付けて注意喚起しているが、
     「数十年に一度」というところが「引っ掛かる」(笑)
     また来年、これ以上の台風が来たらどうするんだ~~~~。

     まあ、ワタシには被害がなかったし、今日は午前2時から起きているので眠いし、
     台風通過祝いとして、昨夜の残りの「芋煮」と缶ビールと白ワインでひとり乾杯した。

    そうそう、今日は朝風呂にも夜も風呂には入らなかった。
    明日、ゆっくり朝風呂に入ろう!
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