徘徊老人のひとりごと

地球上を徘徊する75歳のボケ老人のひとりごと

初めての海外旅行

2012年07月26日 | 日記
毎日 「身辺整理」をしているが、古いパスポートが出て来た。

     
     1972年12月31日の出国スタンプが押してある。

    初めて海外旅行に出かけた時のものだ。

    39年前のことだ。

    この時は、香港を経由してインドのカルカッタに到着。
    カルカッタからデリーまで旅をして、デリーから
    シンガポールを経由して羽田に戻った。
   
    大きなバックパックを背負ってのひとり旅だった。
    当時は、大きなリュックのことを「キスリング」と言ったものだ。

    
    外貨も、「渡航費用に関する証明」という欄に、銀行のスタンプ付きで
    明記された時代だ。

    この時のドルを調べたら1ドル=308円の時代だった。

    この時はトラベラーチェックを 500ドル
    キャッシュを500ドルを持って出かけたようだ。

    つまり30万8000円を持って、香港、インド、シンガポールを
    廻って帰国したのだ。
    帰国のスタンプが1月13日になっているので2週間の旅だった。

    その次の出国スタンプは1974年12月28日で
    帰国スタンプが1975年1月28日だ。

    この時は、インドをほぼ一周する1ヶ月の旅だ。

    当時、私は25歳で、サラリーマンをやっていた。
    年末年始の休みと、成人の日の休みと土・日と有給休暇を
    組み合わせて1ヶ月休んだのだ。
    
    その当時は「男性社員」は「有給休暇」を消化しないのが美徳、
    ただひたすら働くというのが世の風潮だったが、
    私は「権利」を行使したのだ。

    そして、その翌年には、「辞表」を出して、インドに「遊学」して
    しまうのだから・・・・

    会社からすれば「いやな社員」だっただろうね。(笑)
    扱いにくい社員が自主的に辞めてくれて会社はホッとしたことだろう。(笑)

    

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