徘徊老人のひとりごと

地球上を徘徊する75歳のボケ老人のひとりごと

徘徊老人世界放浪昼寝旅ーモロッコ・マラケシュ スラれた!-6月30日

2012年07月01日 | アフリカ
宿の位置を確認しようと、近所の徘徊に出た。

  道を歩いていると、ワタシの後ろを緑色のTシャツを着た少年が
  付かず離れずついてくる。

   なんか、怪しいな~~と思い、その少年をやり過ごした。

  少年は右折して別の路地に消えた・・・・・と思った。

  しばらく歩いていると、肩に掛けたトレイルバッグに重力を感じた。

  とっさに「コラ~!」と叫んでトレイルバッグを引っ張った。

  後ろにはさっきの少年が立っており

  「ソ~~リ~~、ソ~~リ~~」と言う。

  もう、その時にはスッたものは少年のポケットに入っていたのだ。

  ワタシはそのことには気が付かず、トレイルバッグの中に入れてある
  貴重品部分のファスナーを調べた。
  どこも開いている様子はなかった。
  トレイルバッグの上から、中味を触ってみた。
  財布もパスポートもある。

  ワタシはスられたものはないと判断し、少年を睨みつけながら
 「行け!」と言った。

   しばらく歩いて
     
     コーヒーを飲みながら、トレイルバッグを再度点検すると

     トレイルバッグのウエストを締めるところにある小さな袋の
     ファスナーが半開きになっており
     「緊急医薬品」を入れた「入れ物」が無くなっていた。

     
     写真は掏られたものと同型の小物入れ。
     「のど飴」の缶だ。(笑)
     この中には、バンドエイド 3枚、
           下痢止めの錠剤 3粒
           乗り物酔い防止の錠剤 2粒
           傷用軟膏    1チューブ

     被害はこの程度だ。
     被害金額は 全部賞味期限が切れているので・・・・(笑)

     それでも「スラレタ」のは間違いはない。

     願わくば、この少年が、日本語は読めないから、この薬を
    「健康によい」とか「風邪薬」と間違えて、
     下痢止めなど「3錠」全部一度に飲みほし、
    「糞詰まり」で死んでほしい(笑)

     コンポステーラ巡礼を終え、「汝の敵を愛せよ」と教わったのに
     まだまだ、修業が足りない、徘徊老人なのであります。

     やはり、観光地、マラケシュだ~~~っと思った。

     まだまだ、気を引き締めよう!

    で、夜、飯を食べにでかけたが、

    タジン料理を酒なしで食べた。

    Tajin de Kofta avec Tamagotoji(笑)

    肉団子タジンの卵とじ。(笑)

あの~~、Avec Tamagotoji は ワタシの造語です。(笑)

    これがTajin de Chikin avec Tamagotoji なら 
    「親子ドン」ご飯なしだ!(笑)

    値段もフェズより高い!

    やっぱり 観光地 !

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徘徊老人世界放浪昼寝旅ーモロッコ・マラクシュ へ移動ー6月30日

2012年07月01日 | アフリカ
 今日は朝9時45分の列車でマラケシュに移動だ。

  早めにラバトの駅に行き、駅の近辺を徘徊。
   
   
   
   
    新市街の方が 歩きやすいな~~~~。(笑)

  今日も1等車で移動だが、今日は1等車も満席の上、
  ダブルブッキングもあった。
  ワタシの席など、コンパートメント番号は1番の5なのだが
  コンパートメント1番の座席は11番からだ。
  「うっ? どうなってんの?」
  で、座席番号に「M」という「番号なし」の座席に座ったが
  検察に来た車掌さんはなにも言わなかった。

  列車は、だんだんと内陸の方に向かい
    
    
    砂漠と言っても小石だらけの荒野を走る。
    
    川があると「ホッ」するな~~~~。
    
    
    砂漠にサボテン

    約5時間でマラケシュに到着。
    
    
    フェズほど暑くない。けど、少し暑い。

    言い忘れましたが、ラバトもマラケシュも「フランス語」です。
    ワタシの頭に埋め込まれているメモリーにはフランス語もあったのですが
    このところ容量オーバーで、(笑)
    フランス語がなかなか出てこない。(笑)

   で、マラケシュの宿もメディナの中にあるホテルだ。

   メディナの入り口までタクシーで行き、そこから目星をつけて
   人に道を訊きながら歩こうとしたら、これが間違いだった。

   さすが、観光地マラケシュ!

   道を訊こうものなら、勝手に案内し、金を要求するのだ。

   「小銭がないので、後でな」と言ったら
   「その時計をよこせ!」とワタシの腕時計を指差して言ったガキがいた。

   しようがないので、ミネラル・ウォーターを買って、釣銭の小銭を
   10ディルハム(100円)渡したら少ないとぬかしやがった!

   マラケシュでは、道行く人に「道を訊いてはいけない」!
   道を訊くなら「商店主」だ。
   それでも、その様子を見て、近づいて来るヤツには
   「ノン」(フランス語だ。笑)と言ってやろう。

    ホテルはマラケシュ博物館に近いところにある。
   でも看板が大きく出ているわけでもないので、覚えるのに大変だ。
    
    中庭があり、
    
    ワタシの部屋
    
     ジャグジー付きのバスタブ。
     でもお湯が溜まるのに時間がかかる。

   方向音痴の徘徊老人にとっては迷路の多いメディナでは
   自分の宿泊しているホテルに戻ってくるのが困難だ。

   だから、まず、ホテル周辺を徘徊し、地理感覚を鈍い頭に
   覚えさせる必要がある。
   この地理感覚についてもワタシの頭の中のメモリーの容量が一杯で
   どうもマズイ。
    
    

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徘徊老人世界放浪昼寝旅ーモロッコ・ラバト あなたならどうする?-6月28日

2012年07月01日 | アフリカ
昼寝後、また近所を徘徊に出かけた。
近所には墓地が沢山あり、折から、今日は金曜日とあって
墓地を訪れている人も多い。
マスジッドも沢山ある。
     
     

     墓地の近くのきれいなマスジッドから男性合唱が聞こえて来た。
    マスジッドから「コーラン」は流れて来るが、
    野太い男性合唱は、初めてなので、覗こうと思った。
     
     ひとりの人は「中に入っていいですよ」と言い
     もうひとりの人は「中に入ってはダメ」と言う。
     こう言う時は「ダメ」と言った方に従ったほうが賢明だ。(笑)

     で、そこからまた徘徊して
      
     
     
      この門をくぐり、歩いて行ったら、昨日の夕飯を買った
      小さなマーケットに到着した。
      昨日の店で、シシカバブのホットドック(?)と
      「サラダ」をテークアウトした。

      で、事件はここから始まるのですよ。(笑)

     墓地の壁に沿って一車線通行の道の歩道をホテルに向かって
     歩いていると、前方に犬が3匹いた。

     ワタシは片方の肩にトレイルバック、
     右手にできたてのカバブドック(便宜的にこう呼ぼう)と
     フライドポテトとサラダ。
     カバブドックとフライドポテトはできたてなので匂う。
    
      3匹の犬がワタシを見ている、
      というよりは匂いを嗅ぎつけたようだ。

     「やばいな~~~」と思っていると
     墓場の壁の隙間から、よたよたと浮浪者が道を横切り
     ワタシに近づこうとした。

     そして、ワタシの手前20センチくらいのところで
     ヨタヨタと前のめりに転倒した。

     さあ、あなたならどうする?!

     その浮浪者を助け起こそうとするなら、カバブドックは路上に
     置かなければならない。

     すると犬が飛び出して来て、そのカバブドックに食らいつくだろう。

     まあ、それは「よい」として・・・・

     片方の肩だけに掛けたトレイルバッグのまま、その浮浪者を
     抱き起こしたら、実はその浮浪者はスリでトレイルバッグから
     財布など重要なものを盗まれたらどうする?

     ワタシは、前のめりに倒れた浮浪者を、
     一応、「どうしたの?大丈夫?」と言う顔で見た。

     ワタシと同じ方向に歩いて来た中年の男の人がいたが
     彼も、知らんふりで通り過ぎた。

     車も、横たわっている彼を避けて通る。

     ワタシも、なんとなく、後味の悪さを感じながら
     数回後ろを振り向きながらホテルに向かった。

     あれは、なんだったんだろうか?

     あなたなら「どうする?」

     ホテルの中庭で、今日もビールを飲みながら、考えた・・・(笑)
         

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徘徊老人世界放浪昼寝旅ーモロッコ・ラバト徘徊その2-6月28日~29日

2012年07月01日 | アフリカ
ラバトでも朝食付きだ。
      
      時間を言っておくと用意されてある。
      
      だから、小鳥が、それを狙って飛んでくる。

   朝食後、ラバトのメディナに行こうと、行き方をホテルの人に
   訊くと、河口に渡し船があるから、それで行けば早いし安いと言う。
      
 
  渡し船乗り場から
      
      人力の場合は片道 1ディルハム(10円)
      船外機の場合は2ディルハム(20円)

      人力でも3分、船外機だと1分で川を渡ってしまう。

      
      河口では今朝網で獲った魚の販売もやっている。
      
      こんなにきれいに並べているから少し高いのかな?
      
      アジは並べていないから安いのか(笑)
      
      河口の岸壁では子どもたちが飛び込みや水遊びをしている。
      
      
      海の面したメディナまで歩いて5分
      
      
      
      まるで地中海のギリシャのようだ。(笑)
      
       ドアも凝っているね
      
      
      
      
      見晴らし台からは
      
      今日は天気が良いので、海が碧い
      
      
      
      陸地の方では
      
      なんだか有名なマスジッドのようなので行って見た。
      
      門衛が馬に乗っている
      
      
      
      
      マスジッドには沢山人が訪れる
       
      
      
      マスジッドの内部にはイスラム教徒しか入れないので
      
      ワタシは生存証明写真をマスジッドの外で・・・・
      その外は公園になっており
      
      昼寝をする人や
      
      ネコが、ここにも居たり・・・・・

      昼過ぎたので、昼飯を
      
      人が食べているのを指差し、「あれ」と言ったら、
      これが、かの有名な「クスクス」だった。
      ワタシには、あまり美味しいとは思えなかった。
      少し残した。
                 
      

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