おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

練成公園。アーツ千代田3331。五軒町。(震災復興52小公園シリーズ。その28。)

2014-01-21 21:49:15 | 震災復興小公園
 今回から、千代田区編。地下鉄銀座線・末広町からJR神田まで。
 ただし、千代田区は、都会も都会、日本の政財界の中心地。したがって、その変貌も激しく、「上六小学校(現九段小学校)」(現在、改修計画が検討されている、らしい)以外は震災復興校舎も現存しないようです。はたして「震災復興公園」はどうか?

①練成公園。練成小→練成中→アーツ千代田3331。
公園。ぽつんと古木(昔のまま、それとも?)。しだれ桜?が一本。あとは西端に花壇。そして、立派なトイレ。


公園側が出入口というのは、かつてのコンセプトのまま。

公園から「アーツ千代田3331」の建物を望む。
公園の方は、取り立てて特徴はなさそう。

「練成中学校」と校章の残った正門。

 これだけが震災復興公園の証。
「昭和6年1月1日開園」。新しく設置したもののようだ。

 そして、「五軒町」という表示。



1880年代のようす(「歴史的農業環境閲覧システム」より)。

 3331 Arts Chiyodaは旧練成中学校を利用して誕生したアートセンターです。地下1階、地上3階の館内には、アートギャラリー、オフィス、カフェなどが入居し、展覧会だけでなくワークショップや講演会といった文化的活動の拠点として利用されています。また、誰でも無料で利用できるフリースペースも充実しており、お昼時には近隣にお勤めの方々やベビーカーを押すお母さんたちで賑わい、夕方には宿題をする子供たちの姿も見られます。
 アートに興味を持つ人のみならず、誰でも気軽に利用できるのが3331 Arts Chiyodaの特徴。第一線で活躍するアーティストやクリエイターから、地域の子どもたちまでが集い、日常的に創造力を育む文化的活動に触れることができます。東京だけでなく、日本各地や東アジアをはじめとする「新しいアートの拠点」を目指す一方、区民の方々をはじめ人々の憩いの場でもあるのです。
 当施設は千代田区文化芸術プランの重点プロジェクトとして始まりました。
プロジェクトの経緯については、こちらからご覧ください。
当施設はその経緯をふまえ、運営団体が民営による運営を行っています。

※「3331」の由来
 「江戸一本締め」をご存知ですか?江戸一本締めは、おめでたい席で感謝の意を表す風習として、古く江戸時代から受け継がれてきた手締めの文化です。かけ声の「イヨーオ」は、「祝う・祝おう」が語源といわれ、さらに「シャン・シャン・シャン」と三回打つことが三回で合わせて九(苦)となり、最後に「シャン」と一回打つことで苦を払い、「九」に一画加えて「丸」になるとされています。「3331」のマークは、そのリズムを数字で表したもの、ロゴマークもよく見ると、そのリズムを数字で表したもの、ロゴマークもよく見てみると。「三・三・三・一」の文字からできていることに気づきましたか?


 (以上、「千代田3331」HPより)

 センスがあるんだかないんだか、ちょっと疑問の命名、と思う。また、隣接していた「震災復興公園」当時の考え方をもっと生かすべきではなかったか、と。
 ただ、学生を含めて人の出入りも多く、活発な活動を行っているようすが知れ、公園も周囲の雑踏の中での貴重なアプローチ・憩いの場としてはコンパクトによくまとまってはいる。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2014-07-14 18:41:42
錬成×→練成〇
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Unknown (おやじ)
2014-07-15 20:24:15
 その通りです。訂正いたしました。ご指摘ありがとうございます。
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