おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

民主党は解党するしかない

2007-01-17 23:08:20 | つぶやき
自民党が勝手気ままに出来るのは、
民主党のお陰である。
国民はとっくに分かっている。
これだけぼろが出ているのに、お咎め無しで。

今度の総理はオレが先だと言ったことも、
国民をこれほど愚弄しても、
自民党は、もう悠然とそれすら話題にして、
マスコミも取り上げる。
民主党大会なんかもうその話しに押されて、
話題にちょっとなるだけ。

「朝日」は、民主党を思いっきり茶化している。
「この際、菅さん、都知事選に出馬したら」
菅さんあたりが出たってもう過去の人。
イシハラが喜ぶだけなのは見え見え。

小沢さんは、党大会に初日欠席。
すねに傷持つ、鳩山さんと菅さん。
二人で「奮闘」しても意気も上がらず。
あのコマーシャルの如き有様。
あんなCMを流しているセンスには、
国民も呆れている。
それに気づかないアホな首脳陣。

自民党よりも右から、
かつての社会党の「原則何でも反対」派までいるんだら、
まとまるわけがない。

自民党から出てウロウロして戻るわけにもいかず、
社会党は連合路線で解体され、もうどこにも行けない。
そう言う連中の選挙互助団体が、民主党なんだから。
ただただ政党助成金欲しさで、徒党を組んでいるだけ。
そんなことも、国民はしっかり承知の上。

こうして、政治に不信と不満とやりきれなさが諦め・・・。
今や、自分の身は自分で守るしかない、
自分の老後は自分で守るしかない。
こうして、ますます他者への無関心と、
無責任の横行するたこつぼ化する中で、
自民党と公明党、創価学会はやりたい放題好き勝手。

それを許している民主党は、即刻、解党して、
本当に骨のある野党を作ることが、必要なのではないか。

政治不信の極にあるような今の日本は、
もう救いようがない状態になっているのではないか。

何とかしようよ、諸君!   
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ウソかマコトか

2007-01-14 17:06:08 | つぶやき
「電車男」で味をしめた某ネット。
うさんくさい運営や資金づくりに非難が喧しくなる中で、またまた話題づくりが。
今度は、単身赴任の夫が、妻の浮気を突き止め、
離婚して子どもを引き取る。
ところが、ガンで余命一年、子どもを残し無念の死を迎えた。
最後は、予想外の展開になったという。
その葬式に行ったという人の書き込みも。

でも、どこまでが実際の話なのか、書き込みなのかよく分からない話にも。
妻の浮気相手へのメールが届いたところから、「話」が始まるんだが。
それから、興信所を使って調べてもらったり、
相手の男性を突き止めて謝罪させたり、
離婚に同意しない妻とその親たちとの葛藤。
さらに自分の体調不良、不安・・・。
実にさまざまな要素が取り入れられた展開。

当人(?)からの書き込み。それに対応する多くの人たちの書き込み。
「電車男」で世間の話題をさらった2チャンネル。
それが、閉鎖されるという噂もある中で、起死回生を狙ったのじゃないかとも。
悪あがきをしているというような。

真面目に書き込みを読み、真面目に悩みや苦しみに答えていく。それにまた励まされて対応していく。まさにネットの面目躍如っていう感じ。

そういうやりとりが出来るのがこうした掲示板のよさなのだとも。
一方では、面白おかしく騒いで、ちょっと「気」にくわなければ、
よってたかって炎上騒ぎを引き起こすこともしばしば。
それは、特定の一部の人たちじゃないかと思いたいが。

当事者を共に励まし支えていく。
そんなきれい事じゃなく、適当に楽しんでいるだけじゃないか、
とも思うことも。たんなる暇つぶし、とも。
自分に火の粉がかかってこないところで、
擬似的世界をつかず離れず楽しんで、
現実の生活、環境が変わって忙しくなれば、サヨナラっ、ていうような。

一方、そうではなくて、一緒に悩み考えていくことで、
また自分の実生活を見直しきっかけになる、ヒントになっているとも考えられる。
いや、それこそ少数。書かれている話が、自分の実生活と無縁だから、
ネット上でかかわっているだけなのじゃないのか、とも思うが。

今回の話。自分のところもそうだ、同じような状態だ、
ということで共感している読者も多いらしい。

この書き手(?)だけじゃなくて妻(夫)の浮気問題で悩んでいる人がいる。
健康問題、離婚問題、子どもの養育費問題・・。
けっこう、現代的な問題がちりばめられてはいるのだ。

これからは、夫(妻)を殺害し、バラバラにする話題なんかも出てくる気配。
同時進行で、やりとりされる。
この間の女性も、頻繁に携帯で友人に送っていたらしい、夫殺害(?)後にも。
本当に一人で殺してバラバラにしたのか、
他にも共犯者がいるのか。
まだまだ暗闇の部分もあるが。
虐げらた女性(妻)という「役」を演じていたかもしれないし。

それでも、夫の暴力に耐えきれず、
なんていう言葉に、一部の女性は共感しているのかも。

これも、どこまでが真実で、どこまでがウソかが分からない、とは思うが。
これこそ、「死人に口なし」なのかもしれない。

昔から、虚構と現実とをうまく煙に巻くのが、創造的な世界の産物。
虚構と見なして、その上で、その話題にかかわっていこうとする、
そういう冷ややかな立場が、大事なような気がするが。

だからこそ、二番煎じ、三番煎じで、またまた「どじょう」を
手に入れようとすることには、大きな疑問を持つ。
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政治家に道義を求めるのはナンセンス

2007-01-13 11:23:18 | つぶやき
事務所経費を巡って、しどろもどろ会見の伊吹さん。
他にもぞろぞろ出てきて。
自民党も、民主党も、すねに傷もつ、御仁ばかりの様相。
民主党の追求も迫力無し。
坊っちゃん宰相も、のらりくらりの無責任発言。

ほとんど崩壊状態の内閣。
それでも、粛々と、あれよあれよと言う間に、
保守国家への道を確実に歩んでいくことができる、不思議な国。

アメリカ・ブッシュの最後の賭けにも、
すぐ飛びつく自公政府。何に考えずにただただ盲従するばかり。
法案も、すべてアメリカの言いなり。
「残業手当廃止法案」「共謀罪」・・・。
こうして、アメリカの属国として、軍事「同盟」とは名ばかりの
米軍の指揮下におかれ、戦争行為の道をひた走り。
「改」憲も夢じゃない。憲法9条も風前の灯火。

マスコミに、政治家のめちゃくちゃぶりがこれだけ取り上げられても、
いったい国民はどう判断しているか。
教育行政を束ねる大臣が率先して
「ごまかし」「関係なし」「しらんふり」を行っているのに。

もうすでに、これ以上の追求を諦めてるかのごとき、マスコミ。
一部野党を除き、追求する方も、
これが我が家に飛び火したら一大事、
と適当なところで手を打つ気配。
これじゃ、どうしようもない。

政治の退廃と堕落を招くのは、必定、などと正論をかましても、
まるで「蛙の面にションベン」てな下劣な表現が最も適切。
「馬の耳に念仏」などと言ったら、仏教の品位が落ちる。

「品位」「美しい」と一番無縁な方々がそれらをのたもう。
このことがまかり通っている場所が国会。
マスコミが道義的責任を糺しても、国民はあまりに無関心。
ハナから政治家に道義などいうものを求めていない。
政治家に、身のきれいな人は、ほとんどいないと諦めているのか。

上は、国会から区議会まで、これだけ政治「屋」が横行していたら、
政治に失望し、無関心になるのも当然か。
そのように国民を向けさせながら、
政治的陰謀を貫徹するという「手法」が今の政治手法。
自民党、公明党、それを支える創価学会。

「権力は必ず腐敗する」などということは、昔の言葉。
「腐敗する(心が荒廃する)から権力をほしがる」腐敗=権力=自利。
こうした腐敗政治が続くと、いつの日かクーデターが起こりそう。
左じゃなくて右(軍)によって。おお、コワ!
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米軍のイラク増派に抗議し、すべての外国軍の撤退を求めます

2007-01-12 23:34:12 | 平和
米軍のイラク増派に抗議し、すべての外国軍の撤退を求めます

WORLD PEACE NOW
2007年1月12日

 1月10日、ブッシュ米大統領は2万1千人以上もの米軍をイラクに増派する「新戦略」をTV演説を通じて発表しました。私たちは、歯止めのない殺戮と暴力を絶望的なまでに拡大するこの「新戦略」に心の底からの怒りをもって抗議します。
 イラクでは1日で100人もの人々が殺され続けています。平和や復興がますます遠ざかるこの耐え難い状況は、ウソで塗り固められた口実で始まった米国の戦争と占領がもたらしたものです。米兵の死者も、開戦以来すでに3000人を超えました。
 昨年12月には、ベーカー元国務長官を座長とする超党派の「イラク研究グループ」が、米国の戦争の失敗をはっきりと認め、イランやシリアとの対話、パレスチナを中心とする中東問題の包括的解決を通じて、2008年3月までに米国の全戦闘部隊を撤退させるという長文の報告書を提出しました。
 しかし今回、ブッシュ大統領が発表した「新戦略」は、「イラク研究グループ」の提言ともまったく相反するものです。ブッシュ大統領は、「イラク政策の変更の必要性」を認め、失敗の責任は自分にあるとした上で、失敗の原因は「治安維持のために必要な十分な数の米兵がいなかった」こと、「駐留米軍部隊に多くの制約があった」ことにあると語っています。つまり、現在13万人もいるイラクに駐留させている米軍を撤退させるどころか、もっと多くの米兵を送り込み、「活動の自由」を与えて、「武装勢力の掃討」という名目でさらに多くのイラク市民を虐殺し、人権蹂躙を続けようというのです。「イランやシリアとの対話」というイラク研究グループの提言はあっさり無視され、反対に「テロ支援」や「核開発」を口実にして、イランやシリアにも侵略の矛先を向けようというのです。とんでもないことです。
 ブッシュ政権は、「テロとの戦い」をソマリアにまで広げました。ブッシュ大統領は「この重要な時期に米軍を増派することが、イラクにおける暴力の連鎖を食い止め、駐留米兵の帰還を早めることになる」と叫んでいます。「武力で平和は作れない」「武力が作り出すのは破壊と憎悪だけだ」という当たり前の教訓を絶対に認めたがらないようです。
 「もうたくさんだ」という声がアメリカの中でも多数となっています。昨年11月の中間選挙で共和党が大敗したことは、その現れです。

 イラク戦争と占領に反対してきた私たちWORLD PEACE NOWは訴えます。

 イラクでの、歴史上まれに見る、耐え難い「暴力の連鎖」を断つ道は、戦争を始めた米国が自分の誤りを率直に認めて謝罪し、ただちに占領を終わらせ、軍隊を引き上げ、イラクの人びとの平和と復興への努力を、武力によらない方法で国際的に支援することだと。
 私たちは、日本の安倍首相にも訴えます。欧州を訪問中の安倍首相は、ブッシュ大統領と電話で話し合い、「イラクの安定化と復興にむけた米国の努力が効果的に進められ、良い成果を上げることを強く期待する」と激励しました。航空自衛隊のイラク派兵を延長し、米国のイラク軍事占領を支援している安倍政権は、米国の戦争犯罪の共犯者です。
 イラクの人びとの悲しみと苦痛をこれまで以上に積み重ねて恥じない安倍首相の発言を、私たちは許すことはできません。私たちは、航空自衛隊をただちにイラクから撤退させること、海上自衛隊をインド洋から撤退させることを求めます。
 これ以上殺すな! そして殺されるな!

WPNからの行動の提案
①  WORLD PEACE NOW 1.27
  イラク・パレスチナ・中東問題を考えるシンポジウム
  世界はどう関わっているか! 私たちに何ができるか!
   ◎日時:2007年1月27日(土)開場13:00 開会13:30 閉会16:30
   ◎場所:文京区民センター3A(地下鉄後楽園駅徒歩3分、
                       春日A2出口直上)
②米軍のイラク増派抗議、航空自衛隊を含むすべての外国軍のイラクからの撤退を求めるアメリカ大使館前 ”鬼は外”行動
  ◎日時:2月2日(金)18:30~
  ◎場所:虎の門JTビル前集合
③ 武力で平和はつくれない イラク占領まる4年
  WORLD PEACE NOW 3・21 @HIBIYA
   いまこそ声を上げよう! 中東・アジア・世界に平和を
  ◎日時:3月21日(水・休)13:00~
  ◎場所:日比谷野外音楽堂
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立ったんですか、立たなかったんですか?心配しましたよ

2007-01-11 22:23:55 | つぶやき
以下の話は友人である、高校教師から聞いた話しである。

昨年末。久々に卒業生と飲んだときのお話。
卒業生は二人。どちらも女性。すでに齢30代後半。

(人通りの激しい、とある駅の改札口前)
「やあ、久しぶりだね。」
「先生もお元気そうで。昔と変わらないですね。」
「何年ぶりですか。仕事のほうは順調に。」
「もうおばさんですよ、会社の中では。」
「何て言ったっけ、そう言う存在の女性?」
「もう、いいじゃないですか。」
「たしかに貫禄は付いたって・・・、失礼、失礼。」

「先生、心配しちゃったわよ。立たなかったんじゃないかと思って。」
「立つとか立たないって何のことだよ。」
「もう、気にしていたんだから。先生のことだから。」
「おれ、あんたに何か問題になることしたか。」
「もう。とぼけているんだから。あの件ですよ。」
「別にいつもの通りだし、昔みたいに元気ないしな。」
「もう、無理しちゃうんだから、体にいけないってば。」
「もうちょっと若い頃だったら、立たなかったかもしれないけれどね。」
「立たないとばっかり思っていたわよ。」
「だから、もうそんな元気ないって。」

(そこへもう一人の女性が登場。)
「やあ、久しぶり、元気だった?」
「どう、マダムと呼んで。」
「今話してたんだけど、先生が立たなかったと思って心配したって。」
「何よ、何の話なのよ、話が見えないわよ。」
「だから、立ったか立たなかったかって話なのよ。」
「何!ボッキしたか、しないかって話。何でこんなところで。」
「もう、いきなり言わないでよ。相変わらずなんだから。」

「あんたたちいったい何なの?もう元気ですな。」
「聞いてよ、聞いてよ。もう先生はどうしようもないんだから。」
「だから、何なのよ、いったい?」
「だからね、今年の春の卒業式とか入学式でさ。起立するとかしないとか。」
「そういえば、立たない先生がいて。」
「そう、新聞に載っていたじゃない。その中に先生がいるんじゃないかって。」
「だから、昔みたいに元気がないって。」
「そりゃそうだ。もうそっちのほうは卒業じゃないの。」
「そりゃ、失礼だぜ。まだまだ。」
「ホント!しっかりボッキするんだ。」
「いや、そう言う話じゃなくてさ。」

「先生も大変ですね、立つとか立たないとか。」
「おいおい、今の人振り向いたぜ。何ていう話してるんだよ。」
「そうね、ちょっとゲヒンだったかもね、マダムと呼んで、呼んで。」
「ともかくどこに飲みに行くんだ?」
「最近ここには来ないから、どうする? ねえ、ちょっと痩せたでしょ。」
「じゃあ、移動しますか?」
「けっこう賑やかになったんじゃないか。ホント久しぶりだね、この駅も。」

 ・・・こじゃれた飲み屋に移動しても、「立つ・立たない」話で盛り上がったのは、言うまでもない。
こうして、昔話や今の話に盛り上がるだけ盛り上がって、結局、最終電車。食べて、飲んで、話して・・・。再会を楽しみにして。

 ところで、卒業式のシーズンがまもなくやってくる。
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まるで難民のようだ!?

2007-01-08 10:16:58 | つぶやき
「ガーラ湯沢」での出来事。
ゴンドラが動かずスキーヤーが足止め。
強風のためにゴンドラが運転停止。
そのため、大勢のスキー客が下山できず、
長時間にわたって待機させられた。

なかには、自力で下山した人もいるようだが、
多くの人間はスキー場の施設やJRの駅構内で、
「苦痛」を強いられた、とのこと。

今朝の「朝日」の記事の中。
56歳の女性の発言「まるで難民のようだった」と。
これを何の考えもなく、記事にする新聞記者。
その感性に目を疑った。

この女性の発言は、まあその場での、素朴な感想だったのだろう。
スキーを楽しみ、いざ下山となったらこの不始末か。
施設管理者、営業姿勢に対するたぶんに不満の声であったのだろう。
そのことを責めてもしかたがない。
年齢・実名入りのコメントなんだから。
せっかくの連休。スキーを楽しんできたのに最後がこれではと・・・。

だが、「難民」という言葉。
どういう状況に置かれた人々に対して、用いられるのか。
戦場と化してしまい、住む場を失ってしまった人々。
飢餓のために、生きる手段を求めて放浪せざるをえない人々。
政治的迫害のために、故郷や故国を離れざるをえなくなってしまった人々。・・・

まさに生きることの極限状態、死と隣り合わせの状況。
その中で、苦しみ逃げまどう。
おそらく世界中にはこうした人々が何千万と存在している。

たかが半日。暖かい施設内にとどまって、
食事も支給され、(「ご飯にスープをかけた」と食事の不満も載せていたが)
ある意味不測の事態の中で、一応の対応策をとってもらっていた。
強風でゴンドラが止まったら万事休す、
というレジャー施設の管理運営にも、大きな手落ちはあるけれど。

小生が若い頃、山登りではこうした天候のために、
山小屋や避難小屋で停滞せざるをえなかったこともしばしば。
居合わせた登山者と不安の中で、乏しい食事を分かち合い、天候の回復を待った。
そうしたことを思い合わせても、なんという想像力の欠如した発言かと思う。

「難民」に自分をなぞらえること。
世界中で深刻な「難民」。
そのことへの思いやりのない感性の持ち主なのかも知れない。
それを責められないのは、
日本人の多くが、そうした世界の厳しい実体に、
あまりにも目や耳などの五感を働かせなくなってしまったからではないか。

むしろ、そうした記事を掲載する新聞記者に、
最も大事なそうした想像力・感性が働くなっていることを憂うるのだ。

数日前、日米軍事関係者から、
もし北朝鮮が崩壊したら、
何十万という「難民」が日本に来る
というシミュレーションを公表した。

まさか、この記事を受けて、
こうした発言を載せたと思いたくはない。
「難民」というシビアな言葉を、
その裏付けもあいまいなまま、
掲載する記者に小生は失望する。
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総合的な学習の時間

2007-01-07 23:49:49 | つぶやき
「総合的な学習の時間」が「学習指導要領」に沿って正しく行われず、
受験教科などの指導になっていた!
そして今や「大政翼賛会化」したマスコミによる、
こうした逸脱キャンペーンが、昨年末から続いている。

「世界史」必修なのにやっていなくて、「日本史」をやっていた、
という偽装単位修得問題を発端にして、
学習指導要領を金科玉条ととらえる、文科省。
マスコミによって、今度は、「総合」がやり玉にあがった。
都立高校の何十校がその批判に。

世界史問題の時。
「どうして世界史だけが必修なのか、
日本史はどうして必修ではないのか。」
大学入試(センター試験も含め)では、地歴科から、
「世界史」「日本史」「地理」の3教科のうち、
2~3教科が受験教科なのか。

もし「世界史」だけが必修なら、
大学入試科目は「世界史」のみでいいのではないか。
多くの私立では「世界史」「日本史」のいずれかが選択。
国立の2次試験でも似たような受験シフト。
そもそも「日本史」が必修でなくなった理由。
「世界史」が突如必修になった理由。

こうした経過や大学入試の現状の検証もなされないまま、
文科省の思惑通りにマスコミ主導で、
学校悪玉(教育長・校長・教員・・・)論調がまかり通った。
さかのぼっての処分も行われた。

過去にさかのぼれば、どうしてそうなったのか?
「ゆとり」教育実施のカリキュラム体制、
週休2日制(学校5日制)、
必修科目の厳選・・・。

低年齢化する受験準備、
ますます厳しくなる難関大学の入試、
私立の競争激化、公立校の生き残り、大学合格者数の競い合い・・・
こうした問題にほとんどメスをいれることなく、
表面的、感情的に問題を矮小化して終わる気配。

そして、今度は「総合」。
小・中・高を通して設置され、
中学では毎学年週2時間、
高校では卒業までに週1時間*3(3単位)が必修。

この「総合的な学習の時間」。
導入当初から「ゆとり」教育の目玉ともいえる「授業」時間とされた。
即ち、教科の枠に縛られずに「横断的・総合的」な学習、教育活動を行うことで、
児童・生徒が「自ら課題を見付け、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、よりよく問題を解決する資質や能力を育てる」狙いを持つものとされた。

その背景には、それまでの「(入試)学力」偏重の教育から
「真の学力とは何か」というような論争
(といえるような代物ではなかったが)を経て、
「生きる力」としての総合的な学力を身につけさせよう、
という目的を持つ高尚な「思い」(しかし、思想も哲学もなかった!)があった。

その結果。円周率を「3」とするなど、教科書を軽薄な内容に「精選」したり、
土曜日はほったらかしにしたり、と何らの手もうつことなく。
(学校任せ、地域任せ、親任せ・・・)
そして、家庭も地域も学校も崩壊寸前!
「真の学力」や「生きる力」を育むどころか、
「いじめ」「暴力」「自殺」の陰湿な事件を起こす事態となってしまった!
それが今の子どもたちを取りまく教育の現実。

そんなことは、実は、「総合」導入の当初から見えていたこと!
誰も期待していなかったのが、学校の実態ではなかったか。

だから、現場はすでに導入当初から
何をするのか暗中模索、試行錯誤。
中学や高校では、調べ学習と称して、
休み中の学校訪問、
修学旅行の事前学習、
文化祭・体育祭などの準備の時間にあてたり、
道徳的な内容を盛り込んだり、と。

もちろん、設置の目的に添った内容・学習形態を実践している教師も多くいる。
しかし、それがどのような成果をあげているか等の発表は、多くない。
たまにしか、マスコミにも紹介されてこなかった。
はっきりいって、お荷物的教科になっているのだ
(やらなければいけないからやる)!

それでも、やれ!としか言わない(指導しない)
空理空論の教育委員会・政治家・「似非」識者たち・・・。

基礎学力もままならない、小学校・中学校を通して、
基礎的な学力を身につけて貰えなかった子どもたちに、
いったいどういう総合力を付けさせろというのか。

きちんとした「学力」
(何も円周率を何十桁もおぼえろというのではない。)
「基本的な読み書き」
(だからといって「100」マスを画一的にやれというわけじゃない)・・・。

忘れてはならないことは、この「総合的な学習の時間」こそ、
「各学校で地域や学校、生徒の実態等に応じて」
行うものだとはっきりと提示されていることだ。
「生徒が興味・関心、進路等に応じて設定した課題について」
学習活動でもあるということだ。

基礎学力をつけること。進んでより質の高い学習内容に挑戦すること。
まさに「総合」には多様な取り組み・学習であることを認めなければならない。

マスコミは、お上から受け売りの言葉を繰り返すのではなく、
学校と、そこで学ぶ生徒の、それぞれの実態にふさわしい「総合」の工夫が
もっとも大事であることを語るべきだ。
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ホワイトカラーエグゼンプション(事務職例外制度)

2007-01-06 11:35:26 | つぶやき
ホワイトカラーエグゼンプション。
政府自公が通常国会に提案しようとしている法案。
一応、公明のオオタは反対のポーズをとってはいる。
が、法案提出に反対するつもりは毛頭ない。これ、いつものやり口。

適当に文言の修正か、付帯決議程度?
で、結局、何でも自民党の言いなりのままに。
いったん、法案が提出されれば、
今度は、論議もそこそこに、法案を通すことに必死になる。

最近の国会運営で、もっとも悪質な連中は、
創価学会・公明党の議員たち、と思う。
自分の頭で考えようともせず、ただただ上の言いなり(学会の言いなり)。
政策も何もない、選挙で勝つことだけが至上命令の組織。

本来、品性下劣な人格の持ち主。
学会員を宗教活動以上の価値に位置づけ、選挙運動に駆り立てる。
学会員も、幹部の言いなり、自民党候補者の選挙運動を自分たちが担って頑張る。    一生懸命頑張れば利益があるから?
やらないと罰が当たるから?
と、まさにはき違えた「宗教」的情熱を発揮。

このような狂信集団によって、今の国政がリードされていることに
何にも疑問を持たないマスコミ。
広告・コマーシャルのお金でがんじんがらめ。だから仕方がないか。

こうして、今回の稀代の悪法も参院選前に成立することに。
そうすれば、公明党の選挙活動に悪影響がない、
という「政治的」判断がまかり通って。

そして労働現場はどうなるか?
評価主義の横行の中で、ますます無定量の労働が恒常化。
それも、管理職直前の社員を対象にした制度だから、どうしようもない。
評価されば管理職に上がれる。されなければ現状維持か、降格。
競争原理のままに働かされる。上昇志向がすべての会社経営。

そして、利益は「株主優先」。企業のみがますます膨れあがる。
それを今度はちゃっかり政治献金で吸い上げる。
公明党もそのおこぼれを頂戴する。

学会員は、死にものぐるいで身銭を切って選挙運動。
まさに我が世の春!とはこのこと?
政権与党の立場から、ぜったいに下りることはしない公明党。

労働組合大嫌いの公明党・創価学会。
これまで、組合の足元を見、弱体化を図ってきた。
その集大成が今度の法案とも。

目安は、1000万円程度の年収の社員を対象に、などと言っている。
しかし、だんだん下げていくのが目に見えている。
700万、600万・・・。
こうして、サービス残業によって、安い賃金で働かされる社員が、急増。
過労死は「KAROUSHI」と世界に通用するほどの日本の労働実態。
これを変えるどころか、ますます過激なものにしていくだろう。

アベさん。
「この制度は少子化対策になるでしょう。働き過ぎがなくなってくるでしょう。」
 ・・・こんなとっちゃん坊やの宰相を抱く日本は、全く、不幸な国ではある。

アメリカの、しのぎを削る競争社会を理想とする自公政権。
果ては福祉切り捨て、弱者切り捨ての
不安定な社会が、実現することを目指している。
そして、戦争の出来る国造り。

こうしたつくり出される世相の中で、大衆の将来への不安心理をうまく利用し、
創価学会を伸ばそうという野心がある気配すら・・・。

学会の選挙運動。町会・地域活動、同窓会活動、そして、親戚づきあい。
この3本柱を軸に行われている。だから、選挙前になると、
必ず学会系の雑誌には、こういう組織への関わりのイロハが特集される。

教育基本法の改悪で組合員教師を徹底的に排除。
教員免許取り消し制度、保護者による学校評価、・・・。
余談だが、今、東京都では、学会員教師を大量に学校現場に送り込む計画が、
着々と進行しているらしい。

今度は、一般企業に対しても、会社に身も心も忠実な社員作り。
倒れてダメなやつは要らない!
これも余談だが、最近の学会系の雑誌には
「勝つ!」「勝利!」という言葉が踊っている!

どうにかしなければ、と思う。
特に、創価学会運動の批判をきちんとしなければならない、と。
ただ、彼らに対して、宗教と政治の関わり、宗教活動の本質とはなど、
という正攻法で迫っても、彼らには「馬の耳に念仏」でしかない。
そこに、創価学会の悪質さがあるのだが。
さて、どうするか!
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普通の先生にこそ夢を

2007-01-05 17:44:39 | つぶやき
「朝日」の朝刊の連載特集「先生に夢を」。
昨日と今日の内容を見て唖然とした。
特異な経歴の持ち主こそが先生の夢を持っている!

たしかに登場した方々。
学校制度の中で「学ぶ」ことへの苦闘の歴史を語る。
一念発起して、晩学に励み、教師の資格をとり、
その経験をばねにし、今、現場教師として夢を持ち続けている。
実に頭が下がる思いだ。

昨日は「ドラゴン桜」まで登場させた。
偏差値が何だ!いじめが何だ!
学問への情熱を燃やし、さまざまな障害を克服し、はねのけ
小学校の勉強からもう一度やり直し、
自らの努力と、教師をはじめとする、
周りからの献身的な援助にも支えられ、
働きながら夜間中学に通い、
通信教育で学び、教師の道に進み、
頑張ってきて、今、本当の教育を目指している。
こういう方々が次々と登場。
映画やマンガのモデルにもなった人々のよう。
たしかに「素晴らしい」の一言に尽きる。

小生の知人。昭和40年代のはじめ、北海道から中卒で東京に集団就職。
見知らぬ都会で油まみれで働きながら、
勉強したい一心と教師になりたいとの夢を失わうことなく、
通信教育で高校を卒業、
教員養成系の国立大学に入り、教員免許状を取得、
今も高校の現役教師で頑張っている。

新聞で紹介されるまでもなく、さまざまな経過を踏まえながら、
まだまだ多くの方々が、現場の教師として活躍しているはずだ。

今、教師攻撃が熾烈。マスコミがその先頭に立ってキャンペーン。
今の社会を悪くしたのは学校だ!青少年犯罪が増えてきたのは学校のせいだ!
ニートが増えたのは学校教育が悪いからだ!
学力低下はゆとり教育のせいだ!
「100マス」教育をなぜしない!
大学受験を煽って、成果主義になったために必修漏れがあったのだ!

それらはすべて校長や教師のせいとされる世の中。
ダメ教師のせい。情熱も夢もない、教える力もない不適格教師のせい。
こうした現場教師攻撃がまかり通っている。

社会や政治や経済(それを牛耳る自公政権、官僚、大企業・・・)
自分たちの私利私欲のための、猫の目教育「改革」。
その場しのぎの教育(無)政策で、右往左往させられてきたのは、
現場の教師であり、児童・生徒であったはずなのに、
そこには目も向けず、検証もなされない。

高級公務員攻撃は、適当なところで切り上げて、
現場の末端の組織・人間に刃を向ける。
そうした政府・自公与党の教師攻撃キャンペーンのお先棒を担ぐマスコミ。
今や、「朝日」がその先頭にいる。

明治末期、教育勅語体制のもと、教師攻撃が激しくなり、
お上、即ち文部省の言うことを黙って聞き、従う教師づくりが、
戦争への道につながっていった。
今また、教育基本法改正によって、「愛国心」のみならず、
政府の政策に忠実な教師づくりが始まっている。
「不当な支配=組合運動」を排除することも大きな狙い。

「朝日」の今回の連載がそれに側面から呼応するものなのか。
また、そうではない新たな教師像を描こうとしているのか。

かつて、毎日新聞の「教育の森」シリーズは、
戦後の教育改革と、それを骨抜きにしようとする勢力との拮抗を描き、
戦後教育の道筋を現場から検証したすぐれた企画であった。

今の「朝日」の姿勢からは、その気迫も危機感も全く感じられない、
実に情けない企画に終わってしまうのではないか。
むしろ、朝日の購読者までも、政府自公の(悪)政策に従わせていく
結果になりはしないだろうか。

今、大事なのは、普通の教師が営々として、現場で黙々と、
子どもたちの未来にかかわっている、
多くの無名の教師たちに夢を与えることではないだろうか。
そういう内容をおさえた上で、
政府・自公の目論む、教育「改革」論議まやかしを鋭く突くことが、
マスコミの重要な役割ではないだろうか。
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とてつもない無力感のなかで

2007-01-04 22:02:45 | つぶやき
今年は大きな転換期になる予感がする。
まさに「新年明けましておめでとう」などと
通り一遍の言葉ではすまされない重大な年の幕開け。

25日に開会する通常国会。
改憲のための国民投票法が民主党も巻き込んで
成立する気配が濃厚。
投票の前には、一切の憲法改正是非を巡る意見広告は一切御法度。
これに民主党も賛成している。

広告禁止だけで済むはずがない。
一切の議論、即ち改憲反対の意見を封殺。
そしてマスコミが改憲の尖兵となる。
マスコミを先頭に国民が次第に改憲に賛成していく。

今回の改正は第九条の改悪。
戦争のできる国にしていくことが分かっていながら・・・。
それもかつてと違って、アメリカに軍事的に従属するかたち。
アメリカの言いなりの国家づくりに邁進する今の政府与党。
自民党は当然とはいえ、それに唯々諾々従う公明党・創価学会。
日蓮仏法に基づく平和主義をかなぐり捨て、
今や政治団体化した創価学会。

彼らの、問答無用のテロ集団が担う国家体制づくり策謀に
すでに黙々と従う多くの慣らされてきている日本国民。

保阪さんの書(「あの戦争は何だったのか」)。
ウヨクのテロへの恐怖が、
昭和天皇をはじめ多くの政治家や論壇を沈黙させていった、と。
さらに、ウソで塗り固めた報道操作・情報操作によって
いつの間にか戦争への道を歩めはじめた!と。
すでに教育基本法は改悪され、防衛省になっている!

自公中枢の想定する仮想敵国が北朝鮮などと思っているのは
脳天気そのもの。仮想敵国は中国(イケダ先生の日中国交回復、親中路線はどうなったの?)そして、ロシア。
そのために軍事的・政治的日米一体化という路線が貫徹されようとしているのだ。

東南・東北アジアの局地的な紛争。
朝鮮半島北部・台湾海峡、インドシナ半島東南部
に対処する軍事的国つくり完成が、今のアベ内閣の基本戦略。

アベ内閣の支持率が低下していることをマスコミは取り上げるが
それはアベ内閣の基本姿勢を批判してものではけっしてない!
改憲を参議院選挙のメインテーマとしてアベ首相は明言した。
参院選までには「国民投票法」は必ず成立。
そして、第9条改悪を隠したまま、巧妙にマスコミ支配をおこなっていく。

讀賣・サンケイ・・・。朝日も今はもう誠におかしな雰囲気。
ラジオはすでに創価学会に乗っ取られている。
TBSからは、もうこれでもかいうほど
朝から晩まで「聖教新聞」のCMが流されている!
耳を疑うような甘い言葉のオンパレード。

TVではますます大衆を愚弄したお笑い番組、
占い・カルト番組が垂れ流されている。
NHKは政府自公からは強制的に番組づくりを。

どうにかならないのか!
こうした鬱憤晴らししかできないのか、所詮!
そう思いつつ、久々にブログを書いた。

たしかに、諦めてはいけないのだろう。
ごまめの歯ぎしりでもいいから、
語らい、行動しなければならないのだろう!
今年が未来に向かっての
大きな曲がり角の年になることだけは間違いないと思う。

去年、国会が一部の野党を除き、「大政翼賛会」化しつつあるなかで、
あっけなく教育基本法が改悪され、
防衛庁が防衛省になり、
あちこちほころびだした自公多数横暴政治に
何の鉄槌も下せないまま終わったことで、
もう日本国の未来に見切りをつけはじめた小生ではあるが。
何とかせねばとの気迫もまた少しずつ蘇りつつあるのだ。

コメント (2)
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