おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

化けそこなったあげく、・・・正体がばれて逃げだすタヌキ。

2017-11-14 23:08:23 | 平和
小池氏、希望代表辞任へ…都政に専念

 結局、「民進党」解体に結びつけた功績はこれ以上の大は、なし。これで、よしとすべきとでも。

 どこぞ(日本会議?・・・)からお褒めの言葉やねぎらいを期待して。

 何しろ機を見るのは敏なお方。葛飾区区議選での敗北コメントもいかにも彼女らしかった。

 殊勝に反省しているとは思えません。この屈辱の仕返しは、必ずするぞ! との決意も新たに。捲土重来を期す、か。

 でも、あれだけ持ち上げたマスコミも「どぶに落ちた犬は叩け」とばかりの論調。

 お気の毒な感じすら。誰に泳がされたのかね?

 でも、そのもっと上手をいくのが公明党・創価学会でしょう。

 小池百合子知事が14日に国政政党「希望の党」代表を辞任したことを受け、都議会公明党の東村邦浩幹事長は報道陣に「これまで小池知事寄りのスタンスを取ってきたが、これからは是々非々でやっていく」と述べ、小池氏が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」との「知事与党」関係を解消する考えを示した。
 公明と都民ファーストは7月の都議選で選挙協力し、都民ファースト大勝の一因となったが、東村幹事長は「代表を辞めようが残られようが、我々のスタンスはあの時で決まっていた」と述べ、小池氏の国政進出が知事与党離脱の決定打だったとの認識を示した。
 都議会の定数は127。都民ファースト(53人)と公明(23人)を合わせれば76人となり、都議会の過半数を占めていた。だが、今後は都民ファーストだけでは予算案や条例案を可決できなくなる。
 東村幹事長は「必要であれば自民との対話もしていきたい」とも述べ、都議会自民党との関係修復を目指す考えも示唆した。【毎日新聞 芳賀竜也】

 キツネとタヌキの化かし合い、か!
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読書「銃を持つ民主主義ー『アメリカという国』のなりたちー」(松尾文夫)小学館文庫 《再掲》

2017-10-07 19:33:15 | 平和



 2012-12-31 16:43:28に投稿したものの再掲です。今回の事件でも「銃規制」はできないアメリカという国。何度繰り返されることか! 小学校での銃乱射事件を受け手の投稿でした。

 小学校での銃乱射事件によって大勢の児童・教師が亡くなったことを受けても、今もなお、なかなか銃規制が進まないアメリカ社会。むしろ、全校に武装警官を配置することを主張し、銃規制の動きに真っ向から反対する全米ライフル協会(「NRA」)。日本人からみるとかなりの違和感を持つアメリカ社会における銃規制のあり方。
 この書は、2004年に発刊、その文庫版として2008年に出版された。今回の事態を受けて現在のアメリ民主主義社会の成り立ちを改めて理解する上で格好のテキストに。
 特に銃規制の是非を巡る論議の核心、「憲法修正第二条」。日本国憲法では基本的人権保障条項十箇条の第二条に当たる、という。
 「規律ある民兵は自由な国家の安全にとって必要であるから、人民が武器を保有し、また携帯する権利は、これを侵してはならない」(本書P65)
 この解釈をめぐって、銃規制推進派と反対派は真っ正面から対立しているのがアメリカの現実。前者は当時の民兵、現在の州平の一員となるかぎりにおいて、市民の武器保有が認められると主張、後者は「市民皆武装」こそ、連邦中央政府権力の専制化を防ぎ、市民の自由を守るのに不可欠な個人の権利であり、アメリカ民主主義の生命線だと反論する。
 こうした相反する立場を紹介しながら、後者の規制反対派の優勢なことが、アメリカ民主主義の実態を体現している、と。「銃が増えれば犯罪が減る」との合い言葉が一般化しているアメリカ社会。そうした個人が銃を持つことを容認する「アメリカ民主主義」が、海外派兵などの実例につながっている、と。
 黒人の基本的人権や参政権などについて、合衆国憲法は修正がたびたびなされながらも、この項については210年以上に亘って一度も修正されてこなかったアメリカの歴史。そこに、筆者はアメリカ民主主義の内在する本質的な問題があると捉える。「人民武装の権利」がアメリカの対外的な戦争荷担(海外派兵。多くは、「(アメリカ流)民主主義・自由・平和」を守るという大義名分によるのだが)にも結びついていることへの危惧の念が示されている。最初の出版が「イラク戦争」開戦から一年後という時期であったことにも深く関連する。
 「クワとライフルを持って」とは、アメリカ大陸の東岸から太平洋に面する西側へ開拓していく時のスローガン。この言葉に、その後も引き続く「アメリカという国」が民主主義というオリジナリティを自負し、誇りを持つ根底に、「アメリカ中心主義」があり、個々のアメリカ国民が固有の権利として持つ、銃による武力行使権という「DNA」がある、と。
 そもそも「アメリカという国」の建国は、黒人、先住インディアンに対する徹底した差別と排除のなかで始まった。そこでは、個人・集団による銃という武器を手にした圧倒的する武力行使が主要な役割を果たしたことも、事実(長い間の黒人差別撤廃運動などのうねりの中で、憲法上での人権諸権利は確立されていくが)。
 その後、民兵は「南北戦争」を契機に、アメリカ合衆国軍という強力な常備軍となり、さらに二度の世界大戦を経て、今や世界一の軍隊にまで巨大化してしまった。そのDNAには、抜きがたい「市民皆武装」がある、と。広島、長崎への原爆投下、東京大空襲等の無差別攻撃についても、罪悪感はない(「民主主義」の旗の下で、反ファシズム戦争終結のため、当然)。
 「刀狩り」によって武器を支配階級の「武士」にのみ与えた政策以来、軍隊・警察など以外には銃刀所持を認められない日本人。その日本がアメリカと日米安保体制の下で同盟関係を強固にしていくことの意義を考えるとき、こうした銃を持つ民主主義国・「アメリカという国」の成り立ちと現実を捉え直す必要がありそうだ。
 アベさんが実現を期す「集団的自衛権」の確立とは、日米同盟の質的転換・深化であり、その表向きの第一義は、アメリカ軍が攻撃された場合、日本の「自衛隊(「国防軍」)」は、アメリカ軍とともに武力を行使するということになるのだから。

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さすが! でも、手法は実にわかりやすい、と思っちゃいますが。

2017-10-06 21:21:15 | 平和
 

 今回の選挙。すっかり小池に振り回されている感じ。自民も創価学会も、もちろん民進党も。

 いや、小泉親子も、細川も、小沢も、橋下も(本人は自分の方が一枚上手と思っているようだが)・・・。

 並み居る強者どもを斬った!張った! して我が物顔の御仁。ラブコールする前原なぞは歯牙にもかけない。

 小池にはまってさあ大変♪

 アホな前原。アンタってバカね、何年政治家やっているのよ、と高笑いしたいところをテレビ目線で、流し目。

 さすが政界渡り雌鳥。イヤ、右翼タヌキ。

 元民進の無所属には対立候補なし、公明・太田のところを含め、公明党にも出さず。

 維新には勿論出さず(その代わり維新は東京に出させない。「キムタケ」と連呼していた渡り鳥の御仁も、闘う前に討ち死に? )

 石破にも野田にも鴨下にも出さず。

 しかし、「立憲民主」には刺客を向ける。「民進」を壊しただけじゃ飽き足らず、どぶに落ちた犬は叩け! の戦法。筋金入りのサヨク嫌い。

 甘ちゃん・素人の若狭(実に貧相なお方)如きは、単なる駒、いや、希望の党の候補者は、皆、小池の駒扱い。

 みんなで徹底してガラパゴス化した「立憲民主」「共産」をつぶしにかかりましょう。当然賛成だわね、あんたたち。

 えっ、「都民ファースト」の連中。何を言い出すか分からないおバカさんたちなんだから。

 イヤならさっさと出ておいき、アンタたちには少しお世話になったけれどさ。いや、私がお世話したこともお忘れになる裏切り者め。

 「反自民」をうそぶきながら、憲法9条も、特区も、政策的には自民とほぼ同じ。「反」自民は目くらまし作戦でしかない。

 他の政策も今までどこかの政党が提示していたののまがい物? 横文字厚化粧で隠して・・・。

 腹黒さ、魂胆見え見え! 「自分ファースト」

 でもでも、政界もマスコミも、甘いさえずりやら威嚇の鳴き声に戦々恐々、右往左往。

 天下無敵だったはずのアベちゃんすら手玉に取る手腕は敵ながらあっぱれ! 

 「アベノミクス」ならぬ「ユリノミクス」。「クスッ」という含み笑いが聞こえそう。自己顕示欲まるだしのネーミング。

 今さら「百合」ちゃんじゃないでしょ。それに、

 英語で「urine」(ユリノ)は尿を意味し、尿の成分を識別する「urinomics」の単語まで既に存在している、とか。

 希望の党が打ち出した「ユリノミクス」は、ちょっと微妙な気がする。英語では”urine”(ユリーン)が「尿」なので、「ユリ」がアタマに付く単語には尿器やら放尿やら尿関連の言葉が多い。英語国民には「おしっこ経済」→「垂れ流し経済」ぐらいに聞こえるんではなかろうか。(小田嶋 隆)

 「アベ憎し」だけは本物? 私に冷たくしたでしょ! 許せないわ!

 アンチ・アベの石破でさえも獲物の虫けらにしてしまう勢い。・・・ことによると首班指名の候補者に仕立てる?

 涼しい顔で「選挙はテレビがやってくれるのよ」とのたまいあそばされた、とか。
 
 

 おもしろうてやがて悲しき鵜舟かな 芭蕉

 諸君! どうする? 
 


注1:いまのところ、希望は「消費税率UP」は凍結という立場。また、「原発NO!」だが、再稼働には賛成。
 2:「自由党」は候補者0。
 3:この一覧に「日本会議」云々の欄を設けたら、もっと一目瞭然かもしれない。



 連休中のマスコミの動き(取り上げ方次第で)、「希望」が「失望」に変わりそうな局面で、立候補宣言する、と見た。予想が外れて欲しい、と切に願う。
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「そして誰もいなくなった」、・・・第4弾。もっと早くから・・・

2017-09-29 21:59:30 | 平和

 都議選後の敗北ごたごた騒ぎの中、蓮舫さんの国籍問題でてんやわんやの民進党について投稿した記事の再掲。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 終わりのはじまり。またしても、「そして誰もいなくなった」。

 蓮舫氏の二重国籍問題 昨秋まで気づかず日本国籍選択を宣言

 民主党政権時代の党内混乱がアベ政権を生み、今日の政治情勢、政治不信を生んだことへの反省もないまま、またしても左右(というか無節操な彼我)の引っ張り合い。都議選に惨敗したとたんに、「二重国籍」問題を承知の上で自分たちで選んだ蓮舫さんを、今度は責め立てる。挙句の果てに。

 蓮舫さんも右往左往するばかりで指導性なし。

 野田さんはアベ自公内閣成立の戦犯なのに、相変わらずドジョウ顔。原発事故の菅は離党?

 こうして民進党は、瓦解する気配。

 さっさと自民党入りしたい面々。意地でも自民党に行けない連中は、アベ以上に改憲派で国民会議べったり、実は最右翼である「国民ファースト」になびき、左派は没落「社民党」化。

 ついに「そして誰もいなくなった」! 哀れ! 選挙互助会のなれの果て。「連合」も自民党支持に早晩変わりそうな気配。

 この国民不在のドタバタ劇。国民の政治不信、無関心をことさら強め、そして、選挙の投票率はますます下落、組織を持つところのみがほくそ笑む構造。

 こうしてアベはいなくなっても、親米「愛」国派、保守派はいよいよ安泰。

 以前、民主党の政権転落後の党内不信(責任なすりつけ)劇について、掲載した記事の一部。今回またまた載せます

実は、同じ内容で3回目。すべて民主党・民進党がらみ。)

『そして誰もいなくなった』(原題: 「Ten Little Niggers」 のちに改題「 And Then There Were None」)

          1939年に刊行されたアガサ・クリスティの代表的な長編推理小説。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ということで、4回目の同趣旨の投稿とあいなりました。相変わらずしょうもない連中ですね。

 アベさん、自民党が減っても改憲にはもってこいの形勢。

 鵺政党・公明党。本来なら定年制で引退するはずの太田を当選させるために今はじっとガマン、ガマン! 
 小池さんが太田の選挙区には候補者を出さない、という方針なのをいいことにして・・・。
 衆院選が終われば都議会でも「都民ファースト」とは袂を分かつにちがいない。
 公明党と支持団体創価学会にいいようにかき回される、クニもトも。
 いっそのこと、太田のところに「希望の党」から候補者を擁立することにしたら(ほのめかすだけでも)、はたして公明党はどう出るか?
 「希望」のゆきとどく・・・ということをスローガンに掲げたのはどの党でしたっけ?
 「反自民」「反民進」を旗印に立ち上げたもくろみは、早くも達成。「民進党」を見事に粉砕した。「反自民」は選挙対策のみ。いずれ親自民になりそう。
 右ウイングのみ肥大化していったい日本の未来は・・・。いよいよ「戦前」になりつつあるか。
 
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本性を現したか、選挙目当てか。さすが政界浮遊術。コロリと騙されるか、有権者。

2017-08-26 18:06:49 | 平和
死者は国籍問わず多い=関東大震災追悼文見送りで―小池都知事

 大震災という天災での死者(これには日本人以外にも中国人、朝鮮人など多くの外国人が含まれているのは当然)と流言飛語によって起こされた日本人の手による物理的朝鮮人虐殺による死者とは同列ではないことは、事実。それを承知の上での今回の判断。人数の相違「碑文での犠牲者の数は多すぎる」との自民党議員からの質問が発端だとかいうけれど。
 政界世渡りの上手で、機を見るのに敏なお方。
 政治的スタンスはもともと「日本会議」系の立場であった(「都民ファースト」代表はその典型)のが、ここに来て、より明確に出たのか? いや、世相の動向を予見したに違いない。国政選挙に保守系を取り込む作戦。有利になると踏んだのだろう。
 関東大震災の際に起こった人為的な虐殺事件を否定することが選挙でのプラスになる。歴史修正主義者という立場・歴史観を鮮明にしただけかもしれない。
 国政での「日本ファースト」への有権者の期待も大きいという(「産経新聞」)世論調査もあるようだ。憲法問題でもアベとしっかり気脈を通じるお方。
政策・本音をオブラートに包み、敵を民進党に想定しての選挙作戦。
 それに対する民進党。党首になりそうな御仁、規定方針通りの消費税アップを政策に上げているようだ。アベは消費税10%凍結で選挙に臨むだろう、ことによれば5%へ下げる公約もアリ。それに対して、バカ正直に筋を通す、まさに政治音痴。ほくそ笑むアベ自公が目に浮かんでくる。相変わらずですね。
 小池も喜んでいる。今回、「反小池」・「反日本ファースト」は「反日勢力」という徹底したレッテル貼りを行うのだから。
 政治不信、政治的無関心、あきらめ? が低投票率につながっていく。そのあげく、・・・。
 さて、どうすればいいか?

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ズバリ本質を突く!

2017-08-14 21:30:50 | 平和
「知ってはいけないウラの掟
内閣改造でも絶対に変わらないこと なぜ日本はアメリカの「いいなり」なのか? 」矢部 宏治


 以下は個人的見解。

 アメリカに逆らえば首相のクビが飛ぶ、ということ。
 たとえば、アベが憲法改「正」を推し進めるときに、アメリカからの押しつけ憲法の最たるものが憲法9条だと声高に主張し、憲法9条をないがしろにするといったとたん、クビが飛ぶ。
 そのため、第三項に新たに自衛隊の位置づけをするという便法を考えた、という風に見ればいいのでしょう。

 アベの爺さんが日米安保改定でクビが飛んだのが、彼の教訓になっているはずです。
 

 原発NO! もそのタブーの一つだったようですが、東芝破綻でちょっと矛先が変わったか?

 著書からの引用。

 「このような考え方からすれば、例えば北方領土の返還の条件として「返還後の北方領土には施設・区域〔=米軍基地〕を設けない」との法的義務をあらかじめ一般的に日本側が負うようなことをソ連側と約することは、安保条約・地位協定上問題があるということになる」(「日米地位協定の考え方 増補版」1983年12月/『日米地位協定の考え方・増補版──外務省機密文書』所収 2004年 高文研)

 

                   

 「愛国者」「アベシンパ」からは、この著者は「反日」とか、「誇大妄想」、「虚言家」とのレッテルをすでに貼られているだろう。
 でも、前々から思っていたことを見事に言い当ててていると思う、今日この頃の「私」。

注:漫画は著書からの引用。
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灘中高・校長の発言。じわじわと包囲網が。アベ延命のための。

2017-08-09 19:01:40 | 平和

 以下の文章は、昨年公開された、灘中、高・和田孫博校長執筆のものです。(ご本人からは校長という立場で執筆したのではなくて、あくまでも個人的なものとされています。)そこでは、歴史教科書の採択をめぐり、政治権力や右派勢力による具体的かつ組織的な“圧力”があったことを示しています。

謂れのない圧力の中で
̶―ある教科書の選定について― 和田孫博


 本校では、本年(注:2016年)四月より使用する中学校の歴史教科書に新規参入の「学び舎」による『ともに学ぶ人間の歴史』を採択した。本校での教科書の採択は、検定教科書の中から担当教科の教員たちが相談して候補を絞り、最終的には校長を責任者とする採択委員会で決定するが、今回の歴史教科書も同じ手続きを踏んで採択を決めており、教育委員会には採択理由として「本校の教育に適している」と付記して届けている。
 ところが、昨年末にある会合で、自民党の一県会議員から「なぜあの教科書を採用したのか」と詰問された。こちらとしては寝耳に水の抗議でまともに取り合わなかったのだが、年が明けて、本校出身の自民党衆議院議員から電話がかかり、「政府筋からの問い合わせなのだが」と断った上で同様の質問を投げかけてきた。今回は少し心の準備ができていたので、「検定教科書の中から選択しているのになぜ文句が出るのか分かりません。もし教科書に問題があるとすれば文科省にお話し下さい」と答えた。「確かにそうですな」でその場は収まった。
 しかし、二月の中頃から、今度は匿名の葉書が次々と届きだした。そのほとんどが南京陥落後の難民区の市民が日本軍を歓迎したり日本軍から医療や食料を受けたりしている写真葉書で、当時の『朝日画報』や『支那事変画報』などから転用した写真を使い、「プロデュース・水間政憲」とある。それに「何処の国の教科書か」とか「共産党の宣伝か」とか、ひどいのはOBを名乗って「こんな母校には一切寄付しない」などの添え書きがある。この写真葉書が約五十枚届いた。それが収まりかけたころ、今度は差出人の住所氏名は書かれているものの文面が全く同一の、おそらくある機関が印刷して( 表書きの宛先まで印刷してある)、賛同者に配布して送らせたと思える葉書が全国各地から届きだした。
 文面を要約すると、

 「学び舎」の歴史教科書は「反日極左」の教科書であり、将来の日本を担っていく若者を養成するエリート校がなぜ採択したのか? こんな教科書で学んだ生徒が将来日本の指導層になるのを黙って見過ごせない。即刻採用を中止せよ。

 というものである。この葉書は未だに散発的に届いており、総数二百枚にも上る。届く度に同じ仮面をかぶった人たちが群れる姿が脳裏に浮かび、うすら寒さを覚えた。

 担当教員たちの話では、この教科書を編集したのは現役の教員やOBで、既存の教科書が高校受験を意識して要約に走りすぎたり重要語句を強調して覚えやすくしたりしているのに対し、歴史の基本である読んで考えることに主眼を置いた教科書、写真や絵画や地図などを見ることで疑問や親しみが持てる教科書を作ろうと新規参入したとのことであった。これからの教育のキーワードともなっている「アクティブ・ラーニング」は、学習者が主体的に問題を発見し、思考し、他の学習者と協働してより深い学習に達することを目指すものであるが、そういう意味ではこの教科書はまさにアクティブ・ラーニングに向いていると言えよう。逆に高校入試に向けた受験勉強には向いていないので、採択校のほとんどが、私立や国立の中高一貫校や大学附属の中学校であった。それもあって、先ほどの葉書のように「エリート校が採択」という思い込みを持たれたのかもしれない。

 三月十九日(注:2016年3月19日)の産経新聞の一面で「慰安婦記述 三十校超採択―「学び舎」教科書 灘中など理由非公表」―という見出しの記事が載った。さすがに大新聞の記事であるから、「共産党の教科書」とか「反日極左」というような表現は使われていないが、この教科書が申請当初は慰安婦の強制連行を強くにじませた内容だったが検定で不合格となり、大幅に修正し再申請して合格したことが紹介され、本年度採用校として本校を含め七校が名指しになっていた。本校教頭は電話取材に対し、「検定を通っている教科書であり、貴社に採択理由をお答えする筋合いはない」と返事をしたのだが、それを「理由非公表」と記事にされたわけである。尤も、産経新聞がこのことを記事にしたのには、思想的な背景以外に別の理由もありそうだ。フジサンケイグループの子会社の「育鵬社」が『新しい日本の歴史』という教科書を出している。新規参入の「学び舎」の教科書が予想以上に多くの学校で、しかも「最難関校と呼ばれる」( 産経新聞の表現) 私学や国立大付属の中学校で採択されたことに、親会社として危機感を持ったのかもしれない。

 しかしこれが口火となって、月刊誌『Will 』の六月号に、近現代史研究家を名乗る水間政憲氏( 先ほどの南京陥落写真葉書のプロデューサー) が、「エ
リート校― 麻布・慶應・灘が採用したトンデモ歴史教科書」という二十頁にも及ぶ大論文を掲載した。また、水間政憲氏がCSテレビの「日本文化チャンネル桜」に登場し、同様の内容を講義したという情報も入ってきた。そこで、この水間政憲氏のサイトを覗いてみた。すると「水間条項」というブログページがあって、記事一覧リストに「緊急拡散希望《麻布・慶應・灘の中学生が反日極左の歴史教科書の餌食にされる; 南京歴史戦ポストカードで対抗しましょう》」という項目があり、そこを開いてみると次のような呼びかけが載っていた。

 私学の歴史教科書の採択は、少数の歴史担当者が「恣意的」に採択しているのであり、OBが「今後の寄付金に応じない」とか「いつから社会主義の学校になったのか」などの抗議によって、後輩の健全な教育を護れるのであり、一斉に声を挙げるべきなのです。理事長や校長、そして「地歴公民科主任殿」宛に「OB」が抗議をすると有効です。

 そして抗議の文例として「インターネットで知ったのですが、OBとして情けなくなりました」とか「将来性ある若者に反日教育をする目的はなんですか。共産党系教科書を採用しているかぎり、OBとして募金に一切応じないようにします」が挙げられ、その後に採択校の学校名、学校住所、理事長名、校長名、電話番号が列挙されている。本校の場合はご丁寧に「講道館柔道を創立した柔道の神様嘉納治五郎が、文武両道に長けたエリート養成のため創設した学校ですが、中韓に媚びることがエリート養成になるような学校に変質したようです。嘉納治五郎が泣いていますね… … 」という文例が付記されている。あらためて本校に送られてきた絵葉書の文面を見ると、そのほとんどがこれらの文例そのままか少しアレンジしているだけであった。どうやらここが発信源のようだ。

 この水間氏はブログの中で「明るい日本を実現するプロジェクト」なるものを展開しているが、今回のもそのプロジェクトの一環であるようだ。ブログ中に「1000名( 日本みつばち隊) の同志に呼び掛け一気呵成に、『明るい日本を実現するプロジェクト』を推進する」とあり、いろいろな草の根運動を発案し、全国にいる同志に行動を起こすよう呼びかけていると思われる。また氏は、安倍政権の後ろ盾組織として最近よく話題に出てくる日本会議関係の研修などでしばしば講師を務めているし、東日本大震災の折には日本会議からの依頼を受けて民主党批判をブログ上で拡散したこともあるようだが、日本会議の活動は「草の根運動」が基本にあると言われており( 菅野完著『日本会議の研究』扶桑社)、上述の「日本みつばち隊」もこの草の根運動員の一部なのかもしれない。

 このように、検定教科書の選定に対する謂れのない投書に関しては経緯がほぼ解明できたので、後は無視するのが一番だと思っているが、事の発端になる自民党の県会議員や衆議院議員からの問い合わせが気になる。現自民党政権が日本会議を後ろ盾としているとすれば、そちらを通しての圧力と考えられるからだ。ちなみに、県の私学教育課や教育委員会義務教育課、さらには文科省の知り合いに相談したところ、「検定教科書の中から選定委員会で決められているのですから何の問題もありません」とのことであった。そうするとやはり、行政ではなく政治的圧力だと感じざるを得ない。
 そんなこんなで心を煩わせていた頃、歴史家の保坂正康氏の『昭和史のかたち』( 岩波新書) を読んだ。その第二章は「昭和史と正方形̶ ̶ 日本型ファシズ
ムの原型̶ ̶ 」というタイトルで、要約すると次のようなことである。

 ファシズムの権力構造はこの正方形の枠内に、国民をなんとしても閉じこめてここから出さないように試みる。そして国家は四つの各辺に、「情報の一元化」「教育の国家主義化」「弾圧立法の制定と拡大解釈」「官民挙げての暴力」を置いて固めていく。そうすると国民は檻に入ったような状態になる。国家は四辺をさらに小さくして、その正方形の面積をより狭くしていこうと試みるのである。
保坂氏は、満州事変以降の帝国憲法下の日本では、「陸軍省新聞課による情報の一元化と報道統制」「国定教科書のファシズム化と教授法の強制」「治安維持法の制定と特高警察による監視」「血盟団や五・一五事件など」がその四辺に当たるという。

 では、現在に当てはめるとどうなるのだろうか。第一辺については、政府による新聞やテレビ放送への圧力が顕在的な問題となっている。第二辺については、政治主導の教育改革が強引に進められている中、今回のように学校教育に対して有形無形の圧力がかかっている。第三辺については、安保法制に関する憲法の拡大解釈が行われるとともに緊急事態法という治安維持法にも似た法律が取り沙汰されている。第四辺に関しては流石に官民挙げてとまではいかないだろうが、ヘイトスピーチを振りかざす民間団体が幅を利かせている。そして日本会議との関係が深い水間氏のブログからはこれらの団体との近さがにじみ出ている。もちろん現憲法下において戦前のような軍国主義やファシズムが復活するとは考えられないが、多様性を否定し一つの考え方しか許されないような閉塞感の強い社会という意味での「正方形」は間もなく完成する、いやひょっとすると既に完成しているのかもしれない。

注:段落等は、当方で編集してあります。

 なお、この文章は、2016年、富山大学教授・松崎一平氏が代表の「グループ帆」が編集・発行する「とい」という論文集に掲載され、同ホームページ上でも公開されています。

 今や四辺の包囲網が着実に作られ、狭まりつつあるように感じるのは小生だけか?
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終わりのはじまり。またしても、「そして誰もいなくなった」。

2017-07-19 20:59:32 | 平和
蓮舫氏の二重国籍問題 昨秋まで気づかず日本国籍選択を宣言

 民主党政権時代の党内混乱がアベ政権を生み、今日の政治情勢、政治不信を生んだことへの反省もないまま、またしても左右(というか無節操な彼我)の引っ張り合い。都議選に惨敗したとたんに、「二重国籍」問題を承知の上で自分たちで選んだ蓮舫さんを、今度は責め立てる。挙句の果てに。
 蓮舫さんも右往左往するばかりで指導性なし。野田さんはアベ自公内閣成立の戦犯なのに、相変わらずドジョウ顔。原発事故の菅は離党?

 こうして民進党は、瓦解する気配。

 さっさと自民党入りしたい面々。意地でも自民党に行けない連中は、アベ以上に改憲派で国民会議べったり、実は最右翼である「国民ファースト」になびき、左派は没落「社民党」化。
 ついに「そして誰もいなくなった」! 哀れ! 選挙互助会のなれの果て。「連合」も自民党支持に早晩変わりそうな気配。

 この国民不在のドタバタ劇。国民の政治不信、無関心をことさら強め、そして、選挙の投票率はますます下落、組織を持つところのみがほくそ笑む構造。
 こうしてアベはいなくなっても、親米「愛」国派、保守派はいよいよ安泰。

 以前、民主党の政権転落後の党内不信(責任なすりつけ)劇について、掲載した記事の一部。今回またまた載せます(実は、これで3回目)。

『そして誰もいなくなった』(原題: 「Ten Little Niggers」 のちに改題「 And Then There Were None」)

 1939年に刊行されたアガサ・クリスティの代表的な長編推理小説。


 孤島から出られなくなった10人が1人ずつ殺されていくというクローズド・サークルの代表的作品であるとともに、「童謡殺人(見立て殺人)」の代表的作品。

《招かれた10人》

・ヴェラ・エリザベス・クレイソーン 秘書・家庭教師を職業とする娘。
 謎の声によると、家庭教師をしていた病弱な子供に、泳げるはずのない距離を泳ぐことを許可して溺死させた。
・フィリップ・ロンバート元陸軍大尉。
 謎の声によると、東アフリカで先住民を見捨てて食糧を奪い、21人を死なせた。
・ウィリアム・ヘンリー・ブロア元警部。
 謎の声によると、偽証により無実の人間に銀行強盗の罪を着せて、死に至らしめた。
・ローレンス・ジョン・ウォーグレイヴ 高名な元判事。
 謎の声によると、無実の被告を有罪にするように陪審員を誘導して、死刑判決を出した。
・エミリー・キャロライン・ブレント 信仰のあつい老婦人。
 謎の声によると、使用人として使っていた娘に厳しく接し、その結果自殺させてしまった。
・ジョン・ゴードン・マカーサー 退役した老将軍。
 謎の声によると、妻の愛人だった部下を故意に死地に追いやった。
・エドワード・ジョージ・アームストロング 医師。
 謎の声によると、酔ったまま手術をして患者を死なせた。
・アンソニー・ジェームズ・マーストン 遊び好きで生意気な青年。
 謎の声によると、自動車事故で2人の子供を死なせた。
・トマス・ロジャース オーエンに雇われた召使。
 謎の声によると、仕えていた老女が発作を起こしたときに、投与すべき薬を投与せず死なせた。
・エセル・ロジャース オーエンに雇われた召使で料理人。トマスの妻。
 謎の声によると、トマスと同じく、発作を起こした老女を助けようとせず死なせた。
                                            (以上「Wikipedia」参照。)

 責任の取り方でお互いが疑心暗鬼になったあげく、ついに「誰もいなくなっ」てしまうことになりそうな・・・。こうして、またしても「烏合の衆」の哀しさ。むしろ、カラス集団の方が知恵もあって都会で上手に生息している。ということは、それ以下ということ。

 次の衆議院選挙までに本当に誰もいなくなる可能性、大。 

《余談》

 童謡「Ten Little Niggers」は1864年にアメリカで作詞され、1868年にイギリスで改作された。1940年、大西洋を渡ってアメリカで本書が出版された際、「Niggers」に代って「Indians」が採用された。
 イギリス版の童謡には実際二種類あり、「一人が結婚して、誰もいなくなった」という歌詞の方が一般的だった、らしい。

Ten little Indian boys went out to dine;
One choked his little self and then there were nine.

Nine little Indian boys sat up very late;
One overslept himself and then there were eight.

Eight little Indian boys travelling in Devon;
One said he'd stay there and then there were seven.

Seven little Indian boys chopping up sticks;
One chopped himself in half and then there were six.

Six little Indian boys playing with a hive;
A bumblebee stung one and then there were five.

Five little Indian boys going in for law;
One got in Chancery and then there were four.

Four little Indian boys going out to sea,
A red herring swallowed one and then there were three.

Three little Indian boys walking in the zoo;
A big bear hugged one and then there were two.

Two Little Indian boys sitting in the sun;
One got frizzled up and then there was one.

One little Indian boy left all alone;
He went out and hanged himself and then there were none.→こちらの歌詞が小説版のもとになっている、らしい。

(One little Indian boy living all alone;
He got married, and then there were none.)→こちらの歌詞が一般的なようです。
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始まりか? 「大にっほんこく・国民ファースト」の世界。終わりか? 寛容の世界の。

2017-07-12 20:19:04 | 平和
蓮舫氏「戸籍示す」=二重国籍問題

 「二重国籍」問題というとらえ方(印象操作)に大きな疑問を感じる。すでに「日本国籍」を有していることは間違いないのに、いつ日本国籍を取得したのか、二重国籍だった期間があったからということがそれほど大きな問題なのだろうか。戸籍を示すことで事が済むとは思えない。中国人や朝鮮人・韓国人への蔑視に通じる気配を感じる。すでに説明済みな事柄であるのに。
 少しでも説明に齟齬があれば、アベ批判・攻撃から矛先を変えて蓮舫攻撃になっていくだろうマスコミ、日本人。アベはこれで失地回復するかもしれない。むしろ、それを望んでいる。

 民進党議員の中から蓮舫さんへの戸籍開示要求がなされていることに、事の深層が見え隠れしている。

 目にした評論を掲載します。 

彼女に求められているのは「国籍」ではなく「血」の証明ではないのか

 民進党は終わっていくようだ。蓮舫氏に戸籍を示させ説明させるという判断がどれくらいマイノリティにとって攻撃的で、かつ潜在的な党支持層を離反させるものであるのか、それすらわからない状態なのだろう。

 蓮舫氏が今、行おう/行わされようとしているのは、「忠誠の誓い」だと思う。日本国に対する、「忠誠の誓い」。
 それは、「国籍」の証明をもって行われるとされている。

 だが、本当にそうだろうか。真に彼女が問い詰められようとしているのは「国籍」なのだろうか。
 問い詰められようとしているのは「血」ではないのだろうか。

 私たちは、日本国籍を取得した外国出身アスリートが、いつまでたっても「日本人」扱いされない国に住んでいる。私たちは、米国市民権を取った日本生まれの米国在住のノーベル賞科学者を、なお「日本人」だと思いたがる国に住んでいる。
私たちの社会は「血」こそが忠誠の証明だと、頑なに信じてはいないか。

 「血」にこだわる社会は、マイノリティに牙を剥く。部落差別。民族差別。外国人差別。混血児差別。などなどなどなど。
 疑いの目を向けられたものたちは、必死で自からの「潔白」を証明しなければならない。
「お前は日本人か?」
「はい、そうです、私は日本人です」
「お前は〈本当の〉日本人か?」
「はい、〈本当の〉日本人です」
「ほんとうにか?それをどうやって証明する?」

 関東大震災の時、パニックが起きた。朝鮮の人々が井戸に毒を投げ込んだなどというデマが広がった。
 自警団が結成され、道を通る人々を誰何した。お前は日本人か、と。

 「十円五十銭と言ってみろ」

 災害のパニックの中で、証明書はない。見た目もわからない。自警団は、「朝鮮訛りの日本語」で「証明」を行わせようとした。「ザジズゼゾ」が日本人のように発音できない人々が、多数、虐殺された。殺したのは、軍人でも警察官でもない。市井の、町の日本人である。

 「血」にこだわる社会の不寛容さは、危険である。
 それは疑いの目を向けられたものたちに、常に潔白の証明を求め、忠誠の誓いを立てさせ、愛国の赤誠を求め続ける。
 それは「血」からそもそも外れた者たちの居場所を、あくまでもなくそうとする。

 「日本人のあなた」は無関係だろうか?
 だれが、どうやってあなたが「日本人」だと証明できる?
 いつかどこかであなたに疑いの目が向けられた時、「十円五十銭と言って見ろ」と言われた時、あなたはあなたが「日本人」であると本当に証明できるだろうか。
 あなたはきちんと「ザジズゼゾ」と正確に、間違いなく、“日本人のように” 言えるだろうか?
 そのときは「十円五十銭」ではない、なにか別のことを聞かれるかもしれない。あなたはその「何か」にきちんと応えられるのだろうか?

 聞かれているのは、「血」なのである。そしてその「血」は、DNA鑑定で決着が付くような科学的なシロモノではない。(DNA鑑定をしたら、「日本人たち」の血族的多様性が明らかになるだけである)
 忠誠の証明を求めるためにでっちあげられる、曖昧模糊とした「血」。
 あなたは、その「血」とやらを、示すことができるだろうか?

 「血」の証明を求める社会にはしてはいけない。
 「血」の証明に対抗する思想は、「形式」による証明である。

 国籍を取れば、日本人である。
 税金を収めれば、納税者である。
 免許を持てば、資格者である。

 蓮舫氏はすでに現在「形式」を満たしている。
 それ以上求める必要は、これっぽっちもない。
 さもないと、蓮舫氏に向けられた「血祭り」の刃は、今にこちらを向くことになる。

 「国民ファースト」の世界が、すぐそこで私たちを待っている。

日比嘉高 名古屋大学大学院文学研究科 准教授

HPより)

 中世末期に横行したと言われる異端審問では、魔女と見なされた容疑者に、重たい石をくくりつけて水に沈めることで罪の有無を判断したのだそうだが、どんなふうに判断したのかというと、そのまま沈んだら無罪で、浮かび上がってきたら魔女として有罪認定されたということらしい。
 おそらく、戸籍の開示を求めていた人々は、会見や一部の公開をもって満足することはないだろう。彼らは、魔女が沈むまで次のツッコミどころを探すはずだ。

(小田島 隆 氏の文章を引用)

 「こんな人たち」とのレッテル貼りが横行する世の中にさせてはならない。
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虎の威を借る狐。衣の下の鎧(よろい)。・・・ますます政治家の劣化が甚だしい。

2017-04-17 22:13:18 | 平和
山本地方創生相「学芸員はがん」発言撤回し陳謝

 「アベ一強」体制の下で、国会議員、とりわけ自民党閣僚の劣化がひどすぎます。アベ自身もそれほど政治理念があるわけではなく、どこの誰だか知らないが、いいようにお坊ちゃま扱いで。夫妻で国の行く末をかき回しています。
 自民党は圧倒的多数という数の横暴の上に乗って、言いたい放題、やりたい放題。問題発言や行動を指摘されるとすぐに謝罪した格好をすれば、まったくおとがめナシ。
 こうなったのも、民進党があまりにもだらしないからですが。公明党も都議選を控えてじっとガマン。

 今回も何のことなくそのままスルーする気配。対する野党も内部から腰砕け状態。小池さんも本質的に(ブレーンは特に)右翼的傾向(「日本会議」派)。だからアベもケンカするなと自民党執行部には忠告。

 そういえば、谷さんを因果を含めて海外に出し、アキエさんにもおとがめナシになりそう。こうして気がついたら、「共謀罪」成立に向けて着々と強行採決路線へ。だいたい対象の犯罪に「政治資金規正法」は除外してあるというお手盛り、民衆弾圧法案。自公支持者は大賛成、反対は一部の連中、高をくくっていよいよ威力業務妨害罪の予備罪で弾圧体制成立か!

「衣の下」に「鎧(よろい)」が見え隠れ。それでも気づかぬ我が国民。
 アベ一派をはじめ、国会議員選挙で何でこんな連中ばかりを当選させたのか。有権者もsinnkokuに反省する必要がありそうですが・・・。ないでしょうね。

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狐と狸の化かし合い

2017-04-13 20:10:39 | 平和
対ロ関係「史上最低」=北朝鮮対応で中国評価―米大統領

 国際政治の常とは言え、いよいよ化かし合いが顕著に。

 でも。「敵の敵は味方」とも。「漁夫の利」とも。「一石二鳥」とも。「二兎追う者は一兎も追えず」とも。「逆鱗に触れる」とも。「窮鼠猫をかむ」とも。「取らぬ狸の皮算用」とも。「どぶに落ちた犬は叩け」とも。「急いては事をし損じる」とも。「(アメリカが)くしゃみをすれば(日本は)風邪を引く」とも。「ご主人様にしっぽを振る犬」とも。「同じ穴の狢」とも。「抱きつき作戦」とも。「馬耳東風」とも。「ぬかにくぎ」とも。「寄らば大樹の陰」とも。

 ・・・権謀術数、何が何やら攻守入り乱れて蠢く内に、果たしてどういう結末が。

 「とどのつまり」、権力争い、主導権争いをおもしろがっていると、結局、悲劇を見る(当事者になる)のは、またまた名も無き民衆。それも子どもたちか?

 欧米主導のシリア決議案にロシアが拒否権を行使するのは8回目。今回も拒否権行使は事前に予想されていた。欧米はシリアのアサド政権が攻撃に関与したとみており、採決にはアサド政権を擁護し続けるロシアの孤立化を際立たせ、圧力をかける狙いがあったとみられる。
 採決では理事国15カ国中、10カ国が賛成。ロシアとボリビアが反対し、中国、エチオピア、カザフスタンは棄権した
 否決後、ライクロフト英国連大使は「加害者を非難する国際社会に同調せず、加害者を擁護したロシアに弁解の余地はない」と非難。ヘイリー米大使は「(拒否権により)ロシアは孤立し続ける」と述べつつ、政治解決を目指す国際社会の動きにロシアも協調するよう促した。
 一方、ロシアのサフロンコフ次席大使は「決議案は客観的な調査を行う前から犯人を決めつけている。一方的で絶望的だ」と拒絶した。ロシア寄りのボリビア大使は「決議案はモスクワでの米ロの会談に影響を行使する道具に使われたようだ」と批判した。

 ティラーソン米国務長官とロシアのラブロフ外相は12日、モスクワで会談し、対テロ戦の米ロ協調を確認するとともに、関係修復に向けた作業部会を設置することで一致した。米国のシリア攻撃で溝が深まった米ロは今回の外相会談で決定的な対立を回避したが、ロシアが後ろ盾となるシリアをめぐる見解の相違は埋まらなかった。
 会談後の共同記者会見で、ラブロフ外相は「国際テロとの妥協なき戦いを共に目指すことを確認した」と説明。米国のシリア攻撃を受け、ロシアが停止したシリア上空の米ロの偶発的衝突の回避措置について「再開準備をすることを(プーチン)大統領が確認した」と述べ、協調姿勢を見せた。
 一方、ティラーソン長官は「両国間の信頼は低い水準にある」と指摘し、「世界の核保有2大国がこのような関係であってはならない」と強調。米ロが抱える深刻な問題に取り組む前段として、「より小規模な問題」の解決に向け、作業部会の設置で合意したことを明らかにした。 

(二つの記事とも「時事通信」より)

 両大国の「核」をちらつかせての腹の探り合い、なにしろ北朝鮮、シリア問題などは彼らによっては「小規模な問題」にすぎないのだから。

    
プーチン?                          トランプ?

 一説によると、狐が美人に化け、狸がおにぎりに化けたところ、腹を空かせた狐がおにぎりを食べようとして狸に負けた、ということらしいが。

 ここにパンダと秋田犬が加わって。

    
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贔屓の引き倒し。あるいは抱きつき。むしろ本音の「日本会議」。

2017-02-26 13:18:17 | 平和
【森友学園】「安倍総理がんばれ!」園児に宣誓させる

 さすがの維新の会・大阪府知事も焦った(フリをした)!
 登場人物は「日本会議」に牛耳られた(本人達は牛耳っていると思っているかも)面々ばかり。
 そこで、「公明」国交大臣は火の粉がかかっては大変と、知らんフリをしたいが・・・
 都議選、その他、選挙での当選目当ての政党、党員が蠢く今の世の中。このまま長引いて、不利になったらかなわない。
 アベ夫妻も一方的な被害者「面」で逃げ切り作戦。
 
 でも、このままみんな、逃げ切れるか。次々と出てくる実態に焦る、焦る方々。
 あとはマスコミ、野党の心意気ですが。

贔屓の引き倒し
 ひいきの度が過ぎて、かえってその人を不利にすること。

 確かにアベさんも焦るわな。
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強い者に気に入られるそうだ、アベさんは。

2016-11-18 19:19:41 | 平和
安倍首相「信頼築けると確信」=トランプ氏と初会談―1時間半、再会で一致

 誰よりも早く、イの一番に駆けつけたアベ。機を見るのに敏であることは認めます。

 トランプ氏は強烈な個性の持ち主ですが、安倍首相と個人的にウマが合うとも言われています。首相自身も「ワンマンタイプの大統領や首相に好かれる」と周囲に漏らしたことがあるそうです。

 (HPより)

 プーチンにもそのようだし、自分もそうであるという自負心なのか、それとも何にも中身のな~い、ただのポチなのか。・・・
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いやはや、権謀術数もここまで徹底するとは。アベの黒幕の・・・。

2016-10-13 22:26:43 | 平和
安倍首相、だんまり戦術 憲法改正「発言控えた方が」

 最後は数で通せる。特に、日本維新の会が全面的に賛成している。その確約はすでにとれている、さらに「大阪万博開催」を担保にして万全の体制。
 一応消極的な姿勢を示している公明党が反対したとしても通せる。いや、公明党は反対に回るはずはない。
 まして、来年1月の総選挙での大勝(北方領土の二島返還を成果にして。これは元々プーチンが「引き分け路線」とかで提案していたもの)も見越しているのだろう。

 狙いはおそらく「緊急事態法制化」の一歩としての憲法改「正」。憲法第9条にはふれませんよということになって、国民の目線をずらす作戦、と思われる。

 それは、神社本庁、生長の家系の「日本会議」が主張している通りの展開になるに違いない。

 アベはもともと何も「ナイ(考えの)」男で、御しやすい。日本会議にとっては絶好の機会、おそらくアベのときにやらないと、という固い決意で国民運動(地方議会での決議を含めて)を展開してくるはず、国民投票を焦点にして。
 今、アベが徹底した「黙り路線」を貫いているのも、その筋からの「考え」に基づいているのではないか。

 そのうち、マスコミもアベと一体となっての憲法改「正」キャンペーンを行うにちがいない。NHKの会長人事もどうなることやら。今の忠犬ポチはあまりにもひどすぎるので、困っているはずだが。

 いやはや、・・・。
 
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国家権力による監視体制。いつでも、どこでも、だれにでも、に。とりわけ・・・。

2016-08-03 20:28:12 | 平和
別府署が野党側団体敷地に隠しカメラ 参院選期間中

 国民の誰でもが監視されるシステムがしっかりできあがりつつあるようだ。特に、反体制、今の政治情勢を反映して? の人達への秘密裏の動向調査はきっとやっている。たまたまばれただけにすぎない。 
 ついこの前も、参院選の期間前・中・後に自民党HPで、学校現場での偏った政治的発言などを寄せるよう呼びかけ、子供たちや親、教師に密告制度を奨励し、たくさん集まった。ホントのこと、ウソのこと、定かでナイこと、・・・。そして、その結果、内容次第では警察にも通報する、となった。

 それでいて、TPP交渉など政府のやっていることは「特定秘密法」によっていっさい隠され、国会議員にも明らかにされない。・・・

 カメラを仕掛けたのは別府署刑事課の署員2人。同署が設置を決め、場所も同署で判断したという。設置した署員は「雑草地だったので、(同会館の)管理地だとは思わなかった」と話したという。
 県警は「個別の事案について、特定の人物の動向を把握するためにカメラを設置した。対象者が誰かは言えない。不特定多数を対象にしていたわけではない」と説明。「刑法上の処置が必要なら厳格に対応する。調査がいつまでかかるかは分からず、公表や処分の必要性はその後判断する」とした。
 大分県警の小代義之刑事部長は3日、「捜査活動の一環としてカメラを設置したが、他人の管理する敷地内に無断で立ち入ったのは不適切な行為であり、関係者におわび申し上げます。今後は適切な捜査について指導を徹底します」とのコメントを発表した。(「毎日新聞」より)

 この記事によれば、敷地外に隠しカメラ(草むらなどに)を設置し、特定の会館への人間や車の動向を秘密裏に見張るのはまったく違法性がないようだ。まるで、暴力団組長宅の監視と同じ発想。
 大分県警は捜査対象者の「特定の人物」が反自民の団体にかかわっているとし、調査もいつまでかかるか分からないし、公表も処分の必要性についてあいまいにしている。そして、今回の隠しカメラ設置は、「不適切な行為」だったということのみ。・・・その裏にえげつない意図を感じる。
 そもそも、このことが警察に届けられてからすでにかなり経っているのに(選挙期間中に発覚したのに)、ほとぼりが冷めた頃、こうして公表される。マスコミもいいように操られているのではないか。続報もさほどないままに話は終わるのでは?
 
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