Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めて

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

洲本寺町めぐり 其の一(2014年2月22日参拝)

2014-03-31 | 仏閣
続きましては洲本まで行って、
洲本寺町八ヶ寺めぐりをしたいと思います。

その前に千光寺に行こうと車を走らせたが、
車がやっと通れるヤバい道に突入してしまったので、
断念して引き返したよ。(^^;



【寺町八ヶ寺】
江戸時代に淡路を治めていた蜂須賀氏は、寛永八年(1631)から数年をかけて、
由良城から交通の便がよい平地の洲本に本拠地を移した。

これを「由良引け」といい、三熊山の麓に城を築き、
洲本川の沖積地に城下町を建設して、政庁や武家屋敷、寺院、町屋等を移転させた。
この時、城の防衛のための出丸的な役割を担わすために、
千草川沿いに寺院を集めたのが寺町の起こりである。




まずは江国寺へ。


【江国寺】
所在地:兵庫県洲本市栄町3-3-19
宗派:臨済宗妙心寺派
御本尊:釈迦如来
創建:不明




駐車場は境内にあります。




本堂ですが残念ながら閉まったままでした。




鎮守社。

江戸時代に淡路島を統治していた蜂須賀家の家老・稲田家の菩提寺で、
境内には稲田家代々の墓碑群や庚午事変の犠牲者を供養する招魂碑がありました。


お寺の方が不在でしたので御朱印の有無は不明です。


【浄泉寺】
所在地:兵庫県洲本市栄町4-3-43
宗派:真宗大谷派
御本尊:阿弥陀如来
創建:慶長20年(1615)




山門。




モダンな本堂である。

阪神大震災で被災し再建したものの、
隣家の火事で本堂が燃えて、再度再建されたそうだ。

何とも苦労続きのお寺のようですね。




中に入ることは出来ませんでしたが、
ガラス越しに御本尊様を拝めました。


御朱印は無いと思います。



【本妙寺】
所在地:兵庫県洲本市栄町
宗派:法華宗
御本尊:十界勧請曼荼羅
創建:慶長元年(1596)
開山:日泉上人





これはなかなか珍しい山門ですね。




本堂。










三十番神、秋山上人、大黒天が祀られていました。


このお寺も不在で御朱印の有無は不明です。



【千福寺】
所在地:兵庫県洲本市栄町4-3-51
宗派:高野山真言宗
御本尊:愛染明王
創建:不明
札所:淡路四国八十八番霊場




除病門と呼ばれているそうです。




仁王像。






石仏。




身代地蔵尊。









鎮守社。




庫裏。

御朱印は残念ながら不在でいただけませんでした。




其の二に続く。

海福寺(2014年2月22日参拝)

2014-03-31 | 仏閣

所在地:兵庫県淡路市室津2857
宗派:真言宗大覚寺派
御本尊:阿弥陀如来
創建:不明
開基:不明
札所:淡路島十三仏霊場、淡路四国八十八ケ所霊場


【歴史】
およそ四百年ほど前、播州竜野城主赤松氏の末子が播州室津に住んでいたが、
父親の怒りをかい島流しにあう。
当地に上陸して以来、ここを室津とよぶようになったという。

当寺の開基については明らかにはなっていないが、
およそ三百年以前の創建だと伝えられている。

隣に並んでいる室津八幡神社の別当寺として付近の漁民の厚い信仰を受けてきた。


【石段】



【客殿】



【修行大師像】



【子安地蔵尊】


本堂前の地蔵尊はとくに霊験あらたかで、「立江の地蔵さん」として親しまれている。
立江とは四国八十八ヶ所十九番霊場である立江寺で、ここから迎えたものであるという。


【水掛不動尊】



【本堂】


このお寺は拝観可能ということで、
庫裏で拝観をお願いして拝観させていただいた。


【本堂内陣】


御本尊は普段は厨子に安置されていますが、
5/1から6/15まで毎年開帳されているそうです。

厨子が美しかったです。


【鎮守】


このお寺の厨子は本当に美しい。


【孔雀明王像】



【清凉殿宗論図】




客殿に展示されていました。

その他に光明皇后御写経等もありました。


【掛け軸】



【客殿裏庭】




京都を意識した中々綺麗な庭園でした。


【御朱印】


御朱印代の他に拝観料を支払おうとしたが、
御朱印代しか受け取られなかった。

拝観料無料とは、ありがたや ありがたや。