Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めて

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

談山神社(2014年7月20日参拝)

2014-08-18 | 大和七福八宝巡り
本日のメインである談山神社に到着。

前回参拝時、第一駐車場に停めて無駄に歩くハメになったのですが、
今回も第一駐車場に停めてちゃった。(^^;

紅葉や桜の時期以外ですと第五駐車場が近くてオススメです。


<2011年4月29日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/8c80bc107802bf720c92cbfc686f7466



所在地:奈良県桜井市多武峰319
主祭神:中臣鎌足公
創建:天武天皇7年(678)
社格:別格官幣社、別表神社
札所:神仏霊場巡拝の道、大和七福八福巡り


【鳥居】


ここから物凄い階段を登ろうと思ったが、
登れなくなっていました。

西入山入口で拝観料を支払い境内へ。


【杉】



【祓戸社】



【総社本殿】





【閼伽井屋】


重要文化財。


【竜神社】



【比叡神社】


なかなか良い雰囲気です。


【杉山神社・神明神社】



【権殿】









【権殿・十三重塔】



【神廟拝所】




さぁ、神廟に入って秘仏を拝見しよう。


【天女図】



【如意輪観世音菩薩】








鎌倉時代作の如意輪観世音菩薩を初めて見ました。

素晴らしい。

凛とした佇まいの表情がたまらない。

ずっと見てても全く飽きません。

またひとつ、私の好きな仏様となりました。


【鎌足公御神像】




もともと飛鳥の藤原寺でお祀りされていましたが、
明治の廃仏毀釈の際、藤原寺が廃寺になると談山神社の総社本殿に移座されたそうです。


【木造狛犬】


運慶作と伝えられています。


【三十六歌仙扁額】



【鐘楼】



【末社・総社拝殿】





【十三重塔】






重要文化財。

父の藤原鎌足の追福の為に長男定慧と次男不比等によって西暦678年に建立。

現存の塔は享禄5年 (1532)の再建されたもの。

特に初層だけど屋根の反りがたまらない。


【楼門】


重要文化財。


【本殿・拝殿】



【拝殿】



【西宝庫】


重要文化財。


【灯篭】



【本殿】


重要文化財。


【御朱印】


御朱印は四種類あります。




大和七福八福巡りの御朱印です。




二度目の満願達成。(^^

長谷寺(2013年5月1日参拝)

2013-05-15 | 大和七福八宝巡り

所在地:奈良県桜井市初瀬731-1
宗派:真言宗豊山派
御本尊:十一面観音菩薩
創建:奈良時代(8世紀前半)
開基:道明
札所:西国三十三所8番、真言宗十八本山16番、神仏霊場巡拝の道 第35番



【参道】


GW中の平日朝のせいか空いておりました。

ただ10時に着いたから良かったものの、
10時半には車も混んで駐車場もいっぱいになって、
近辺の道路では交通規制されておりました。

ここに参拝する時は10時までに行かれることをお奨めします。


【普門院不動堂】


参道右手にあるのが普門院。

こちらには重文の木造不動明王坐像が祀られていました。
廃仏毀釈の時に三輪山平等寺からきたそうです。

写真撮影禁止。


【牡丹】


参道横に咲いておりました。


【仁王門】




この仁王門は階段の上にあるせいか、
良い意味で圧迫感を感じますね。


【牡丹】








仁王門横をちょっと行くとそこにも牡丹が咲いておりました。


【登廊】










登廊の横には牡丹が咲き誇っていました。


【牡丹】







【本堂】



【鐘楼堂】




ファイト一発撞いてから御本尊を拝みに。

はやりこちらの御本尊様は凄い。

圧倒的な存在感はもとより、
その厳しくもありながら慈悲深い表情を見ていると救われる気持ちになります。

このような表情は人では有り得ない。

この表情を見て心が癒されるからこそ、
人は仏様に救いを求めているのでしょうね。


【礼堂】







【遠景】


舞台から見る景色がこれまたいい。


【五重塔】









【六角堂寫經殿】






ここのシャクナゲがお気に入りでございます。

六角堂の次は本坊へ向かいます。


【牡丹】



















【閼伽井】





【本坊】






本坊の拝観はありませんでしたが、
奥に見える真っ赤な春紅葉が床に映り床紅葉がとても美しかったです。


【御朱印】





【牡丹】


長谷寺近くの店で買った牡丹が見事に咲きました。

牡丹の栽培は難しいけど来年も咲くといいな。

おふさ観音(2013年2月3日参拝)

2013-03-04 | 大和七福八宝巡り
安倍文殊院参拝後、
同じく大和七福八宝巡りの札所の一つであるおふさ観音へ。



所在地:奈良県橿原市小房町6番22号
宗派:高野山真言宗
御本尊:十一面観世音菩薩
創建:慶安3年(1650)
開基:妙円尼
札所:大和ぼけ封じ霊場、大和七福八宝めぐり、大和十三仏霊場8番


【由緒】
その本堂が建つ辺り一帯は、かつて「鯉ヶ淵」と呼ばれる大きな池でありました。

時は慶安3年(1650)4月、ある日の早朝のこと、この地で暮らす「おふさ」という娘さんが、
鯉ヶ淵のそばを歩いていると白い亀の背中に乗った観音様が目の前に現れたのです。
おふささんは池のそばに小さなお堂を建てそこに観音様をおまつりすることにしました。

その観音様は色々なお願い事をかなえてくださるとして、
近くの村人たちに厚く信仰され大切にまつられました。

やがて誰からともなく「おふさ観音」と呼ばれるようになったといいます。

明治時代になり「観音様のために、大きな本堂を建立しよう」という計画が持ち上がりました。
そして様々な人たちが協力して寄付を集め、無事、現在の本堂が建てられたのです。
完成した本堂には高野山からお坊さんを紹介していただきました。

おふさ観音は多くの人たちに愛され続け現在の高野山真言宗別格本山へと発展。

時の権力者や特別な地位の人によって建立されたのではなく、
市井の人たちの手によって建てられ守られてきたお寺です。
そして、日々の悩みや苦しみに寄り添う庶民信仰のお寺として今もあり続けています。


【山門】


山門の手前に駐車場が3台分ほどありますが、
細い道で対向車が来たらキツイです。

寺より150メートル先にも駐車場がありますので、
そちらを利用された方が気は楽です。


【鐘楼】


先代の鐘は第二次世界大戦のために供出。

奈良は空爆されなかったけど、
ここにも戦争の影響が及んでいたんですね。


【本堂】




本日は拝観料300円支払って本堂に入ってみた

御祈祷されてる方々が沢山。

さすが高野山真言宗別格本山だけあって信仰が篤いようです。

堂内が撮影禁止かどうか分からなかったけど、
人が沢山いたので撮影はしませんでした。


【大師堂】


弘法大師と普大士尊(もの忘れ封じの神様)、庚申尊が祀られています。


【三宝荒神堂】



【恵比寿尊社】


大和七福八宝の神様である恵比寿天が祀られています。


【西諸尊堂】


玉置の大神(活力創造)、愛染明王(縁結び)、弁財天(芸道上達)の諸尊が祀られていました。


【東諸尊堂】






地蔵菩薩(子供の守り神様)、正市井稲荷大明神(五穀豊穣)、
弥勒尊石(衆生の救済)、福の神(福徳円満)の諸尊が祀られていました。


【金毘羅尊社】



【御朱印】


安倍文殊院(2013年2月3日参拝)

2013-03-03 | 大和七福八宝巡り
大神神社を後にし大和七福八宝めぐりの札所である安倍文殊院へ。

こちらに参るのは約2年振り。
何と言っても男前な御本尊様にお会い出来るのが楽しみです。


所在地:奈良県桜井市阿部645
宗派:華厳宗
御本尊:文殊菩薩
創建:飛鳥時代
開基:安倍倉梯麻呂
札所:大和ぼけ封じ霊場、大和十三仏霊場 3番、大和七福八宝めぐり、神仏霊場巡拝の道 第34番


【略記】
西暦645年(大化元年)に安倍一族の本拠地の中心地であったここ阿部の地に、
大化の改新新政府の左大臣となった安倍倉梯麻呂公が安倍一族の氏寺である
安倍寺を建立したのが始まりである。

7世紀の安倍一族の勢力は最高潮を迎え一族の力を誇示する意味も含めて、
安倍寺は法隆寺式七堂伽藍配置の大寺院として威風堂々の姿で建立されたのである。

平安時代に安倍晴明が誕生し没後に「魔除け災難除けの神」として祀られるようになると
一般庶民を含めた祈祷の寺の色彩を強めていった。

平安時代中期頃の安倍寺は奈良十五大寺の一つとして挙げられており、
寺坊四十九坊の存在が記録として残されている。

しかし当時隣接して勢力を誇った現在の談山神社の前身である
多武峯妙楽寺衆徒の襲撃によって安倍寺は全山消失の憂き目に逢うのである。

かくして本山の安倍寺は再建される事無く別所寺院の現在地に統合された。

晴明公没後、彼は「文殊菩薩の化身」という信仰が世間に広まった事から、
当寺でも最大級の文殊菩薩像が快慶によって造られ全国的に信仰を得ていくのである。

二十八坊の寺運を誇るも永禄6年(1563)、松永弾正の兵火に逢い一山ほとんどが灰燼に帰した。

幸いにも文殊菩薩他三体の像は災を免れた。

その後、寛文5年(1665)に本堂と礼堂が再建。

創建以来1360年余の星霜を経ているが「あらゆる願いを叶えるご祈祷の寺」として
常に一般道浴の信仰を集め今日に到っている。


【表山門】


有料駐車場とは反対の場所に有る為、
いったん境内を横切り山門へ。

めんどくさいけど山門から入るのが私の流儀である。
ってそんな偉そうなもんじゃないけどね。(^^

下馬の石碑が豪快ですね。

下馬しやがれ!って感じですね。(笑)


【参道】



【お地蔵さん】



【礼堂】



【本堂】



こちらにあの文殊菩薩様がおられます。

一番最初に訪れた時は本堂内には入りませんでした。

いくら抹茶とらくがん付きとはいえ拝観料が700円と結構ヘビーな金額だし、
飲みたくもない抹茶が出されるから。

抹茶なんか要らないから拝観料を安くしてくれと思ったもんです。(苦笑)

でも次に訪れた時は拝観料を渋々支払って見たよ。

そしたら前回入らなかったことを後悔した。

要らない抹茶を飲んででも文殊菩薩様を見ないと損すると思ったよ。

それぐらい快慶作の文殊菩薩像だけあって本当に素晴らしい。


【抹茶とらくがん】


はやる気持ちを抑える為か本堂を参る前室でいただきます。

飲みなれてくると抹茶も悪くないですね。


【文殊菩薩】


堂内撮影禁止なんでネットで拾った画像です。

思ってた以上に大きくて何と言ってもキリリとした男前ぶりは、
他の仏様の追随を許さない。

文殊菩薩だけあってブサイクだと説得力が無いもんね。


僧侶と祈祷者以外入れない大収蔵庫の入り口の前に陣取り、
30分くらいは見ていたでしょうか。

本当に全く飽きません。

さすが天才仏師快慶作ですね。

よくぞ現代まで残ってくれたものである。


【釈迦堂】


本堂と繋がっており釈迦三尊像が祀られていました。


【本坊】



【鐘楼】



【稲荷社】




安倍晴明誕生秘話にまつわる「くずは稲荷」として祭られています。


【文殊院西古墳】




安倍倉梯麻呂公の墓と伝えられているそうです。



玄室には弘法大師お手作りとされる願掛け不動の石仏が祀られていました。

それにしても石の切り方、組み方が凄い。

まるで現代に造られたかのようです。


【仲麻呂堂】


有料なんでいまだに入堂したことございません。


【金毘羅大権現】





【十一面観音像】





【弘法大師像】







【閼伽井古墳】







【白山堂】




重要文化財。

白山菊理姫が主神として祀られている鎮守社。


【ウオーナー博士供養塔】




有難うウオーナー博士。


【ジャンボ花絵】



【天文観測の地】



【安倍晴明堂】





【不動堂】



【御朱印】